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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
チェロ弦 ワーチャル「アンバー」

先週土曜日にマイ・チェロの弦を総張替えしました。今回は、ワーチャル社の新しい弦「アンバー」。スロヴァキアのメーカーで、ワーシャルと書かれることも多く、ネット表記にはブレがあります。特徴は、弦素材にスチールでなくシンセティック(合成繊維)を使っていること。以前、「ブリリアント」が好感触だったこともあり、試してみたかった。


なお、アンバーのA弦には「メタル」という別タイプがあり、シンセティックよりも耐久性を重視した弦のようです。どちらにしようか迷った結果、両方とも買うことにf^^;。4本セット+A弦メタルでも合計2万円を切る価格でネット購入できるのはありがたい。とりあえず4本ともシンセティックでそろえ、メタルは予備としています。いずれ使う機会があったら、また報告したい。
 

アンバーのテールピース側の飾り糸は、白地に金の巻きが入っており、紙ケースの意匠と一致しています。直前までの仕様弦は、A・D:ヤーガー・スーペリア、G・C:ヴァーサムという組み合わせ。約2年使った弦と新しい弦では、後者が有利なのは当然です。それを考慮に入れても、アンバーは音量が大きい。倍音成分の多い豊かな響きは楽器が喜んでいるかのよう。通常はこもりがちな内側のD・G線も両側と遜色がありません。
 

以前ブリリアントを試したときとの比較では、ブリリアントの張りが緩く、線は太かったのに対し、アンバーのテンションはスチールよりは緩いもののブリリアントよりは高め。線も太くなく、スチール弦に近づいた印象。ブリリアントは張りが緩い分、弾き方によってはビヨヨーンと歪む場合がありましたが、アンバーではそういうことはまずなさそう。音色は、太く豪快なブリリアントに対して、アンバーは輝かしく、A弦のハイポジまでよく伸びています。ブリリアントのA弦はアルミ巻きで最初のうちシャリ感がありましたが、アンバーはシルバー巻きで、この点も改善されています。総じて応用範囲が広く、扱いやすい弦だといえそう。
 

ブリリアント同様に、張ってしばらくは弦が伸びて音程が下がっていきます。3日目あたりまでは、弾くうちにも下がっている感じがありました。一週間経って、落ち着いてきました。テンションが低めな分、ペグが回しやすく、調弦はそれほど苦になりませんが、気になるところかもしれません。あとは耐久性ですが、スチール弦よりは寿命が短いのかな。
 

みっちの楽器「クー」は、シンセティックが合っているのかも。アンバーは定番弦になりそうです。

posted by みっち | 10:12 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
楽譜運び用トートバッグの中身

「いとしま応援プラザ」で購入したトートバッグ「Scatola」、さっそく今週から使い始めました。ほんとに軽く、肩にも掛けられて便利。

 

記念に、バッグの中身を大公開! って、見たい人いるんだろうか、こんなの。いや、チェロ弾きなら参考にするかもしれない。しないかも……。

 

写真右上がマイScatolaです。その手前に重ねているのはもちろん、いま練習中の定期演奏会用のパート譜。上から「運命の力」序曲、「4つの最後の歌」、「シェエラザード」、いちばん下はアンコール曲(未発表なのでモゴモゴ)。

 

パート譜の右側に並んでいるのは、黒いペンケース。左上に一部が写っているソファベッドの購入先、シノハラ製作所からオマケでもらったもの。中には2Bの鉛筆2本、自作のマグネット付き鉛筆キャップ、消しゴム、修正液が入っています。その下がエンドピンストッパー(ブラックホール)、松脂(ギヨーム)、チューナー。エンドピンストッパーや松脂は、最初はチェロケースのポケットに入れていましたが、練習ではケースを近くに置けないことが多いため、バッグに移動しました。いまケースに入っているのは楽器と弓以外はクロスだけです。チューナーは自宅用にもう1個あります。バッグに入れているのは駒に装着するタイプで、オケのように周りが大音響でもこれならチェック可能です。

 

左側は、予備のA・D弦でヤーガー・スーペリアとヴァーサムの袋に入っているけど中身はどっちもヤーガー・スーペリア。その下が、会費を収める封筒。さらに、パート仲間から借りているCD。CDは借りた相手が休団中のため、返せないまま(ーー;)。

 

あとこれに、折りたたみの譜面立てを入れる場合があります。Scatolaに入れてみたところ、底は少し長さが足りませんが、上が少し広がっていることもあり、斜めにならバッグからはみ出ずに入りました。

posted by みっち | 11:44 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
弦楽器のメンテナンス先に悩む

近場で弓の毛替えなどが頼める弦楽器工房または楽器店を探しています。チェロと弓を買ったのは「石田ヴァイオリン工房」で、もちろん信頼できるお店ですが、博多南区にあって、門司からだとちょこっと行って戻ってこれる距離ではありません。それで、これまでは小倉にあるS社にお願いしていました。しかし、ここは以前から売り込みが激しく、先日行ったときにはもはや布教活動といえるレベルに達し、ガマンの限界を超えたので、もう縁を切りたい。愚痴になりますが、ちょっと聞いてくださいよう。


店に予約を入れて、午前中に弓を預けて引き取り時刻を決めました。夕方、先方の多少の余裕も見て、約束の時間より遅めに行ったのに、まだ仕上げていません。これくらいはまあ、いつものことです。しかし午前中、本店の社長か会長製作のストラドコピーモデルがNHKの番組に取り上げられたのを見たかと聞かれ、見ていないと答えていたため、待っている間にその録画を見ろといって上映開始。このためにわざと待たせているのか。番組に興味を持てない(ていうか、興味あったら見てるよね)ため、途中から店内をうろうろしていると、この番組でコピーと本物のストラドの音響がほぼ一致したとか、過去の銘器の補修のやり方がまずかったとか、海外の工房の悪口も含めて自社賞賛。「へえー」と生返事でチェロ弓を触っていたら、「展示会でその1本がとても評判が良かった」と売り込みです。でも残ってるけど……。率直に「持った感じ、ピンとこなかったなあ」と言ったら、「持った感じだけで、音がどんなでどこまで遠くに飛ばせるか判断できるんですか」とツッコミされました。いやあのね、持った感じがいい(つまりバランスがよくコントロールしやすそうな)弓を試してみようかとなるわけで、そこで外れたものはどうもこうもないでしょ。とはいわず、「そんなもんですかねー」とあいまいに答えたら、今度は音叉を持ってきて、「楽器も弓も共鳴するものですから、きれいな対称形ならこのように(チーン)鳴ります。しかしどこかでこれが押さえられると(指で一部を押さえてチーン)」。「あの、すみませんが、弓毛仕上げてくれませんか」。「こっちの音叉では(もう1個持ってこようとする)」。「いや、音叉の響きの違いを聞いたって仕方がないんで(これ前にもあったし)」という具合。その後も弓に松脂が付いていて音が悪くなるなどと最後まで文句を言われ続けました。
 

もう二度と行くものか。と思いはしたものの、北九州市内で弦楽器を扱っているところって、ほかにどこがある? レッスンを始めたころはヤマハでしてもらったことがありますが、職人さんが常駐しておらず、「弦楽器フェア」などで年に数回来る日だけでした。もうレッスン生ではないので、頼めるかどうかもわかりません。対岸の下関にもなさそう。宇部にはあるみたいですが、遠すぎる。パートの仲間に相談したところ、やっぱりS社は苦手だって(爆)。どうやら他所で購入した楽器や弓は調伏対象になるらしい。毛替えは博多のイズタ・バイオリンでやってもらっているそうです。やっぱり博多か。天神のお店には昔一度行ったことがあります。ここなら石田さんより近いし、弓を預けて時間をつぶすのも難しくないかな。というわけで、S社さん、長い間お世話になりましたが、さようなら。

posted by みっち | 16:44 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
定期演奏会に向けて

10月22日にある北九響の第118回定期演奏会に向けて、練習中です。曲目は、ヴェルディの歌劇『運命の力』序曲、R・シュトラウスの『4つの最後の歌』、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』。


ヴェルディの序曲は、指揮者の新田ユリ先生によれば、3曲中最もカロリーの高い曲です。確かに、熱く激しいスピリットを感じます。ヴェルディの序曲の中ではもっとも演奏機会が多い名曲らしいですが、しかし、個人的にはよくわからないところがf^^;。このオペラは最後に登場人物がみんな死んでしまうという悲劇ですが、序曲はどういうわけか明るく終わります。「始まり始まり!」てことで、ラストはともかく最初は景気良くいきたかったんでしょうか? 弾いていても、途中からはしゃぎすぎじゃね?という感じが拭えません。あと、「運命」を表しているらしいタラララ(ーララーラ)という上昇音型が曲のあちこちにちりばめられていて、しかも出てくるたびに拍子やリズムパターンが細かく違うという芸の細かさ。このあたりの変奏技術はさすがといえばさすがですが、弾き分けるのがけっこう大変です。
 

4つの最後の歌は、みっちは当初降り番にさせてもらっていたのですが、先週の土曜日に乗ってくれとの連絡があり、急遽今週から楽譜をもらって始めたところです。って、あと2ヶ月もないんですけど! で、この曲もよくわからんぞ(ーー;)。ま、リヒャルトだからな(爆)。チェロパートはほぼ2部のディヴィジで、部分的には4パートに分かれます。ヴァイオリンなども同じらしい。歌の伴奏なのに、どうしてこんなに声部を増やさないといかんの? ハープ2台とか編成自体も大きいし、人間、年をとると簡明さに向かったり枯れたりするものだと思っていたけど、リヒャルトくんは年取ってもキンキラキンでした。弦楽四重奏とか絶対無理だよ、この人(爆)。
 

シェエラザードは、通俗的なイメージが強めですが、弾いてみると思っていたよりずっといい曲でした。新田先生からは、エレガントにという全体的な指示をいただいており、魅惑的な響きになるように努力したい。チェロとしては、第3楽章のメロディーがおいしいところで、ここばかり弾いていたくなりますf^^;。実はこの部分、一緒に吹く木管は前半がオーボエで後半がイングリッシュホルンとなっていて、繊細な音色変化を聴かせる例のひとつです。ほかにも、へえー、そうなっているのかとやってて面白いところが多い。コンミスのヴァイオリン独奏がまた美しい! この曲の指揮と独奏が女性というのはとても合っていると思いますが、実際には珍しいのでは? というわけで、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

posted by みっち | 23:07 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
楽譜入れ替えの間

定期演奏会が終わって楽譜の入れ替えがあったので、ここのところバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュードとアルマンドを弾いていました。

 

秋の区民音楽祭でバッハの無伴奏とピアノとのデュオを1年おきに弾いており、今年はバッハの年に当たっています。しかし、区民音楽祭はもう出ないつもり。というのは、3月に合唱とのアンサンブルで出演したときに、ホールの人から「今年は床の補修工事を予定しているので、今回まではいいけど工事が終わったらエンドピンにゴムキャップをして下さい」といわれました。博多のアクロスや八幡の響ホール、黒崎のひびしんホール、ソレイユホールや北九州芸術劇場などでステージに出ましたが、木の床でゴムキャップをしろといわれるホールなどこれまで経験がありません。そういうことならもう出なくていいや、となりました。なので、人前で弾くあてはないのですが、去年1年弾いていないとやっぱり弾きたくなります。もうちょっとさらいたいので、秋の定演はR・シュトラウス『最後の4つの歌』を降り番にしてもらいました。これで少し負担が軽くなった。

 

プレリュードは、前からわかっていたんですが、最後の和音が決まらないんですよね。このほかいろいろと改善したいところがあります。アルマンドは、過去に自分で考えていたボウイングを書き込んでいたんですが、あらためて弾くとなんか違う、というわけで再見直しです。

 

木曜日には最初のオケ練習があり、みっちが降り番のシュトラウスも聴きました。最初に思ったのは、歌の伴奏なのにこんなに編成がいるんだろうかとf^^;。まさに後期ロマン派の残照というべき音楽でした。フルートがきれいだけど、大変そう。シュトラウスは『ドン・ファン』で懲りましたが、聴いてるうちにちょっとやってみたくなった(爆)。

posted by みっち | 20:27 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
北九響第117回定期演奏会

・シャブリエ:狂詩曲『スペイン』

・ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』第1・第2組曲

・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」

 

中井章徳指揮、北九州交響楽団

2017年5月21日(日)、北九州芸術劇場大ホール

 

定演終わりました。みっち@全身疲労。このころになって花粉症の症状がぶり返しており、なにに反応しているんだろ? とりあえずクラリチンを飲みましたが、リハーサルで弾いている最中にくしゃみが出てやばかった。いつもは開演前にジュースより安いドリンクでドーピングするところ、クラリチン効果で本番眠くなるといけないと思い、今回は休憩時間にもさらにもう1本闘魂注入。ヘヴィーなプログラムで、これぐらいが正解でした。

 

シャブリエは、手前味噌ながら輝かしい音色と洒落た感じが出ていたんじゃないでしょうか。みっちはステージのほぼ中央で弾いていたこともあり、包まれ感最高で幸せでした。

 

ファリャは、終わってみればあっという間。途中いろんなことがあったみたいですが、細かいことはよく覚えていません。実は、本番一週間前にプルトの裏から表に変更となり、ディヴィジが多かったこともあってまったく余裕がなかった。第1組曲の3曲目などのかっこいいリズムセクションでは低い音だったのが高くなり、なんか決まってない感がありました。しかし、終曲のホタではラスト近くでオケが白熱し、これまで見たことのない世界が開けました。騎虎の勢いで突っ走り、終わった後のホールが静かだった(爆)。聴衆のみなさん、あまりのことに身動きできなかったか、それとも初めて聴いた曲でこれで終わりと思わなかっただけ? その両方かも。

 

エロイカは、直前で第1楽章の提示部を繰り返さないという変更がありました。プログラム全体でちょっと長すぎるという判断だったようです。チェロパートとしては、主題を担当していることもあって、繰り返したい気持ちもありました。ベーレンライター版ということで、新鮮に聴かれた方もいらっしゃったようです。とくに第2楽章は出来が良かったと思います。前日の練習で、葬送のテーマはバッハの『音楽の捧げもの』のヴァリエーションだという中井先生の指摘があり、うわあ、プログラム解説印刷しちゃったよもう、という感じf^^;。中井先生とはこれで三度目? 今回、食事会などで直接お話させていただく機会にも恵まれ、ほかでもさまざま示唆的なお話があって非常に有意義でした。個人的にも今回弾いて、第2楽章がやっと理解できたような気がします。スケルツォのホルン隊、お見事。素敵でした。フィナーレは、これまでの練習の総決算というわけで、変ホ長調の音階を弾きまくりました。同じ形が全然なく、「使い回し」できなくて大変だった。アンコールはファリャ「火祭の踊り」。アンケートでは、この曲の評判が良かった。

 

次回、第118回定期演奏会は、10月22日、北九州芸術劇場にて。曲目はヴェルディの歌劇『運命の力』序曲、R・シュトラウス『4つの最後の歌』、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』。ソプラノ独唱は大西ゆかさん、指揮は新田ユリ先生です。乞うご期待。

posted by みっち | 19:50 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
ベートーヴェンは難しい

いよいよ今月が演奏会本番となり、追い込みに入っているというより、追い込まれています。前プロのシャブリエとファリャは、週一のオケ練習で間に合わすことにして、家では毎日「エロイカ」を練習するつもり。当面この連休で集中してやり、その結果しだいでは、その後の練習時間も増やさないといけなさそうです。


「エロイカ」では、両端楽章がとくに大変。第1楽章は規模雄大ですが、振幅、転調、sfやアクセントなどをきちんとたどらないと面白くないものになります。これがなかなかできない。有名な第1主題はチェロの弱音で出ますが、最初のEsがもう違うという。もうニ長調にしませんか、みたいな(爆)。フィナーレがまた激しい。ほとんど変ホ長調の音階練習ですがムズく、同じパターンがないので使いまわせない(ーー;)。スケルツォもきついですが、チェロの重要性はそれほどでもなく、テンポとリズムさえ壊さなければ、というところ。葬送行進曲はゆっくりなので、チェロうるさいといわれるくらい目一杯弾くつもりf^^;。
 

前から思っていたけど、ベートーヴェンは難しい。これまでみっちが弾いたのは6番、4番、今回の3番ですが、どれも大変です。ブラームスはヘヴィーだけど、浸れるところが多いのに対して、ベトベンはそういうところがほとんどない。なにが違うんだろう? ひとつはオケの編成かな。時代が下がると響きが厚くなり、パートがマスの中に埋もれてしまって、チェロの一人くらいでたらめをやってもわからないf^^;。静かなところはそうもいかないので、音出さない(爆)。ウソウソ、決してみっちは逃げませんよ。断固間違えても弾きます(ダメじゃん)。もうひとつは、やっぱり音楽の性格でしょう。先日の指揮者練習でも中井先生が「ベートーヴェンは断言調で、こうであるべき、こうでなければならないという音楽。あいまいなのは許されない」と言われていたとおりで、各パートがかくあるべき音で、決してムードに流されない。クラシックでおそらくいちばん身近で接する機会の多い音楽なのに、実はとても奥が深く、謎も多い存在ではないかと思うこのごろです。

posted by みっち | 10:57 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2017/2)

5月の北九響定期演奏会に向けてさらっているのが、シャブリエの狂詩曲『スペイン』、ファリャの『三角帽子』(第1、第2組曲)、ベトベンのエロイカ。

 

どれもいい曲で、自分で弾くとますますかっこよくて好きになれます。とはいえ、シャブリエとファリャは苦戦中。3拍子や6拍子にときおり2拍子が入り、シンコペーションやリズム分割など、頭では理解しようとしているけど身体が付いていかない。ノリで弾けるようになるまで慣れるしかなさそう。『三角帽子』はCDを持っていないので、どれか買おうかと思っているんですが、組曲版でいいのあるかな。

 

エロイカも歯ごたえあり(すぎf^^;)。第1楽章の長丁場、コーダがまた長くて難しい。葬送行進曲はゆっくりですが、そういうところでとくに音楽性が要求されます。スケルツォやフィナーレは相当速いテンポが予想されるし、楽なところはないなあ。ちなみに、新しいベーレンライター版を使っています。ブライトコップ版は演奏したことがないので比較できませんが、第1楽章コーダのトランペットの扱いなど、どうなるのか楽しみ。

 

もう1曲、2月末に奥方が所属するコーラスがミヒャエル・ハイドンの『聖レオポルトのためのミサ曲』を歌う、その伴奏アンサンブルをやってほしいと北九響に依頼があり、みっちも参加することになりました。こちらはヴァイオリン、チェロ、ホルン各2という小編成で、オルガンも加わります。ミヒャエルは有名なヨーゼフの弟で、コンパクトでなかなかいいミサ曲です。ヴァイオリンがけっこう嫌らしいと奏者が嘆いています。チェロはそれほどでもないのですが、ところどころに厄介な箇所があり、なかなか上手く弾けない。こちらの方が本番が早いので、がんばって仕上げないと。

 

1月の中ごろから左肩に痛みが出て、気になっています。腕を後ろに回すと痛くて背中を触れない。整骨院で診てもらったところ、筋肉痛だといわれたんですが、なかなか治りません。チェロの練習には支障がないのですが、痛い範囲が少しずつ広がってきているような気がして、この先大丈夫なのか不安です。

posted by みっち | 22:33 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
チェロ用エンドピン「カルテット」

久しぶりにチェログッズの紹介です。vcyoyoこと見附精機工業さんのエンドピン「カルテット」。みっちは見附さんの製作になるエンドピンをこれまで3種類持っており、これで4本目。楽器にもともと付いていた鉄製エンドピンを含めると5本。なんだかエンドピンコレクターみたいになりつつあります(爆)。

 

真鍮、チタン、タングステン、カーボンと4種類の素材を使っていることが「カルテット」の由来でしょう。見附さんのエンドピンは複数素材のハイブリッド方式が大きな特徴ですが、3重構造の「トリプルブリランテ」以外は2重構造で、4重は初。ふつう直径8mmのエンドピンを4重構造にするのは、素人考えでもかなり大変そうです。「カルテット」では、エンドピンの上部と下部でハイブリッドの構造が分かれています。具体的には、エンドピンの先の方が真鍮・チタン・タングステンのハイブリッド「トリプルブリランテ」、元の方が真鍮・カーボンのハイブリッドです。外側は真鍮なので見た目は同じですが、端部の断面で構造の違いが確認できます。また、エンドピンの中心あたりを持つと、元よりも先端が重い。

 

実は以前、「トリプルブリランテ」を持っていたみっちは、タングステンの中にカーボンを挿入するか、またはその逆はどうかと見附さんに提案したことがあります。このときは技術的に無理というお返事だったのですが、その後、見附さんは上記のような方法でカーボンを合わせることを実現されていたということですね。

 

結論を言えば、これはいい! 「トリプルブリランテ」と比べて音色が明るく、金属素材で増幅された感じが薄まりました。楽器本来の音としてよく鳴っているという印象。カーボンの素直な伸びと「トリプルブリランテ」の力強さを兼ね備えているといえます。弾き味についてもかなり違います。この2年ぐらいはずっと「トリプルブリランテ」を使っていたのですが、パワフルさが得られる代わりに手応えが重く、右手も左手も負担感があったのが消えました。とくにD線とG線がこもらず、ストレスなく弾けます。

 

あと、タングステンを使っていながら軽量なことも特筆できます。これより軽いのはカーボンのみぐらい(カーボンのみの場合はエンドピン付いてるのかどうか怪しいくらいf^^;)で、タングステン不使用の「真鍮・チタン」ハイブリッドや元の鉄製よりも軽い。持ち運びも含めてぐっと楽になりました。

 

というわけで、あらためて手持ちのエンドピンの印象を以下に書き出してみました。もちろん、使用する楽器によって印象は変わるかもしれません。あくまでみっちの楽器(一応フランス製オールドだが、クーサンという製作者のラベルは当てにならないとかf^^;)で弾くとこう感じたということなので、この点ご了承ください。

 

1.鉄製
もともとの楽器に付いていたエンドピン。中心が空洞の管タイプもあるようですが、これは詰まっていて、それなりに重い。これがダメということではない。ただ、以下のエンドピンと比べると、あえて選ぶべき特徴に欠ける気はします。同じ鉄でも配合素材や仕上げ次第では印象が変わるかもしれません。

 

2.カーボン
軽くすっきりして伸びやか。素の音という感じ。弾きやすく、軽量という点では最高で、持ち運びにはとてもよい。ただし低音はあまり出ない(これは楽器の特徴かも)。木造建築ではいまひとつ物足りないが、教会など残響の多い空間ではむしろ適度な響きになって活躍するのでは?

 

3.真鍮・チタンのハイブリッド
高音が輝かしく、中音が柔らかい。おそらくチタンが高音、真鍮が中音の響きを増幅しているものと思われる。低音はあまり伸びないので、ポップスなど軽めの曲目が適していそう。

 

4.真鍮・チタン・タングステンのハイブリッド「トリプルブリランテ」
真鍮・チタンのハイブリッドに、低音の力強さが加わっている。全体にパワフルで、表出力では随一。独奏用や重低音を強調したいときは頼りになります。ただし重量・弾き味ともにヘヴィー。

 

5.真鍮・チタン・タングステン・カーボンのハイブリッド「カルテット」
カーボンの軽快さと「トリプルブリランテ」の表現力が合わさってウェル・バランス。「ブリランテに対してカンタービレ」という例えはうなずける。重量はカーボンに近く、弾き味、持ち運びともに良好。

 

見附さんのところでは、あと太いカーボン・エンドピンもあります。長さが30cm固定で、楽器本体には収納できないため、ふつうのエンドピン同様には使えませんが、カーボンの素性の良さは感じているところだし、見た目にも高級感があってよさそうなんですよね。これもいつか試してみたい。

posted by みっち | 21:40 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
区民音楽祭(2016.11.12)

土曜日に地域の区民音楽祭があり、妻のピアノ伴奏でサティ「ジムノペディ」第1番、グラナドス「アンダルーサ」を弾きました。これで今年の本番は終了。来年の区民音楽祭では、チェロアンサンブルで参加したいなあ。

 

北九響の定期演奏会からあまり日がなかったこともあり、事前に妻と合わせたのは1回だけという状況でぶっつけ本番的なところが多分にありましたが、だいたいいけたと思います。ジムノペディは、今回どう弾くか考えて「A弦とD弦の対話」をテーマにしました。ほとんどこの二つの弦で弾くので、それぞれが組み合わさったり、分かれたりするところで個性をイメージして弾き分ける、みたいな。あとでほめていただいた方がおられて、うまくいったのかな? アンダルーサは、チェロを始めてそれほど経っていないころに発表会で弾いた曲で、ピアノ伴奏に相当慣れないと入るタイミングがわからなくなるf^^;。ジムノペディ同様「チェロ名曲31選」に入っていますが、どちらも運指などを自分で少し変更しました。とくにアンダルーサの方は、後半にメロディーが還ってくるところ、譜面がオクターブ上がっているのを最初と同じにしました。この方がかっこいいと思うんですよね。その代わり、まったく同じ繰り返しでなく、ラローチャのピアノ演奏を参考にして装飾音を加えてみました。最後もG弦とC弦のピチカートを付加して締めくくってみました。

 

あと、プログラムの最後に会場全員で「紅葉」を歌おう、というその伴奏に急遽参加することになり、合唱譜をもらって当日どう弾くか割り振りするという事態で、大急ぎで準備しましたが、なんかいい感じだったみたいf^^;。

 

オケの方は来年の定期演奏会に向けて新しい曲に取り組み始めています。みっちはもう1曲やらないといけない曲があります。来年2月に妻が所属するコーラスが演奏する、ミヒャエル・ハイドンの「聖レオポルドのミサ」のアンサンブルに参加するため、当分はこちらを優先的に練習するつもり。

posted by みっち | 10:49 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |