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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
第8回湧き上がる音楽祭 in 北九州 オーケストラ演奏会

・モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調 KV.622
・ベートーヴェン:ロマンス第2番ヘ長調
・ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調 作品67「運命」


バセットクラリネット独奏:タラス・デムシチン
ヴァイオリン独奏:武内麻美
タラス・デムシチン指揮、ベートーヴェン・シンフォニエッタ

 

2017年8月11日(金)、戸畑市民会館大ホール
 

ベートーヴェン・シンフォニエッタは、2014年に創立されたオケで、指揮者のデムシチンは九響の首席クラリネット奏者。この人は今年1月の北九州伯林的管弦楽団の演奏会でも指揮しているのを聴いており、精力的に活動しているようです。


1曲目は、デムシチンの弾き振りじゃなくて吹き振りによるモーツァルトのクラリネット協奏曲。モーツァルトでもとびきり美しい曲ですが、聴く機会はそれほど多くなく、普通のクラリネット(モーツァルトの場合はA管)とバセット・クラリネットでどう違うのか、みっちはよく知りません。おそらく、バセット・クラリネットの方がオリジナルに近いのでしょう。この楽器は通常のクラリネットより大きく、低音域が拡大されていますが、バセットホルンのようなくぐもった音色にはならないようです。おかげで終始明るい表情で楽しめました。
 

2曲目は、当初メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が予定されていましたが、ソリスト(コンミス)が故障したらしく、ベートーヴェンのロマンスヘ長調に曲目変更。この曲ならテクニック的に問題ないということ? 伸びやかな独奏ヴァイオリンを聴かせてくれました。


3曲目はベトベン「運命」ですが、正月に聴いたタコ5のやりたい放題だった印象から、おそらく速いか遅いか、どちらにしても両極端だろうと予想していました。結果は速い方。もともとベートーヴェンのメトロノーム指定は速すぎるといわれますが、それを忠実に守ろうとしたのか、あるいは演奏可能な速度の限界に挑戦したのか。比較的普通に近かったのはスケルツォ主部くらいで、あとは全楽章息もつかせないような駆け足でした。第1楽章の出だしなど、速すぎてタタタターがタタターに聴こえたぐらい。第1楽章や第4楽章では提示部を繰り返していましたが、それもあっという間に過ぎていきました。第2楽章はもう軍隊行進曲かと。正直、この楽章ぐらいはもうちょっと味わわせてくれてもよかったんじゃ? オケはがんばったと思います。第2楽章のチェロとかスケルツォ中間部のコントラバスとか難所がたくさんあったと思いますが、破綻がなかったのは立派。フィナーレではピッコロが随所で存在感を見せていて、とても効果的でした。
 

アンコールはモーツァルトの「トルコ行進曲」のオケ版。だれのアレンジでしょう? デムシチン自身かも。木管にメロディを持たせ、弦のリズムに金管が突撃ラッパ風な合いの手を入れるというパターンで楽しい編曲になっていました。ちなみに、一緒に聴いた奥方の感想によると、デムシチンは管の人だけあって、息の吸い方がすごいってf^^;。そこお!

posted by みっち | 23:08 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
第8回湧き上がる音楽祭 in 北九州 コンチェルト演奏会1

・プロコフィエフ:古典交響曲(交響曲第1番)ニ長調 作品25

・リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調
・シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 作品47

 

ピアノ独奏:折居吉如
ヴァイオリン独奏:森山まひる
楠本隆一指揮、湧き上がる音楽祭祝祭管弦楽団

 

2017年8月5日(土)、北九州市立響ホール
 

「湧き上がる音楽祭」も今年で8年目。初日のコンチェルト演奏会に行ってきました。
 

1曲目はプロコの「古典」。この曲は演奏したことがありますが、難しく、とくにフィナーレは演奏至難だった記憶があります。響ホール合奏団を主体にしたオケはさすがにうまく、張りのある音で聴かせました。オープニングを飾るにふさわしい演奏だったと思います。弦は7、7、5、5、2という編成。
 

リストのピアノ協奏曲は、昔日本フィルの定期演奏会でカツァリスが弾いたのを聴いて以来。あのときはつまらん曲だとしか感じなかったのですが、このごろリストを面白く思えるようになっています。ピアノソロは、長身で細身。若いころのリストもこんな感じだったのではないかと思える赤い裏地の上着、赤いシャツで登場しました。ハンガリーに留学していたようで、リストは得意とするところ? 颯爽と弾きこなしていました。鮮やかな演奏で、アンコールのラ・カンパネラも妖しさ十分。まだ初々しく、舞台慣れしていない様子でしたが、すぐに婦女子を悩殺するようなソリストになってしまいそうな予感。
 

後半のシベリウスは、今年17歳になるというソリスト。水色のドレスで体は小さくまだあどけない印象ですが、演奏ぶりは実に堂に入ったものでした。技術といい歌わせ方といい集中力といい、もう立派な演奏家といっていい。シベリウスにしては音色がちょっと温かいかな、と思いましたが、音量豊かによく歌い込んだ結果のようで、お見事。感動的でした。アンコールはバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第3番のラルゴで、これもまた素晴らしく、音色的にはこちらの方が合っていたくらい。北九州からは南紫音のような若手ヴァイオリニストが出ていますが、彼女もすぐ追いつきそう。
 

若き二人の演奏家の今後の活躍に期待します。演奏はよかったのですが、客席がガラガラだったのはもったいない。宣伝が足りなかった? 今年の「湧き上がる」には、あともう1回行く予定。

posted by みっち | 16:16 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
スマホデビュー

ずっとガラケーだったのですが、先月末に家族がドコモからソフトバンクに乗り換えたのに伴い、スマホを持つことになりました。機種はXperia XZ。ソニー製で、最新のXZsよりひとつ前のモデル。ソフトバンクではこれが叩き売り状態らしく、奥方がピンク、エントっ子がブルー、みっちがプラチナ(シルバーにしか見えないんだけどf^^;)と、同じ機種の色違いを選びました。エントっ子はiPhoneを狙っていたようで、みっちはどうせ電話かメールしか使わないので宝の持ち腐れというやつで、機種はなんでもよかった。京セラのDIGNOの方が安かったのでそれでいいやと思っていたのですが、奥方から「おそろいにしなさい」と一喝されました。はいっ(爆)。

 

まだ操作に慣れておらず、指先に潤いがないためか、画面にタッチしても反応してくれなかったり、そういやこのごろ楽譜もめくりにくいぞ! とスマホになってイライラ感が募るきょうこのごろですが、メール画面はガラケーより広くなって読みやすい。せっかくなので、家族でラインだけはできるようにしました。

 

あと、アマゾンでスマホケースを買いました。こっちは家族バラバラで、エントっ子は猫居酒屋、奥方はト音記号の絵柄。みっちは栃木レザーの手帳型があったのでポチリ。以前、石田製帽のパナマ帽に使われていたベルトが栃木レザーだったことが頭に残っていました。製作が追いついておらず、最悪1ヶ月くらいかかるかもしれないという連絡がありましたが、10日ほどで送ってきした。思ったより早かった。携帯の色に合いそうな緑色を選んだところ、深みのある色で、革のいい香りがします。質感が高く、気に入りました。ボタンなどのない、ごくシンプルなタイプで、普通に置くと半開きになりますが、なじんでくると閉じるのかな? とりあえずいまは裏返しにして置いています。

 

posted by みっち | 23:53 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
玄関リフォーム

わが家の玄関ドア、窓、門扉の3箇所をリフォームしました。

 

画像左のものがリフォーム前の玄関内側。午前9時くらいで照明を点けないで撮っています。玄関ドアは外側の表面にサビが出て見苦しく、採光窓はあるけどちょっと暗い。左側の窓は北向きで、隣家のコンクリート擁壁に面しているため景観も✕。砂ぼこりも飛んでくるため、常に締め切っています。このため、玄関の靴箱などはカビやすい状況。そこで、玄関ドアに通風機能を持たせ、窓ははめ殺しの装飾窓にしようと考えました。ついでに、玄関照明をドアに合わせて新しくLEDに取り替え、さらに門扉を照明灯付きの鋳鉄タイプにするという計画です。

 

玄関ドアは、採風・採光という条件で選びました。できれば明かり窓を大きく採りたいところですが、デザインと採風・防犯との兼ね合いで決定。色はマホガニー調です。前のドアは黒に近いグレーブラウンで、見た目にも暗かった。最近の木目調はよくできています。結果的に、断熱性能が付いたタイプになりましたが、その効果のほどは冬にならないとわからないかもf^^;。

 

装飾窓は、決まるまでいちばん時間がかかりました。「ニューステンド」という、ステンドグラスっぽい絵柄の入った1枚ものがあり、カタログでは本来もっと大きなサイズから一部を切り取る形で取り込みました。どの絵柄のどの部分を活かすかを、工務店を通じてメーカーとやりとりしたのですが、こちらもなにがどのように加工できるか知らないわけで、意図が先方になかなか伝わらず、送られてきた下絵を見て「違うだろーっ!」(爆)。そんなことはいってませんが、最終デザインになるまで4往復くらいしました。しかも、実物を見ないままイメージだけで選んでいるため、実際に取り付けられるまでまったく自信なしでした。

 

アフターが右の画像。ビフォー画面とほぼ同じ時間帯です。なにが変わったん?とかいわないよーに。採風は、ドアの中ほどが網戸式のスリットになっていて、ロック可能なガラス戸で開閉できる仕組み。これはいい。スリット自体の面積は以前とそれほど変わっていませんが、透過性が違うようで、足元などがはっきり明るくなりました。ニューステンドはほぼイメージどおり。絵柄の花の部分はもっと赤いかと思っていましたが、落ち着いた配色です。あえていえば、背景のいちばん色の薄い箇所をすりガラス風に透明度を高めてくれたらよりきれいかも。外光を受けての輝き具合は予想以上でした。

 

玄関照明や門扉もカタログを見て選んだだけなので、実物で雰囲気がちぐはぐにならないか心配していましたが、結果は良好です。門扉に付いた照明灯のおかげで、外の階段からアプローチまでの動線が夜暗かったのが見えるようになりました。奥方も気に入ってくれたようで、やれやれ。

posted by みっち | 23:37 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
新型カムリ試乗

トヨタカローラ店で先日フルモデルチェンジしたカムリに試乗させてもらいました。グレード3種類のうち中間のG、塗装はグラファイトメタリックで、みっちのCX-3チタニウムフラッシュマイカと同系色。でも比べるとカムリの方がキラキラ光っていて値が張ってそう。


写真では見ていたので予想は付いていましたが、かっこいいプロポーションです。サイズはマツダ・アテンザとほぼ同じで、スタイリッシュさもほぼ同等。担当の方の話では、いまセダンはマツダにかなり食われているそうで、アテンザを相当意識しているらしいことは、塗装を赤にするとよくわかる。フロントマスクは最近のトヨタらしいヒゲクジラ風ですが、見慣れてきたせいもあってか、まあまあに思えます。
 

乗り込む際には、モデルチェンジで車高が低くなっているわりにはそれほどかがまなくても大丈夫でした。CX-3と並べてみてもちょっとだけ低いくらい。フロントドアが重く、高級感があります。フロントウィンドウの視界は広く、快適。横幅が184cmと広くなっていますが、運転席からはそれほどのワイドさは感じられず、取り回しや見切りはよさそう。シートの調整は、座面の前後、高さ、傾斜、背もたれなどがすべて電動で細かくセットできます。慣れないと、思わず触ってしまって違うところが動きますf^^;。足元ではアクセルがオルガンペダルになっているのもマツダを意識している現れでしょう。
 

内装は、インパネはいろいろ触ってないので操作性まではわかりませんが、デザインは悪くない。センターコンソールも容量が大きいなあ。助手席前とセンターコンソール前のカップホルダーにタイガーアイ調の装飾板を張っているのが特徴で、これ自体はなかなかかっこいいのですが、2箇所だけなのはなぜ? ドア周りはむしろ簡素で、車種・グレードの割にはプラスチッキーでした。
 

エンジンは2500ccのハイブリッド。現状これしか選べません。ハイブリッドなのでスイッチを入れてもエンジンはかからず無音。でも、これまで乗ったプリウスやアクアと違うのは、踏めば応える素直なレスポンスで、エコ性能優先ではない、排気量なりの余裕を感じさせること。ハイブリッドなのにブレーキングでカックンすることがないのは驚きました。足回りは、ギャップはよく拾いますが、収束が早く安定感に優れています。ワイドに踏ん張った感じがありますが、コーナリングはいかにもトヨタらしい鷹揚なもので、マツダのようなトレース感はありません。サイドブレーキが省略されている(パーキング位置で自動的にかかる)のは、最近のレクサスなど高級車からの流れらしい。とても暑い日でしたが、エアコンの効きは非常によく、充電のため送風になったりすることもありませんでした。一般道で不足を感じることはないでしょう。高速は走っていないのでわかりませんが。
 

助手席に座ると室内の広さが実感できます。後部座席も余裕ですが、頭上はそれほどありません。トランクルームは広いだけでなく奥行きがあり、もしかしたらチェロケースが2台分縦に入るのでは?と思えるくらい。それはちょっと大げさかf^^;。正直、みっちの生活環境からするとサイズが大きすぎるし、なんやかやで400万円は高すぎる。とはいえ、もしこれが2年前に出ていたら、どうしようか悩んだかもしれないと思うくらいの魅力はあります。噂では、来年あたりカローラがフルモデルチェンジし、大きくなるらしく、そうなるとまた射程内に入ってくるかも。

posted by みっち | 23:27 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
オペレッタ『天国と地獄』公演

・オッフェンバック:オペレッタ『天国と地獄』(コンサート形式ダイジェスト版:日本語上演)


中島桃子(ユリディス)、中村弘人(オルフェ)、和田茂士(ジュピター)、寺田剛史(プルート)、江崎裕子(世論女)、木村健二(世論男)、今村貴子(キューピッド)、田坂哲郎(ジュノー&ハンス)、宮崎希世子(ダイアナ)ほか
 

松村秀明指揮、響ホール室内合奏団
 

2017年7月9日(日)、北九州市立響ホール
 

「響ホールフェスティバル2017」と銘打っての催し。物語は、ギリシア神話のオルペウスが冥界に下り、毒蛇に噛まれて死んだ妻エウリュディケーを救い出そうとした話が元ネタで、『天国と地獄』では夫婦仲は冷え切っており、「世論」の圧力でオルフェが不承不承ユリディスを連れて帰ろうとするパロディーになっています。これにオリュンポスの神々の「地獄めぐりツァー」が絡んでドタバタ劇が展開されます。原題は『地獄のオルフェ』ですが、オルフェにそれほど存在感はなく、『天国と地獄』はいい邦題だと思います。


オペラと比べてもオペレッタは実演に接する機会がなかなかありません。以前観たのは『こうもり』のやはりダイジェスト版。今回は、ステージ奥にオケが乗り、歌手たちは基本その手前で演技するのですが、客席や通路まで使って立体的な演出になっていました。セットといえるのは二組のソファだけ。出演者は歌手だけでなく、舞台役者やダンサーなどがそれぞれ持ち味を活かしての役柄となっていました。ウィキペディアの『地獄のオルフェ』では配役に数えられているマルスやメルクリウスなどの神の一部は登場せず、情景がいくつかカットされている模様。ミノス、アイアコス、ラダマンテュス三兄弟も、おそらく天上の神々の地獄ツァーで登場するんでしょうが、本筋にあまり関係ないところで省略されたようです。その結果、2幕ものですが約1時間半となり、休憩を入れずに通して上演されました。
 

設定はきわめて現代的で、最初に登場する「世論」は男女のペアで時事ネタを盛り込みつつ漫才のような掛け合いを見せます。オルフェは作曲家で、本来はヴァイオリンを弾くみたいですが、ここではコンマスが代わりに演奏します。ここでヒロインのユリディスが「クラシック音楽大嫌い!!」と喚き散らすシーンが秀逸。いやあの、一応クラシック音楽だよね、これ(爆)。あと、プルートが人間界で変装していたアリステは農夫ではなく、ペットショップの店員になっています。ちなみにアリステとはギリシア神話のアリスタイオスで、実際エウリュディケーとは因縁の間柄。同じくプルートの子分ハンスはチャラ男で、ギリシア神話のステュクスらしい。このあたり、元ネタがしっかりしていることに感心しました。
 

プルートが神々に差し出すのが別府の「地獄」土産や辛子明太子だったり、小ネタも決まっていました。とくにジュピターがエウリュディケーに会うためにハエに変身し、デュエットで「ズズズズ」とやる場面は場内大ウケ。このシュールなギャグは時代を超えたインパクトがあります。ノリの軽いジュピターがチャーミングでした。ラストはジュピターの雷の一撃により、オルフェのミッション見事に失敗。大喜びのオルフェとユリディスf^^;。キューピッドも愛嬌のあるダンスで舞台を盛り上げていました。おなじみのフレンチカンカンは、序曲の終わりと終曲、そしてアンコールと3回演奏されました。
 

日本語上演ということで、セリフだけでなく歌も日本語。歌手たちの努力もあったのでしょう、けっこう聞き取れました。昨年は『メリー・ウィドウ』だったらしい。レハールも観ておけばよかったと思わせる楽しい舞台でした。

posted by みっち | 22:11 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
シロアリ騒動

先月のこと、わが家2階の子供部屋にシロアリらしき虫が発生して騒ぎに。エントっ子が来てくれと訴えるので、部屋を見たところ、壁や天井に数匹、上から落ちたものか床にも数匹いました。虫の1匹くらいどうってことないけど、数が多くなると気持ち悪い。しかもシロアリだとすると放っておけません。目視できる範囲で処分し、天井の隅に2、3匹集まっていたので、そこから出てくる可能性を考えて殺虫剤を吹き付けました。ただし、壁の裏側はみっち部屋の収納スペースであり、そっちには虫がいませんでした。でも天井裏に巣があるってことも考えられる。


以後気をつけるようになり、翌朝階下のダイニングや洗面所付近でも死骸を発見しました。なぜ死んでいるのかはわかりませんが、前夜からおよそ10匹ぐらいはいた勘定になります。ネットで調べたところ、形状からしておそらくはイエシロアリです。こいつは天井にも巣を作るタイプらしく、不安。ちょうど家の玄関周りのリフォームを計画中だったところで、相談していた工務店を通じて業者さんに来てもらいました。

 

ざっと見てもらった結果、巣はなく、家の近くから飛んできたものだろうということでした。シロアリはこの時期活動が盛んで、こうした相談が多いそうです。行動パターンとして、夜に羽アリタイプが明かりをめざして飛来し、羽を落として今度は明かりを嫌う性質になるとのこと。2匹つがいで行動し、巣を作るとメスが女王アリになる。日に当たると死んでしまうらしく、1匹1匹の生命力は弱いみたいですが。もし巣ができていたらこのくらいの発見数ではすまないようです。なるほど、子供部屋は深夜まで明かりを煌々と点けていたし、窓を開けていたこともあったらしい。天井の隅に集まったり部屋のドアから外に出ようとしていたのは暗がりを求めてのことだったか。

 

ひとまずは安心。もし巣の駆除ということになっていたら、リフォームどころではなくなっていました。とはいえ、飛んでくるということはどこか近くに巣があるということであり、対策はした方がいいといわれました。いま、そっちに回す余裕はないんですがf^^;。とりあえず簡単にできるものとして、子供部屋の出窓のレースカーテンがアーチ型の露出が多いタイプだったのを2枚合わせの「遮像」タイプに変更しました。侵入防止の足しにはなるかと。別に換えなくても、レースの手前にもう1枚ある厚手のカーテンを引けばいいだけなんですけど、それだと出窓に飾っているガンプラが見えなくなるって(ーー;)。

posted by みっち | 12:07 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
東芝グランドコンサート2017

・ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番 ハ長調 作品72b
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第3番 ハ短調 作品37
・R.シュトラウス:交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」 作品30

 

ピアノ独奏:アリス=紗良・オット
クシシュトフ・ウルバンスキ指揮、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団

 

2017年3月14日(火)、アクロス福岡シンフォニーホール

 

平日でしたが妻と海外オケのコンサートに行ってきました。NDRエルプフィルとは聞き慣れない名前ですが、旧称ハンブルク北ドイツ放送響で近年改称したものらしい。ヴァントとの縁が深かったオケですね。指揮者のウルバンスキは、ウィキペディアによればポーランド出身で1982年生まれの34歳。アントニ・ヴィトに学んでいたということは、先頃亡くなったスクロヴァチェフスキの孫弟子ということか。ピアニストのアリス=紗良・オットはドイツ出身、日本人とのハーフで1988年生まれの28歳。二人とも若い。

 

というようなことは、後で確認してわかったことで、会場ではプログラムが有料だったため、ろくに予備知識もないまま聴くことになりました。仕事を抜けて移動していたこともあり、曲目もメイン以外は覚えてない状態でした。で、レオノーレ序曲が始まった瞬間、まごうことなきドイツの、ベートーヴェンの響きに一気に引き込まれました。弦のユニゾンに芯があり、ピアニッシモでのノンヴィブラートが実に美しい。打楽器や管楽器の和声は決して出しゃばらず、しかし十分に音楽の厚みとして伝わってきます。メロディーをそんなにがんばって弾くことはありませんが、存在感をしっかり際立たせているのは、アンサンブルの精度が高いからでしょう。この曲にこんな魅力があったとは、と思わせてくれる素晴らしい演奏でした。ウルバンスキの指揮姿は長い棒と左手の優雅な動きが特徴で、主部やコーダの白熱でも激しいそぶりを見せません。クレツキやスクロヴァチェフスキなど、個人的にポーランドの指揮者に相性がいいということもあるのかもしれませんが、気に入りましたf^^;。

 

弦はステージに向かって左からVn.1、Vc、Va、Vn.2という「対抗配置」。Cbは1stヴァイオリンの後ろでした。演奏中に何度か声が聞え、コンバスの端の奏者が客席を睨んでいるのでおかしいなと思っていたところ、序曲の終了後に1階GS席の男性がひとり係員に退席させられていました。招待券でももらってほろ酔い気分で気炎を上げていたものかと推測。

 

ピアノ協奏曲では、背中がほとんど空いた黒いドレスのオットが登場。2階席だったので表情まではわかりませんが、まるでモデルのような体型です。奥方の指摘では、靴を履いていなかったとか。ただし、演奏はいささか物足りなかった。ピアノがこもったような響きでよく鳴っていない。これはホールのせい? それともステージ配置の関係? 第1楽章が平板で、生彩あるオケの添え物のように感じました。アタッカで入った第2楽章ではやや持ち直し、思い入れを表出できていました。この楽章は、ベトベンが書いた曲の中でももっとも美しいものの一つですからね。しかしフィナーレはまた第1楽章とあまり変わらない印象。オケの聴かせどころは満載で、途中のフガートのところとか、堪能できたんですが……。アンコールで「エリーゼのために」を弾いてくれました。

 

『ツァラ』全曲を実演で聴くのはたぶん初めて。自宅のオーディオでも30年ぶり?というぐらい聴いてませんでした。冒頭の1分間だけはみっちも演奏した経験がありますf^^;。オルガンはステージ後方右寄りに奏者がいて、さらに後方左右のスピーカーから音が出ています。パイプオルガンではないので、風のような重低音にはなりませんが、音量的にはしっかり聞えました。有名な冒頭は、むしろ渋め。全曲ということもあるでしょうけど、ウルバンスキはもともと派手なことをやる人じゃないみたいです。ティンパニの連打も強弱はしっかり付けますが、豪快にぶったたくことはないし、金管も突出しません。ここからは、弦トップの室内楽から次第にプルトを増して全合奏に広がっていくのが視覚効果もあって見事。生で見ないとわからないこともあるなあと実感。途中にはコンバスの中だけのアンサンブルもあり、リヒャルトですから技巧的にも難しいはずですが、求心力を失うことなく、最後まで一気に聴かせました。面白くて眠くなるどころではなかった(爆)。

 

アンコールはワーグナー『ローエングリン』第3幕への前奏曲。華々しい曲ですが、ウルバンスキの指揮はここでも落ち着いたもので、例の金管のフレーズは煽ることなく整然としており、輝かしい弦との絡み方が有機的。中間のチェロも聴かせました。『ツァラ』でもチェロのトップがかっこよかった。ラストに「禁問の動機」が付いたアレンジもこの人らしい。みっちのとなりの男性がブラボー連呼していましたが、アンコールでやってるところ、わかってらっしゃる! これはすごいものを聴いた。ウルバンスキ、今後に注目です。

posted by みっち | 20:45 | 近況 | comments(2) | trackbacks(0) |
ミヒャエル・ハイドン「聖レオポルドのためのミサ曲」

日曜日、妻が所属する女声コーラスの演奏会があり、ミヒャエル・ハイドンの「聖レオポルドのためのミサ曲」にチェロで参加しました。北九響からはヴァイオリン、チェロ、ホルンが各2人、これにオルガンを加えたアンサンブル。楽譜の編成指定ではホルンは任意となっており、録音ではホルン抜きのものもありますが、あった方が楽しいと思います。

 

全体はト長調で、クレドのみト短調。穏やかで短いキリエ、楽しげで活気のあるグローリア、劇的なクレドはいちばん長く、全曲の中心になっています。サンクトゥスはゆっくりした部分とプレストの2部構成、ベネディクトゥスは装飾的な動きが目立つ前半と、サンクトゥスの後半が戻る2部構成になっています。最後のアニュス・デイが充実しているのも特徴で、中盤ではテンポを速めてチェロの8分音符による上昇から下降で大きな山形を描きます。後半、パーチェム(平和)を強調しているのは、当時作曲者がいたザルツブルクをめぐる状況の反映ともいわれます。声楽は合唱だけでなく、ソプラノ、メゾソプラノ、アルトの独唱や二重唱がところどころで入って単調になりません。

 

ヴァイオリンは絶えず細かい音型で動き、3本の弦を同じ指でブリッジするような箇所が連続したりで、とても弾きにくいらしい。「モーツァルトなら指使いがある程度予想がつくのに、弟ハイドンではそういかない。おそらく鍵盤楽器の人でヴァイオリンの経験がないのでは?」と指摘していました。チェロはそこまで難しくありませんが、休みがないのは同じで、ときおり動きががらっと変わる(歌詞内容とリンクしているらしい)、そういうところで流れを確実にものにできるように練習してきました。あと、指揮者の中山先生が振るたびにテンポが違うので、油断できないf^^;。「自発性が勝負」といわれていて、おそらくは指揮と演奏が互いに触発し合うようなセッションを理想としておられるのでしょう。どこまで応えられたか……。

 

せっかくのアンサンブルなのでもう1曲ということで、「アルビノーニのアダージョ」をオルガンと一緒に7人で演奏しました。特殊な編成なのでなにをやろうかと困っていたんですが、吹奏楽用の編曲を流用して使いました。一時はヘンデルの「水上の音楽」という話もあって、一度やってみたところ、忙しいわ難しいわでビビりまくり(爆)。ボツでよかった。

 

合唱といえばピアノ伴奏が一般的で、こんなアンサンブルでやること自体めったにないでしょう。とくにホルンの響きは新鮮だったのでは? ホルンの後ろで歌っていた人は、その音圧に驚かされたようです。オケでもトロンボーンの前はいろいろあるらしいから(爆)。お客さんからもコーラスのメンバーからも大変喜んでもらえたように思います。ぜひまた呼んでください。さあて、これまでサボっていたファリャ「三角帽子」とベトベン「エロイカ」の練習に本腰を入れなければ。

posted by みっち | 19:47 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
第26回西南学院OBオーケストラ定期演奏会

・ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
・プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
・サンサーンス:交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」

 

中田延亮指揮、西南学院OBオーケストラ

平成29年2月19日(日)、アクロス福岡・福岡シンフォニーホール

 

このところ、西南オケの演奏会にしょっちゅう行っている気がするんですが、定期演奏会は年1回で、昨年はこれとは別に創立100周年記念でマーラーの「復活」があったから。

 

全曲フランス物のプログラム、ベルリオーズの序曲で華やかに始まりました。弦は、ヴァイオリンのプルトが多く、1stの前列が6。2ndはよく見えませんでしたがそれ以上あったように思います。だからといってモヤモヤすることはなく、厚みのある響きで楽しめました。しかしこの曲、いまでも構造がよくわかってないf^^;。

 

プーランクを生で聴くのは初めてで、楽しみにしていました。きれいなアンサンブルで、とくにトランペットがキレがあってよかったです。ラグ・マズルカとアンダンティーノが少し遅めのテンポで、眠くなりました。ホールの残響が長いのでこのテンポだったかもしれませんが、アンダンティーノはまだしも、ラグ・マズルカはもうちょっとキビキビ進めた方がよかったかも。

 

ホール備え付けのオルガンがないところで「オルガン付き」をどう演奏するのか、答えは、ステージ後方左右に置かれたスピーカーでした。オルガン奏者は金管隊たちと並んで演奏するので、離れたところで弾くよりやりやすかったでしょう。パイプオルガンとは響きが違いますが、音量バランスはよかったと思います。第1楽章前半は弦の刻みが難しそうで、出だし危うい感じがしましたが持ち直しました。管楽器とよくシンクロさせていて聴き応えがありました。第2楽章からは、ティンパニの連打と決めがかっこよかった。チェロは目立つところが少ないですが、もうちょっと主張してくれたらと思いました。配置がステージに向かって右側で、客席に対して横向きになってしまうというマイナスを差し引いても、なんかもうひとつ燃えるものがほしい印象。

 

アンコールは、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」とベルリオーズ「ラコッツィ行進曲」。ラヴェルはホルン独奏がよれよれで残念。ベルリオーズだけでよかったのではf^^;。

posted by みっち | 19:47 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |