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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
Campo Marzio のトートバッグ

先の連休中、小倉のデパートでイタリア展をやっており、有名バリスタが淹れるカプチーノを妻と飲みに行きました。予想よりもソフトでまろやかなコーヒーでした。エスプレッソに慣れていない客にも抵抗なく飲めるように豆を選んだのかもしれません。ラテアートも3種類ぐらい?あって、客ごとに絵柄が違っていたようで喜ばれていました。マシンはチンバリ製。車を買わなければ、みっちも買えるんだろうけどf^^;。


会場をブラブラしていて見つけたのが、画像のトートバッグです。Campo Marzio とあり、後で調べたらイタリアの文具メーカーで、会場にカラフルでおしゃれなボールペンもたくさん出品されていたのがここだった。見た目キレイだし、革製で13,500円は安いのでは? 色は黒赤、灰青、緑紫の3パターンあり、灰青と迷った末、緑紫にしました。公式サイトでは「リバーシブル」となっていますが、底の部分がプレスされていて、裏返すことはできないと思います。


いままで使っていたのは1年前に糸島で購入した Scatola で、これもいいバッグですが、サイズ的に楽譜は横にしか入りません。横だと、バッグの中で丸まってクセになりやすいという問題がり、縦に入れられるといいなあと思っていました。Campo Marzio なら縦に入ります。構造はきわめてシンプルでポケット類はなにもありませんが、取外し可能なポーチが付いています。ポーチに小物類を入れれば十分いけます。置いたときに自立しませんが、このサイズならたいていそうでしょう。掛けるところがあれば問題なし。持ち手がやや短い印象がありますが、これより長いと、手に持ったときに地面に当たる心配があります。肩に担ぐとちょうどよかった。
 

今週の練習で使ってみたのですが、上々でした。いままではトートに楽器関係、ショルダーバッグにその他身の回り品として両方使っていましたが、このトートなら全部まとめてひとつでも運用可能です。欲を言えば、ひとつくらいポケットがあるともっと便利でしょう。

posted by みっち | 15:09 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2018.9)

北九響の定期演奏会まであと1ヶ月と迫ってきました。曲目は、ワーグナーのマイスタージンガー前奏曲、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第2番、ベルリオーズの幻想交響曲。土日に指揮トレがあり、指揮者の湯浅卓男先生、日曜午後にはソリストのマロこと篠崎史紀さんも来られて協奏曲の練習です。


個人では、平日は練習の大部分を幻想交響曲に費やしています。もう全楽章が難所だらけ。変化が激しく、憑かれたように盛り上がるところはもちろん、そうでないところも気が抜けません。ちょっと意識が緩むと置いていかれます。速いわ難しいわでヨレヨレなところもまだまだあります。音程やリズム、ダイナミクス、奏法などすべてにおいて、さらに精度を上げないといけません。でも間に合うのかどうか心配になってた(ーー;)。


マイスタージンガー前奏曲は、何年か前に演奏したことがある分、ちょっと余裕があります。問題は中間部で、リズムは単純ですが音程が取りにくいため、パートとして走ってしまいがちです。一つ前の小節が変なシンコペーションで、みっちも早く出てしまう癖があります。カッチリ弾けるようにしたい。
 

ブルッフの協奏曲は、有名な1番ではなく2番。マロさんのリクエストだということです。個人的に、この曲は初めて知りました。葬送風の第1楽章、オペラのレチタティーヴォとアリアのような第2楽章、速い3拍子の終楽章と、どれもかなり異色な感じの音楽です。ヴァイオリン独奏は間違いなくすごいので、お楽しみに!
 

休日は、これに加えて、バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードとアルマンドをさらっています。11月の区民音楽祭にこの2曲でエントリしているからです。運指やボウイングを見直していて、ほぼいけるかな、という状況。もっと弾き込んで、暗譜でも問題ないようにしたい。

posted by みっち | 21:02 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
マロの「幻想」トレーニング

木曜日は北九響の練習日でした。この日は、NHK交響楽団のコンサートマスター、マロこと篠崎史紀さんによる特別指導。以下、マロさんと表記させていただきます。秋の定期演奏会でブルッフのヴァイオリン協奏曲第2番のソリストに予定されているマロさんですが、今回は協奏曲ではなくベルリオーズの幻想交響曲の練習を見ていただきました。みっちが北九響に入って間もないころ、サマコンで「こうもり」序曲を演奏するのに、やはりマロさんがトレーナーとして来てくださったことがあります。というのも、マロさんは北九州出身、学生のころには北九響のコンマスを務めておられた縁で、いまでもこうして機会を作っていただけているわけです。ありがたい。


編成と時間の関係で、I、IV、V、IIという楽章順でした。第1楽章の冒頭から提示部終わりまで通したところで、「素晴らしい!」と褒めていただきました。これだけで、後のノリが違いますよね。以下、ポイントを絞って指導していただきました。あまり細かいところを言わないのは、「洗濯すると大変」だかららしい。それでも、音程が合わないところは「音程が豊かすぎる」と言い換え、一連の流れの途中で、「ここまでがんばったら、あとは大丈夫」とか「ここは管楽器ががんばるから弦は間違えてもかまいません」とかヌキどころも教えてもらって、笑いが絶えません。
 

「こうもり」のときもドラえもんを引き合いに出したり、音楽的なイメージを伝える表現が豊かでした。今回も、「ここは迷っている」、「小節を超えて歌って」、「メロディーにかぶるまで引っ張る」、「楽器ごと持っていって」などさすがと思わせる言葉が次々にありました。極めつけは第5楽章のフーガ主題を低弦が始めるところで、アクセントやスフォルツァンドの重要性を指摘した上で、「和田アキ子でいきましょう!」。ハッ(爆)。
 

今回は、第5楽章で使用する鐘を本番並みに用意していました。マロさん、これに反応して、N響でも「幻想」の鐘とマーラー6番のハンマーはやってみたいけれどやらせてもらえないと話しておられました。でも、鐘の音程が合ってない気がしたけど、あれでいいのだろうかf^^;。曲は大変で、まだまだ全然ダメなことはわかっていますが、楽しい時間を過ごすことができ、いい刺激になりました。本番まで来ていただける機会がまだあるようなので、次はもっとマシになっているように練習したい。

posted by みっち | 08:03 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
連休中のチェロ練習

定期演奏会が終わり、新しい曲の楽譜ができるまで、しばらくの間バッハの無伴奏チェロ組曲第1番のプレリュードとアルマンドを弾いています。秋の区民音楽祭にはこの2曲でエントリしようと思っているためです。木越洋のリサイタルに刺激を受けたこともあり、3番のプレリュードとアルマンドを弾きたい気持ちもあるのですが、待て待て、まずは初心に還ってこの2曲からだ、とオアズケ! 運指とボウイングをまた見直しています。


プレリュードは最後のところ、これまでは4thポジションの4314という運指で入っていたのですが、拡張で3213にしてみました。木越洋がそうやっていたような。いままでの小指と薬指ではどうも音程がしっくりせず最後の和音も決まらなかったのが、これで安定するようです。あとは拡張へどうスムーズに移るかですね。

 

アルマンドは16分音符で細かく動く曲なので、どこでどう返すかいろいろ考えられるところ。もともとは返しが多かったのをぐっと減らし、また少し返したりつなげたり。これまでけっこうおざなりだったところをもっときれいに響かせるべく試しています。次に開放弦をどうするか。いまはほとんど避けずに弾いていますが、ほかの音がきれいにつながりだすと、開放弦の異質さがちょっと気になってきました。運指を変えるか、それともコントロールするか。また、この曲はラスト近くで印象的な8分音符の箇所が2回出てきます。この前後のつなぎ方も考え中。付点のところをヴィブラートで長めに、2回目は16分音符に装飾を加えて、みたいな感じで弾き分けると、自分で弾いていても気持ちいいぞ。

posted by みっち | 13:36 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
北九響第119回定期演奏会

・ワーグナー:歌劇『タンホイザー』序曲
・ストラヴィンスキー:バレエ組曲『火の鳥』(1919年版)
・ベートーヴェン:交響曲第7番イ長調 作品92


長野力哉指揮、北九州交響楽団
2018年4月22日(日)、アルモニーサンク北九州ソレイユホール

 

定期演奏会が終わりました。2,000人収容のソレイユホールで集客が心配されましたが、1,400人の入場者は盛況といっていいかと。折込チラシやアンケート用紙が足りなくなったほどらしい。
 

タンホイザー序曲、出だしは緊張からか硬さが見られましたが、次第に安定してきました。チェロの「悔悟の動機」は、これまでのベストでしょう。内心、あまりのそろい方にうそー、と思ったほど(爆)。中間部のヴィオラの入りもお見事。独奏を含めたヴァイオリンや管楽器も充実していました。チェロパートの難しいところは、なかったことにしよう(えー)。後半は、ヴァイオリンの決死の覚悟を決めたなだれ落ち、バスチェロ気合のドコドコf^^;に乗って、金管隊が豪壮に吹き鳴らすクライマックスで、かなりの重量級だったと思います。みっちは少しだけ楽に弾きました。まだ1曲目だし、その方がむしろ音としては良く鳴っている可能性が高いですから。
 

『火の鳥』は、演奏会に来てくれた友人が「聴けた!」と言ってくれました。ステージでも、わあきれい!と思うくらい色彩的に表現できていたと感じます。この日の通し練習では落ちたり出遅れたりさまざまやらかしていたなんて、信じられない(爆)。本番の集中力のなせる技でしょう。ただ、アクシデントがなかったわけではなく、後方でバンと音がしました。なにか落としたのかと思ったけど、演奏中に振り返るわけにもいきません。打ち上げで聞いた話ですが、実はハープの弦が切れたらしい。そんなことってあるの? でも見事にリカバリされたそうです。火の鳥のヴァリエーションでは、みっちが指揮者を見すぎて一瞬譜面を見失う事件がありましたが、これもすぐ復帰できました(一緒にするなって)。難曲カスチェイはもう、気合だ気合だ気合だ。最後は得意の力技。これまでほとんど縁のなかったストラヴィンスキーですが、これを機会に好きになれるかも。
 

ベートーヴェンは、持てる全力を出しました。ただ、第1楽章の例の付点リズムは、本来「ターンタ、タ」のところ、とっとこハム太郎みたいにトットコしているという指摘が弦楽セクションでなされており、みっちもこの付点を相当意識して臨んだのですが、途中から打楽器が入ってくると、もう力いっぱいハム太郎だったような気が(爆)。あと、フィナーレの第1主題部分の低音ですが、長野先生からスフォルツァンドと休符は無視もしくはほとんど気にせず弓の返しだけで伸びやかに弾くよう指示があり、それでいきました。ベーレンライター版での演奏でしたが、先生は「やることは(旧版と)変わらないよ」と言われていました。その通り、オーソドックスで説得力の高い解釈だったと思います。
 

アンコールはワーグナー『ローエングリン』から第3幕への前奏曲。いわゆる「トスカニーニ・エンディング」で、「禁問の動機」付きの劇的な終わり方です。これはもはや轟音といっていいでしょう。意外にもこの曲、タンホイザー序曲よりもよほど演奏しやすいことを発見しました。
 

打ち上げでは、打楽器のエキストラさんとご一緒して、シンバルのサイズ違いを複数使うとか、シロフォンとマリンバの違いなど、いろいろ興味深い話を伺いました。と、ここで思いもよらぬ報告が。われらが憧れのコンミスが結婚だと! いやああ、いつかはこういう日が来るのでしょうけれど、きょうですか。コンミス、おめでとうございます! でもでもー、いつも美しいコンミスの真ん前に陣取るオッカケやファンたちはみんな泣き崩れることでしょう。みっちも(ToT)。
 

さて、次回第120回定期演奏会は10月14日、同じソレイユホールです。北九響創立60周年ということで、湯浅卓雄先生指揮によるベルリオーズ「幻想交響曲」をメインに、ソリストにN響のマロこと篠崎史紀さんを迎えてブルッフのヴァイオリン協奏曲第2番などを演奏します。乞うご期待。

posted by みっち | 20:38 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
木越洋チェロリサイタル

・バッハ:無伴奏チェロ組曲 全曲

 

木越 洋(チェロ独奏)
2018年4月17日(火)、下関市生涯学習プラザ・風のホール

 

NHK交響楽団のチェロトップとして長年活躍していた木越洋がバッハの無伴奏チェロ組曲を弾くというので、仕事帰りに妻と落ち合って鑑賞しました。風のホールは小さいとはいえ200人は入りそうな客席に、来場者は50人ほど。3,000円の入場料だから売上は15万円? 他人事ながら、赤字ではないかと心配になります。


それはさておき、ステージには演奏台と椅子があり、その前には専用? 木製のこんもりした物体が置かれていて、エンドピン受けでした。エンドピンストッパーとしては最大級でしょう。これだけ大きいと安心感ありますf^^;。立ち弾きもする人なので、もしかしてと思いましたが、座っての演奏でした。
 

ちょんちょん、と軽く弦を鳴らして、すぐに弾き始めます。終わるときも、最後の音が鳴っている状態で、立ち上がってそのまま退場、早っ(爆)。組曲は一セットずつ通して演奏されます。繰り返しはなく、それどころか、5曲目のメヌエットやブーレ、ガヴォットの場合はIIの後にIに戻らず、そのままジーグへと突入します。これで組曲1セットあたりが15分程度となるようです。たしかに、こうでもしないと通常の時間内に6曲は難しいかもしれません。
 

奏者自身による解説もあり、それによると、各曲のプレリュードはそれぞれ次のようなイメージになっているそうです。
 

I:自然崇拝
II:決別・受難・勇気
III:創造・はじめに声ありき
IV:安らぎ・勝利の美酒
V:トッカータとフーガ・即興
VI:天上の楽園・至福


組曲第1番は、プレリュードでほぼ1音ずつ弓を返していたのが特徴的でした。それでいて柔らかいレガートな響き。右手の滑らかさは、奥方にも印象的だったようです。古楽器演奏の影響もあるのか?とも思いましたが、2番以降はかなりパワフルな表現も出てきて、曲調によって弾き分けられているようです。多声的な要素はそれほど強調せず、フレーズの流れを重視していたように感じました。かつ、クーラントのような速い舞曲でも比較的落ち着いたテンポで、ひとつひとつの発音を大事にしていました。2番のジーグなど良かったです。3番では、プレリュードの入りをアップボウで始めたのが珍しいと思いました。圧倒的な響きで締めくくり、珍しく一息置いてアルマンドに入りましたが、その穏やかな運びとの対比がきわめて鮮やかで、このアルマンドがなぜこういう曲なのか、初めて腑に落ちた気がしたほど。4番では幻想的な雰囲気が漂って、お見事でした。この曲は変ホ長調で弾きにくいのですが、さすがですねえ。この4番以降は生演奏で通して聴いたのは初めてかも。5番もハ短調で♭3つは4番と同じです。このプレリュードは、みっちのイメージだと、フーガの終わりにかけてはもっと燃焼というか盛り上げたいと思いますが、わりと淡々と進んだような。このあたりまで来ると聴く方も疲れが出て、前の席でガサゴソしはじめるのがいたりで集中力が削がれたというのもあります。弾いている方はもっと大変でしょうが。6番ではやや粗くなったところもありましたが、すべて暗譜で弾き通しました。ブラボー!!


アンコールは、組曲第3番の有名なブーレをもう一度。ここでは、Iの前半を繰り返し、IIの後Iに戻る普通のスタイルでした。シチュエーションによって繰り返しの有無が考えられていたわけです。なるほどー。

posted by みっち | 22:00 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2018.3)

新しいエンドピン、アルフェ・アンティークでいい感じに弾けている今日このごろ。定期演奏会まで残り1ヶ月となり。日曜日は指揮トレで「ユメニティのおがた」まで行ってきました。オケ練習でいろんなホールに行けるのも楽しみのひとつです。円形小ホールの客席を使って練習しました。門司から直方までは1時間かかりますが、なかなかいいところでした。ただ、昼食場所を探して駅前にある大きな商店街を歩いたのですが、アーケードはシャッター通りでほぼ無人。終点近くにやっと1軒のランチのぼりを見つけました。テーブル3つ、席は5人分という小さなカフェで、名前もカフェ・ピコラ。ランチのカレーがおいしかった。


さて、練習状況ですが、『火の鳥』はとりあえず「どうやって弾くの?」状態からは脱しました。譜面と奏法を概ね理解し、落ちることはなくなってきましたが、難しいところはやっぱり難しい。とくにカスチェイの後半、ト音記号頻発箇所は速いわ高いわで、だいたいメチャクチャになります(ーー;)。終曲のラストは、後ろの管楽器や打楽器の轟音で、自分が出している音が聴こえません。まあ、どうせ聴こえないなら外してもいいか(爆)。ちなみにこの曲、スクロヴァチェフスキ盤を以前に紹介しましたが、もう1枚手持ちのジュリーニ/フィルハーモニア管の演奏が素晴らしい。
 

タンホイザー序曲では、チェロの難所は中間部です。半音階上昇のウネウネもやっかいですが、これは効果音みたいなものなのでまだまし。より重要なのは、2回目のタンホイザー主題の後ろで前半刻み、後半3連符で動き回るところで、わかっていてもメチャクチャに(ーー;)。3連符が終わるころには腕が疲れてヘロヘロです。ちなみにこの曲、前半の3拍子が中間部以降2拍子に変わることはわかっていましたが、チェロの懺悔の後にアッチェレランドがかかり、アッサイ・ストレットからピウ・ストレットへとかなりの速さになることを、今回初めて知りました。ここ、聴感上は前半とそれほど変わらない印象ですが、実は、前半の3/4拍子の1拍分が1小節になっており、単純にいうと3倍速。金管による巡礼のテーマに、ヴィオラ、チェロ、コンバスが8分音符を刻み、ヴァイオリンが16分音符でなだれ落ちるような音型をひたすら弾き続けます。このヴァイオリンがとても大変! 指揮トレではこの部分が重点的に繰り返され、気の毒になるほどでした。
 

ベートーヴェンの7番は、上の2曲に比べるとまだいい方。ある程度弾けるようになって、楽しくなってきました。やっぱり曲がいいよね。とはいえ、細かいところはまだまだなので、精度を上げていきたい。

posted by みっち | 21:32 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
アルフェ・チェロエンドピン 補足情報

チェロ用エンドピン「アンティーク」をしばらく使ってのフォローです。先日のエントリにおいて、アルフェ(鉄・アルミの合金)の制振効果とは、チタンや真鍮といった素材の「色」で響きを増幅するこれまでのタイプとは違い、エンドピン自体の余分な振動発生を抑えることで、楽器の響きを邪魔せず本来の能力をより発揮させる効果があるのではないかと書きました。


日曜日の合唱組曲「北九州」演奏会まで、ずっとこのエンドピンで弾いてきたのですが、新たに発見したことがあります。それは、弱音器を付けたときの効果がとても大きいということです。ミュートといっても、音を小さくするよりは音色を変化させることが主目的ですが、アルフェのエンドピンでミュートを使用すると面白いくらい音色が変わります。これも、楽器のパフォーマンスが上がっていることの証拠なんじゃないでしょうか。
 

例えば天気がよく湿気の少ない日などは、練習していてもチェロがなんの屈託もなく朗々と鳴ってくれる感じがします。これは雨の日には鳴らないという意味ではありませんよf^^;。コンディションの違いがこんな風にはっきり出るのも、楽器のパフォーマンス向上によるものだと思います。そうだとすると、いい楽器ほど効果が高い可能性もあります。
 

また、アルフェのうたい文句として、音程が取りやすくなることが挙げられています。これだけでは意味がよくわかりませんが、おそらくは、響きがクリアになることで音程感が増し、自然に正しい音程を選ぶようになるということのようです。この間、みっちも以前より音程を取りやすくなったと実感しています。
 

というわけで、アルフェのエンドピンはいいことずくめ。以前のエンドピン「カルテット」よりもわずかに重くなりましたが、鉄だけよりは軽く、ほかにマイナス点が見当たらないことから、これからも使っていくことにします。

posted by みっち | 22:23 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
パイプオルガンの響きと合唱組曲「北九州」演奏会

第1部 パイプオルガンの響き
第2部 團伊玖磨:合唱組曲「北九州」


2018年3月11日(日)、アルモニーサンク北九州ソレイユホール
 

北九州市制55周年記念として開かれたコンサートに参加しました。この日は「3・11」ということで、開演前に黙祷を捧げました。第1部は大木麻理さんによるオルガン演奏。ソレイユホール自慢のパイプオルガンによるプログラムで、大木さんご自身による解説付きでした。バッハの『トッカータとフーガニ短調』からエルガーの『威風堂々』まで計5曲。中では、メンデルスゾーンのオルガン曲が珍しかった。
 

休憩後、いよいよ出番です。合唱組曲「北九州」は、北九州市制15周年の記念委嘱作品で、今年で40年目ということになります。「北九州をうたう会」が毎年この曲を公演しており、例年はプロオケの九響が起用されるのですが、市制55周年の今年は地元のアマオケ北九響に声がかかったということのようです。曲を聴いたことはありましたが、演奏は初めて。児童合唱を含む400人を超える合唱と、小倉祇園太鼓など多数の打楽器が動員され総勢500人規模の大編成。演奏時間も45分を超える大作です。指揮は、作曲者の團伊玖磨亡き後は、この作品をずっと引き受けておられる増井信貴先生。練習でも團伊玖磨の思い出などを語っておられました。
 

前日のリハーサルで、初めて合唱や祇園大鼓との合わせとなりました。編成の都合で6曲目から始めたのですが、まず祇園大鼓の爆音がすごかった。しかもだんだん激しくなって都合3回あります。太鼓や鉦はステージ前面に展開するので、1stヴァイオリンとヴィオラはすぐそば。耳がジーンとなったのでは? その後、曲が進んで最後の盛り上がりに至るのですが、ここで思わず涙が出てしまいました。この曲、冒頭の壮大な部分と結びの部分がだいたい同じで、聴いているだけだとちょっとくどいところがあるのですが、この日は途中からだったのと、オケだけの練習では主要メロディーが欠けているわけで、ようやく曲の全貌が姿を現したこともあって、音楽の素晴らしさに感激してしまいました。みっちだけかと思ったら、後で聞いたらヴァイオリンの人も泣いていたらしいf^^;。
 

当日は、本番前に通し演奏をしました。ところがここで、祇園大鼓の登場するタイミングやティンパニの数え間違いなどで増井先生に怒られ、すっかりピリピリモードに。おかげでみっちもミス連発(おい)。実は前日から児童の楽譜やこの日の太鼓の準備などでイラっとくる要素はあったのでしょうが、本番直前の空気は重いものでした。まあ、本番は終わってみればあっという間でした。みっちも集中力を切らさず、泣くより泣かせろとか思って最後まで弾ききりました。客席が泣いていたかは定かではありませんがf^^;。アンコールは、團伊玖磨の有名な「花の街」、そして北九州市歌。
 

組曲「北九州」の中で、ある特徴的なモチーフが何度か出てくるのですが、レセプションではこれは無法松が口ずさんでいた歌だという話が披露されました。曲の最後でもこのモチーフが大きく繰り返されて印象的なんですよね。そうだったのかー。さて、これで一山越えたわけですが、来月の定期演奏会が控えています。やっかいな練習にまた戻らないといけません。

posted by みっち | 20:58 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
アルフェ・チェロエンドピン「アンティーク」

先日、パート練習で指導いただいた九響のチェロ奏者、宮田浩久先生からおすすめのあったエンドピンを購入しました。この「アンティーク」、弦楽器雑誌『サラサーテ』の77号でも採り上げられていた記憶があっただけに、エンドピンコレクター(いつからだ!)のみっちとしては、もはや見過ごせません。パート仲間の賛同者数名で共同購入となったわけです。


ネットで調べると、芦屋市にあるアルフェコという会社が製造しているらしい。「アンティーク」という名称ですが、むしろ素材の「アルフェ」の方が通りがよいかもしれません。この名前は、鉄(Fe)とアルミ(Al)の合金というところから来ているようです。エンドピン素材としては、鉄はふつうで、アルミは新しいですね。アルミの特性としては、軽くて響かないという印象がありますから、微振動を止める制振効果はわかりますが、エンドピンとしてはどうなのか。ちなみに、みっちがこれまで使っているのは、見附さんのところで作られている、チタン、真鍮、カーボン、タングステンを1本にした「カルテット」です。
 

購入したのは太さ8mm、長さ50cmのもの。エンドピンは深みのある銅色で、「アンティーク」の名称にふさわしい上品さ。さっそく取り付けて、弾いてみました。開放弦を鳴らすと、とくに低い方のGC弦で楽器の共鳴振動が長いことが見た目にもわかります。うん、確かに違うぞ。低音の増強といえば、タングステンでも効果がありますが、素材特有の色が出てモリモリし、弾き味も右手にパワーを要する感じになります。アルフェでは、音色は透明感を保ったまま伸びがよくなる感じ。高い音域では、チタンのような輝かしさはありませんが、音の通りが良くなり、全体として楽器のパフォーマンスが上がった印象があります。
 

つまり、こういうことか。これまで使っていたエンドピンでは、素材の色を加えて増強するタイプだったのに対し、アルフェはその制振効果によってエンドピン自体を無駄に振動させず、楽器の鳴りを邪魔せずに本来の性能をより高めると。なるほど、これは逆転の発想かも。
 

楽器によって相性や効果は変わると思いますが、みっちの楽器「クー」は、もともと明るい中高音域といまいち品のない低音域f^^;という特徴があり、アルフェを使うことによって低音域の弱点がカバーされていい塩梅です。「カルテット」と比べると、弾き味の滑らかさは「カルテット」、芯がある音という点では「アンティーク」かな。というわけで、当面演奏会まで使ってみようと思います。

posted by みっち | 14:21 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |