ウィキペディアの新着記事でこれを見たの、9月だったかな? 気になっていて、アマゾンでペア2,300円程度だったのをポチりました。
独身時代にバー通いしていたころは、シングルモルトはショットグラスで提供されていました。それでみっちもショットグラスのコレクションが少々あるわけですが、時代は変わり、このごろはテイスティンググラスで飲むようになってきているみたい。
そもそもテイスティングなどはそれが仕事の人に任せるべし。酒は気取らず飲んでうまけりゃそれでいいじゃん、などと思っていたのですが、持ってないのもなんだかカッコ付かない感じで見栄張り感情が疼くし、なにしろ値段が安いのに釣られました。
で、手持ちのグラスいくつかと記念写真ですf^^;。中央がグレンケアン。手前の二つは使用頻度が高いショットグラスの代表ということで。グレンケアンの左は足つきのショットグラス。これがいちばん値段が高い。右はシェリーグラスですが、これでもウイスキーいけます、
グレンケアンは凝った装飾はなくごくシンプルですが、きれいな曲線と台の部分の厚みの重厚感で、とても1,000円台には見えません。実際にはカリグラスということで軽く、鉛入りのクリスタルのような重みはないのですが、透明度では遜色なく、指先で弾けばチーンという鳴りもしっかりあります。サイズ的にも手ごろで扱いやすく、モノとしての満足度は高い。
これでウイスキーを飲むと、グラスの形状が先すぼみになっているために香りがたまり、ショットグラスで飲むよりも嗅覚への刺激は大きい。テイスティングならまさにこれは利点ですが、個人で楽しむにはメリットばかりではないですね。スペイサイドやローランドのような淡麗辛口タイプならともかく、スモーキーで強烈なモルトの場合、酒が口に入る前からウッとなるくらいのインパクトがあります。好きな香りなら最高でしょうけど、苦手なタイプもしっかり増幅されます(爆)。
とはいえ、スコッチ好きなら持ってて損はない。しかしグラスを買うと、ウイスキーがほしくなるんだった(爆)。円安もあってかいま高いんだけど、どうしようかなあ。