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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
楽譜入れ替えの間

定期演奏会が終わって楽譜の入れ替えがあったので、ここのところバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からプレリュードとアルマンドを弾いていました。

 

秋の区民音楽祭でバッハの無伴奏とピアノとのデュオを1年おきに弾いており、今年はバッハの年に当たっています。しかし、区民音楽祭はもう出ないつもり。というのは、3月に合唱とのアンサンブルで出演したときに、ホールの人から「今年は床の補修工事を予定しているので、今回まではいいけど工事が終わったらエンドピンにゴムキャップをして下さい」といわれました。博多のアクロスや八幡の響ホール、黒崎のひびしんホール、ソレイユホールや北九州芸術劇場などでステージに出ましたが、木の床でゴムキャップをしろといわれるホールなどこれまで経験がありません。そういうことならもう出なくていいや、となりました。なので、人前で弾くあてはないのですが、去年1年弾いていないとやっぱり弾きたくなります。もうちょっとさらいたいので、秋の定演はR・シュトラウス『最後の4つの歌』を降り番にしてもらいました。これで少し負担が軽くなった。

 

プレリュードは、前からわかっていたんですが、最後の和音が決まらないんですよね。このほかいろいろと改善したいところがあります。アルマンドは、過去に自分で考えていたボウイングを書き込んでいたんですが、あらためて弾くとなんか違う、というわけで再見直しです。

 

木曜日には最初のオケ練習があり、みっちが降り番のシュトラウスも聴きました。最初に思ったのは、歌の伴奏なのにこんなに編成がいるんだろうかとf^^;。まさに後期ロマン派の残照というべき音楽でした。フルートがきれいだけど、大変そう。シュトラウスは『ドン・ファン』で懲りましたが、聴いてるうちにちょっとやってみたくなった(爆)。

posted by みっち | 20:27 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
北九響第117回定期演奏会

・シャブリエ:狂詩曲『スペイン』

・ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』第1・第2組曲

・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調作品55「英雄」

 

中井章徳指揮、北九州交響楽団

2017年5月21日(日)、北九州芸術劇場大ホール

 

定演終わりました。みっち@全身疲労。このころになって花粉症の症状がぶり返しており、なにに反応しているんだろ? とりあえずクラリチンを飲みましたが、リハーサルで弾いている最中にくしゃみが出てやばかった。いつもは開演前にジュースより安いドリンクでドーピングするところ、クラリチン効果で本番眠くなるといけないと思い、今回は休憩時間にもさらにもう1本闘魂注入。ヘヴィーなプログラムで、これぐらいが正解でした。

 

シャブリエは、手前味噌ながら輝かしい音色と洒落た感じが出ていたんじゃないでしょうか。みっちはステージのほぼ中央で弾いていたこともあり、包まれ感最高で幸せでした。

 

ファリャは、終わってみればあっという間。途中いろんなことがあったみたいですが、細かいことはよく覚えていません。実は、本番一週間前にプルトの裏から表に変更となり、ディヴィジが多かったこともあってまったく余裕がなかった。第1組曲の3曲目などのかっこいいリズムセクションでは低い音だったのが高くなり、なんか決まってない感がありました。しかし、終曲のホタではラスト近くでオケが白熱し、これまで見たことのない世界が開けました。騎虎の勢いで突っ走り、終わった後のホールが静かだった(爆)。聴衆のみなさん、あまりのことに身動きできなかったか、それとも初めて聴いた曲でこれで終わりと思わなかっただけ? その両方かも。

 

エロイカは、直前で第1楽章の提示部を繰り返さないという変更がありました。プログラム全体でちょっと長すぎるという判断だったようです。チェロパートとしては、主題を担当していることもあって、繰り返したい気持ちもありました。ベーレンライター版ということで、新鮮に聴かれた方もいらっしゃったようです。とくに第2楽章は出来が良かったと思います。前日の練習で、葬送のテーマはバッハの『音楽の捧げもの』のヴァリエーションだという中井先生の指摘があり、うわあ、プログラム解説印刷しちゃったよもう、という感じf^^;。中井先生とはこれで三度目? 今回、食事会などで直接お話させていただく機会にも恵まれ、ほかでもさまざま示唆的なお話があって非常に有意義でした。個人的にも今回弾いて、第2楽章がやっと理解できたような気がします。スケルツォのホルン隊、お見事。素敵でした。フィナーレは、これまでの練習の総決算というわけで、変ホ長調の音階を弾きまくりました。同じ形が全然なく、「使い回し」できなくて大変だった。アンコールはファリャ「火祭の踊り」。アンケートでは、この曲の評判が良かった。

 

次回、第118回定期演奏会は、10月22日、北九州芸術劇場にて。曲目はヴェルディの歌劇『運命の力』序曲、R・シュトラウス『4つの最後の歌』、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェエラザード』。ソプラノ独唱は大西ゆかさん、指揮は新田ユリ先生です。乞うご期待。

posted by みっち | 19:50 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
ベートーヴェンは難しい

いよいよ今月が演奏会本番となり、追い込みに入っているというより、追い込まれています。前プロのシャブリエとファリャは、週一のオケ練習で間に合わすことにして、家では毎日「エロイカ」を練習するつもり。当面この連休で集中してやり、その結果しだいでは、その後の練習時間も増やさないといけなさそうです。


「エロイカ」では、両端楽章がとくに大変。第1楽章は規模雄大ですが、振幅、転調、sfやアクセントなどをきちんとたどらないと面白くないものになります。これがなかなかできない。有名な第1主題はチェロの弱音で出ますが、最初のEsがもう違うという。もうニ長調にしませんか、みたいな(爆)。フィナーレがまた激しい。ほとんど変ホ長調の音階練習ですがムズく、同じパターンがないので使いまわせない(ーー;)。スケルツォもきついですが、チェロの重要性はそれほどでもなく、テンポとリズムさえ壊さなければ、というところ。葬送行進曲はゆっくりなので、チェロうるさいといわれるくらい目一杯弾くつもりf^^;。
 

前から思っていたけど、ベートーヴェンは難しい。これまでみっちが弾いたのは6番、4番、今回の3番ですが、どれも大変です。ブラームスはヘヴィーだけど、浸れるところが多いのに対して、ベトベンはそういうところがほとんどない。なにが違うんだろう? ひとつはオケの編成かな。時代が下がると響きが厚くなり、パートがマスの中に埋もれてしまって、チェロの一人くらいでたらめをやってもわからないf^^;。静かなところはそうもいかないので、音出さない(爆)。ウソウソ、決してみっちは逃げませんよ。断固間違えても弾きます(ダメじゃん)。もうひとつは、やっぱり音楽の性格でしょう。先日の指揮者練習でも中井先生が「ベートーヴェンは断言調で、こうであるべき、こうでなければならないという音楽。あいまいなのは許されない」と言われていたとおりで、各パートがかくあるべき音で、決してムードに流されない。クラシックでおそらくいちばん身近で接する機会の多い音楽なのに、実はとても奥が深く、謎も多い存在ではないかと思うこのごろです。

posted by みっち | 10:57 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2017/2)

5月の北九響定期演奏会に向けてさらっているのが、シャブリエの狂詩曲『スペイン』、ファリャの『三角帽子』(第1、第2組曲)、ベトベンのエロイカ。

 

どれもいい曲で、自分で弾くとますますかっこよくて好きになれます。とはいえ、シャブリエとファリャは苦戦中。3拍子や6拍子にときおり2拍子が入り、シンコペーションやリズム分割など、頭では理解しようとしているけど身体が付いていかない。ノリで弾けるようになるまで慣れるしかなさそう。『三角帽子』はCDを持っていないので、どれか買おうかと思っているんですが、組曲版でいいのあるかな。

 

エロイカも歯ごたえあり(すぎf^^;)。第1楽章の長丁場、コーダがまた長くて難しい。葬送行進曲はゆっくりですが、そういうところでとくに音楽性が要求されます。スケルツォやフィナーレは相当速いテンポが予想されるし、楽なところはないなあ。ちなみに、新しいベーレンライター版を使っています。ブライトコップ版は演奏したことがないので比較できませんが、第1楽章コーダのトランペットの扱いなど、どうなるのか楽しみ。

 

もう1曲、2月末に奥方が所属するコーラスがミヒャエル・ハイドンの『聖レオポルトのためのミサ曲』を歌う、その伴奏アンサンブルをやってほしいと北九響に依頼があり、みっちも参加することになりました。こちらはヴァイオリン、チェロ、ホルン各2という小編成で、オルガンも加わります。ミヒャエルは有名なヨーゼフの弟で、コンパクトでなかなかいいミサ曲です。ヴァイオリンがけっこう嫌らしいと奏者が嘆いています。チェロはそれほどでもないのですが、ところどころに厄介な箇所があり、なかなか上手く弾けない。こちらの方が本番が早いので、がんばって仕上げないと。

 

1月の中ごろから左肩に痛みが出て、気になっています。腕を後ろに回すと痛くて背中を触れない。整骨院で診てもらったところ、筋肉痛だといわれたんですが、なかなか治りません。チェロの練習には支障がないのですが、痛い範囲が少しずつ広がってきているような気がして、この先大丈夫なのか不安です。

posted by みっち | 22:33 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
チェロ用エンドピン「カルテット」

久しぶりにチェログッズの紹介です。vcyoyoこと見附精機工業さんのエンドピン「カルテット」。みっちは見附さんの製作になるエンドピンをこれまで3種類持っており、これで4本目。楽器にもともと付いていた鉄製エンドピンを含めると5本。なんだかエンドピンコレクターみたいになりつつあります(爆)。

 

真鍮、チタン、タングステン、カーボンと4種類の素材を使っていることが「カルテット」の由来でしょう。見附さんのエンドピンは複数素材のハイブリッド方式が大きな特徴ですが、3重構造の「トリプルブリランテ」以外は2重構造で、4重は初。ふつう直径8mmのエンドピンを4重構造にするのは、素人考えでもかなり大変そうです。「カルテット」では、エンドピンの上部と下部でハイブリッドの構造が分かれています。具体的には、エンドピンの先の方が真鍮・チタン・タングステンのハイブリッド「トリプルブリランテ」、元の方が真鍮・カーボンのハイブリッドです。外側は真鍮なので見た目は同じですが、端部の断面で構造の違いが確認できます。また、エンドピンの中心あたりを持つと、元よりも先端が重い。

 

実は以前、「トリプルブリランテ」を持っていたみっちは、タングステンの中にカーボンを挿入するか、またはその逆はどうかと見附さんに提案したことがあります。このときは技術的に無理というお返事だったのですが、その後、見附さんは上記のような方法でカーボンを合わせることを実現されていたということですね。

 

結論を言えば、これはいい! 「トリプルブリランテ」と比べて音色が明るく、金属素材で増幅された感じが薄まりました。楽器本来の音としてよく鳴っているという印象。カーボンの素直な伸びと「トリプルブリランテ」の力強さを兼ね備えているといえます。弾き味についてもかなり違います。この2年ぐらいはずっと「トリプルブリランテ」を使っていたのですが、パワフルさが得られる代わりに手応えが重く、右手も左手も負担感があったのが消えました。とくにD線とG線がこもらず、ストレスなく弾けます。

 

あと、タングステンを使っていながら軽量なことも特筆できます。これより軽いのはカーボンのみぐらい(カーボンのみの場合はエンドピン付いてるのかどうか怪しいくらいf^^;)で、タングステン不使用の「真鍮・チタン」ハイブリッドや元の鉄製よりも軽い。持ち運びも含めてぐっと楽になりました。

 

というわけで、あらためて手持ちのエンドピンの印象を以下に書き出してみました。もちろん、使用する楽器によって印象は変わるかもしれません。あくまでみっちの楽器(一応フランス製オールドだが、クーサンという製作者のラベルは当てにならないとかf^^;)で弾くとこう感じたということなので、この点ご了承ください。

 

1.鉄製
もともとの楽器に付いていたエンドピン。中心が空洞の管タイプもあるようですが、これは詰まっていて、それなりに重い。これがダメということではない。ただ、以下のエンドピンと比べると、あえて選ぶべき特徴に欠ける気はします。同じ鉄でも配合素材や仕上げ次第では印象が変わるかもしれません。

 

2.カーボン
軽くすっきりして伸びやか。素の音という感じ。弾きやすく、軽量という点では最高で、持ち運びにはとてもよい。ただし低音はあまり出ない(これは楽器の特徴かも)。木造建築ではいまひとつ物足りないが、教会など残響の多い空間ではむしろ適度な響きになって活躍するのでは?

 

3.真鍮・チタンのハイブリッド
高音が輝かしく、中音が柔らかい。おそらくチタンが高音、真鍮が中音の響きを増幅しているものと思われる。低音はあまり伸びないので、ポップスなど軽めの曲目が適していそう。

 

4.真鍮・チタン・タングステンのハイブリッド「トリプルブリランテ」
真鍮・チタンのハイブリッドに、低音の力強さが加わっている。全体にパワフルで、表出力では随一。独奏用や重低音を強調したいときは頼りになります。ただし重量・弾き味ともにヘヴィー。

 

5.真鍮・チタン・タングステン・カーボンのハイブリッド「カルテット」
カーボンの軽快さと「トリプルブリランテ」の表現力が合わさってウェル・バランス。「ブリランテに対してカンタービレ」という例えはうなずける。重量はカーボンに近く、弾き味、持ち運びともに良好。

 

見附さんのところでは、あと太いカーボン・エンドピンもあります。長さが30cm固定で、楽器本体には収納できないため、ふつうのエンドピン同様には使えませんが、カーボンの素性の良さは感じているところだし、見た目にも高級感があってよさそうなんですよね。これもいつか試してみたい。

posted by みっち | 21:40 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
区民音楽祭(2016.11.12)

土曜日に地域の区民音楽祭があり、妻のピアノ伴奏でサティ「ジムノペディ」第1番、グラナドス「アンダルーサ」を弾きました。これで今年の本番は終了。来年の区民音楽祭では、チェロアンサンブルで参加したいなあ。

 

北九響の定期演奏会からあまり日がなかったこともあり、事前に妻と合わせたのは1回だけという状況でぶっつけ本番的なところが多分にありましたが、だいたいいけたと思います。ジムノペディは、今回どう弾くか考えて「A弦とD弦の対話」をテーマにしました。ほとんどこの二つの弦で弾くので、それぞれが組み合わさったり、分かれたりするところで個性をイメージして弾き分ける、みたいな。あとでほめていただいた方がおられて、うまくいったのかな? アンダルーサは、チェロを始めてそれほど経っていないころに発表会で弾いた曲で、ピアノ伴奏に相当慣れないと入るタイミングがわからなくなるf^^;。ジムノペディ同様「チェロ名曲31選」に入っていますが、どちらも運指などを自分で少し変更しました。とくにアンダルーサの方は、後半にメロディーが還ってくるところ、譜面がオクターブ上がっているのを最初と同じにしました。この方がかっこいいと思うんですよね。その代わり、まったく同じ繰り返しでなく、ラローチャのピアノ演奏を参考にして装飾音を加えてみました。最後もG弦とC弦のピチカートを付加して締めくくってみました。

 

あと、プログラムの最後に会場全員で「紅葉」を歌おう、というその伴奏に急遽参加することになり、合唱譜をもらって当日どう弾くか割り振りするという事態で、大急ぎで準備しましたが、なんかいい感じだったみたいf^^;。

 

オケの方は来年の定期演奏会に向けて新しい曲に取り組み始めています。みっちはもう1曲やらないといけない曲があります。来年2月に妻が所属するコーラスが演奏する、ミヒャエル・ハイドンの「聖レオポルドのミサ」のアンサンブルに参加するため、当分はこちらを優先的に練習するつもり。

posted by みっち | 10:49 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
北九州交響楽団 第116回定期演奏会

・バーンスタイン:キャンディード序曲
・コープランド:バレエ組曲「アパラチアの春」
・ショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47

 

長野力哉指揮、北九州交響楽団

2016年10月30日(日)、リバーウォーク北九州・北九州芸術劇場大ホール

 

今回は前半がアメリカ、後半がソ連という趣向?で、レセプションでは緒方団長が「休憩のところに『鉄のカーテン』が」と挨拶してウケていました。

 

「キャンディード」は、長野先生の要求するテンポが相当速く、とくに管楽器は大変なことになっていたはずですが、本番ではみんなキメてました。すごいよね。終了後、木管隊をねぎらう先生の悪戯っぽい笑顔が印象的でした。みっちは開演前にタウリン3000mg配合のドリンク飲んで、いつものドーピング(爆)。しかし、後半のピチカートを1小節早く始めてしまうという痛恨のエラー。すみませんすみません。あとはまあいけたかな。

 

「アパラチア」は、最初の合わせのときからしてよくここまでこれたな、というf^^;。変拍子は少しは慣れたとはいえ、アンサンブルが崩壊しないかドッキドキの連続。音符が続いているときはまだいいんですが、休みになると数えられない(爆)。実際、いくつか事故は起こっていましたが、致命的なものはなかった。たぶん客席では「そういう曲」に聞こえたはず(爆)。後半、民謡風の旋律で盛り上がっていくところからは変拍子から解放され、伸び伸び弾けました。でも最後はまた変拍子に(ーー;)。

 

ショスタコは充実感ありました。木管楽器がとくに素晴らしかったと思います。実は、前日までけっこうハラハラものだったんですよf^^;。本番はさすがの集中力。今回、当初ステージ左側にいたホルン隊がリハーサル時から右に移ってチェロパートの後ろになったことで、客席ではどうかわかりませんが、弾いていて一体感がより強くなった気がします。この曲の第3楽章では、第2チェロが裸で突出する場面があって、練習でよく落ちた(爆)。これもあって、出だしからかなりの緊張を強いられますが、なんとかクリアできたんではないでしょうか。ちなみに第4楽章のコーダでは、先ごろ亡くなったアンジェイ・ワイダの監督映画『灰とダイヤモンド』を例えに、映画のラストで祖国に平和が訪れるが、主人公は死ぬという話が長野先生からあり、金管は花火のイメージで、弦楽器のA音はテヌートで粘って弾くよう指示がありました。

 

アンコールはハチャトゥリアン『仮面舞踏会』からワルツ。フィギュアスケートですっかりおなじみの曲で、客席のノリもよかったようです。

 

マイミクのふくさんには、この日に日程を合わせて休暇を取られたそうで、演奏を聴いていただいた上にお土産までいただきました。ありがとうございました。

 

以下は次回予告です。またのご来場をお待ちしています。

 

北九州交響楽団 第117回定期演奏会
2017年5月21日(日)、リバーウォーク北九州・北九州芸術劇場大ホール

指揮:中井章徳

・シャブリエ:狂詩曲「スペイン」
・ファリャ:バレエ音楽「三角帽子」第1・2組曲
・ベートーヴェン:交響曲第3番変ホ長調「英雄」

posted by みっち | 20:50 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
最近の練習

秋の定期演奏会に向けて、ショスタコーヴィチの交響曲第5番をさらっています。チェロパートは音域が広くてなかなか大変。とくに第1楽章のクライマックス付近は、みっちにめまいを起こさせるト音記号で書かれており、だれか助けてください状態。

 

この部分、第1主題のユニゾンで荒れ狂った末、高いラの音に収束するんですが、フィナーレのラストで、金管の凱歌(?)の背景で延々30小節にわたって弾かされるのもやはりラの音(こっちはチェロはオクターヴ低いので楽f^^;)。これはやっぱり関係あるんでしょうね。一説にはショスタコーヴィチの恋人のイニシャルだそうですが、なんかそういう恋愛感情とかロマンティックなものとはほど遠い感じです。同じAなのに、一方はカタストロフ、一方はアポテオーズを象徴し得るという両面性を示していると考えた方が納得がいくなあ。

 

演奏会ではあと2曲、バーンスタインの『キャンディード』とコープランドの『アパラチアの春』がありますが、共通して変拍子が面倒くさく、家で練習しても合ってるんだか合ってないんだかよくわからない状況。とくにコープランドの変拍子はひどい(ーー;)。ほとんど嫌がらせの領域。なんでここまで細かく分けないといけないの? 全部4/4で書き直したらダメなの?と小一時間問い詰めたい(爆)。身につくまで、もうちょっと時間がかかりそう。

 

地域の区民音楽祭もほぼ同じころなので、そろそろ出し物を決めないとなあ。前から演奏しようと思っていて、そのたびに競合してやれていなかったラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』でいこうかと思い、もう1曲、ビゼーの『耳に残るは君の歌声』とセットで候補にしつつあったんですが、よく考えたら、今年はサティ生誕150年、グラナドス没後100年の記念年だった。『ジムノペディ第1番』と『アンダルーサ』でちょうどいい感じの組み合わせになりそう。というわけで、ラヴェルはまたまたお預け。この曲、そういう運命なのかもf^^;。

posted by みっち | 14:35 | cello | comments(4) | trackbacks(0) |
北九響第115回定期演奏会
・芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
・ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 作品98

ヴァイオリン独奏:中村太地
指揮:湯浅卓雄、北九州交響楽団
2016年4月24日、アルモニーサンク北九州ソレイユホール


ナクソスの日本人作曲家シリーズなどで知られる湯浅先生と地元北九州出身で現在ウィーンで活動中の若手ヴァイオリニスト・中村太地氏をソリストに迎えての演奏会。ソレイユホールは2,000人収容の大きなホールで、集客が心配でしたが、出演者のネームヴァリューか、1,500人以上の方に来場いただきました。熊本地震の義捐金も急遽準備し、30万円を超す募金をいただきました。重ねて感謝します。

芥川では、第2楽章がかなり白熱しました。練習ではテンポがずれたりいろいろ危なっかしいところがあったんですが、本番での集中力はさすがです。みっちは逆に、あまりの音響に練習では間違えなかったポリリズムのクライマックスのところでカウントが分からなくなりました(ーー;)。決して、前の女性奏者の背中と肩を露出したドレスに見とれていたからではありません(爆)。それはともかく、ドッカンドッカン爆裂して、つかみは上々というところ。

協奏曲では、中村太地さん(「先生」って呼ばないで、ということなのでf^^;)のソロが素晴らしかった。基本たっぷりめのテンポですが、そこに込められた情念というか、充実感がハンパない。昔、日本フィルとチョー・リャン・リンの演奏でこの曲を聴いて、思わず立ち上がってしまいそうな興奮を覚えて以来でした。湯浅先生からは、演奏会のメインにもなる曲なので、ソロに配慮しつつシンフォニックにといわれ、かなり緊張しました。アンコールのパガニーニも凄かった。会場が静まりかえっていたため、ステージ上のオケも身動きできなかったらしいf^^;。
金曜日、合わせが終わった後に中村さんがシューマンのヴァイオリン協奏曲のフィナーレをさらっていたので声をかけたところ、仙台でのコンクール課題曲なんだそうです。この曲が課題曲とは、と驚き。聴いてみたいけど、仙台は遠い。夏に「湧き上がる音楽祭」でシベリウスを弾くかも、という情報を得られたので、そっちにしよう。

ブラ4は、終わってみればあっという間でした。ブラームスの交響曲はとにかくヘビー。どの楽章も目一杯弾かされるため、なるべく弓の圧力でなくスピードで表現したいなどと対策を考えていましたが、始まるともう夢中。で、終わるとやっぱりヘロヘロにf^^;。第2楽章の第2主題は、湯浅先生から「中学生のころから好きなところだから感動を壊さないように」といわれ、困りました(爆)。第4楽章半ばのフルート・ソロも「ここはフルート協奏曲だから」とよく繰り返されたところで、フルートのSさん、かなりのプレッシャーだったと思います。そんなこんなで、全体に熱気のこもった演奏になっていたのでは? アンコールは、おなじみ「ハンガリー舞曲第5番」。この曲の練習で、湯浅先生が見せてくれたジプシー・ヴァイオリン奏法のモノマネが面白すぎで吹きました。

「音楽をやるには表現者でなければならない」というのが湯浅先生の指導の基本的なところのようで、やりすぎを抑えるよりもやらないのを引っ張り出す方が難しいとおっしゃっていました。食事会でも湯浅先生からいろんな話を聞きましたが、「指揮者は、自分が汗をかいている間は本物じゃない」という説が興味深い。汗だくの有名指揮者がいた気がするんですけど(爆)。ぜひまたご一緒できる機会がありますように。

次回演奏会は、コープランド『アパラチアの春』、バーンスタイン『キャンディード』、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。指揮は長野力哉先生です。
posted by みっち | 21:22 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
2週連続の指揮トレ
1月27-28日、2月6-7日と2週連続で土日に指揮者練習がありました。このパターンはこれまでなかったなあ。このあとは本番近くまで指揮者にお目にかかれないので、ちょっと不安も。

4月24日に予定されている北九響第115回定期演奏会の曲目は以下のとおりです。
・芥川也寸志:交響管弦楽のための音楽
・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
・ブラームス:交響曲第4番


指揮者は湯浅卓雄氏で、北九響とは第100回という節目の演奏会でマーラーの5番を振っていただいたとのことで、7年ぶり?になるそうです。みっちは第102回からなので、今回が初めて。ひとことで言って、とても充実した練習になりました。とりわけ強調されたのが、音楽家は音楽をやるのであって、ただ音を出せばいいというものではないこと。言われてみればそのとおりというか、当たり前かもしれないけれど、当たり前のことが難しい。とくに、まだ譜面を追いかけるのに苦労している段階では厳しいものがあります。かといって、弾けるようになったらなったで、忘れがちなことなのかもf^^;。

例えば、芥川の曲などは、モダンでメカニカルに書かれている印象があって、むしろあえて無機的にやる曲なのかとも思ったりもしたのですが、湯浅先生の指導はまったく逆で、単純なリズムであってもいかに音楽するか、表情豊かに弾くかを追求しておられました。一方で、ユーモアのセンスも素晴らしい。しばしばいい演奏とダメな演奏とを歌と身振りで示していただけるのですが、その表情がおかしくて吹き出します。ダメ演奏は自分たちなので、要するに自分たちのダメっぷりを笑っていることになるんだよな(爆)。このため、笑いが絶えず楽しく練習できますが、ポイントの繰り返しはみっちりやらされるので、練習自体はかなりハード。日曜日など、午前中に芥川とブラ4の第1楽章をやっただけで弓を持つ指が痛くなっていて、午後4時に終わる頃にはもうヘロヘロでした。これは曲目のせいもあります。ブラームスは以前3番を弾いた時もヘヴィーだと感じましたが、4番のどの楽章も大変で、体力が必要です。

その前の土曜日には、協奏曲のソリスト・中村太地さんが参加されました。北九州出身で、現在ウイーンで活動中。北九響との合わせのためにわざわざ帰国していただいたそうです。格調高く浸れるソロで、本番への期待が高まります。
posted by みっち | 23:32 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |