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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
CDマッチングトランスとケーブル
日曜日の夕方、みっちが懇意にしているオーディオ・ビギンの小山さんが家に来られました。前回のオーディオ復活時、実はプリ・パワー間の距離がぐっと近くなったため、それまで使っていた5mもののピンケーブルを使う必要がなくなり、ちゃんとしたのができるまで、とりあえずあり合わせので繋いでいました。あと、CDマッチングトランスを繋ぐケーブルにも不具合があるっぽいのでこれも取り替えようということで外していたのでした。

ちなみに、このCDマッチングトランスは、管球アンプで有名なシンドウ・ラボラトリのアロームという製品に小山さんが独自の工夫を凝らしたもので、背面の切り替えスイッチなどの工作が面倒くさいのでしばらく作ってなかったそうですが、最近復活して再ブームらしいf^^;。

で、まずは外していたトランスを新しいケーブルで繋ぎ直してCD再生したところ、片チャンネルしか音が出ません。むうう、これは、どうやらケーブルじゃなくてトランス本体かその端子が犯人だったっぽい。というわけで、今度はトランスが引き取られて入院f^^;。患者が絶えないな(爆)。それにしても、片チャンネルだけとはいえ、その再生音はトランスなしの状態とは全然次元が違うもので、これが万全ならどうなるのか、またのお楽しみに。

そういうわけで、この日はプリ・パワー間のケーブルのみ交換しました。交換前の赤白ケーブルが見るからにか細くて貧弱な奴だったというのもあるんですが、いやあ、違うもんですね。明らかに情報量が多く、品位が高い。ケーブルで音が変わるわけないわけない(爆)。ただ、どう変わるかはケーブル次第で、変わることが=「よくなる」ではないことに注意。ある種使いこなしの範疇ということをわきまえていないと、これが目的化して「電線病」になる恐れがありますf^^;。それはそれで楽しい世界かもしれませんが、オーディオアクセサリにはオカルト商法まがいのものもあり、散財して後悔先に立たず、ということにならないよう、お気を確かにf^^;。
posted by みっち | 22:52 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |
メインシステム復活
わが家のオーディオについて、オーディオ・ビギンのオリジナル・スピーカー《Julia》のウーハー交換からプリアンプの入院までエントリしていたところですが、このほどプリアンプが退院して戻ってきましたv(^^)。

この機会に、1階リビングの劉表領新野で「髀肉之嘆」をかこつていた劉備を2階のみっち部屋に入蜀させることにしf^^;、ビギンの小山さんと二人でジュリアを抱えて階段を上り、再設置しました。小山さんの話では、最近どういうわけか、ジュリアの1階から2階への引っ越しがみっちを含めて3件立て続けだそうです。すみませんねえ。

というわけで、ついに復活したメインシステムの全貌を画像でご紹介です。わーい、パチパチパチ。ラックとスピーカーがくっついたので、これまで離れた場所に置いていたパワーアンプKRELL KSA-100sもラックの上にでんと乗って存在感を示しております。おかげでプリ・パワー間は、これまでの5mもののケーブルが不要になり、臨時に小山さんが用意してくれたピンケーブルでつないでいます。それでもラックの後ろがケーブル類でてんやわんやなのは見ないふりしよう(爆)。

さて、その音ですが……。ひとことでいえば、美しくも深い。20年越しのネットワーク改良のなせる技ですかねえ。サブに使用しているビギン・オリジナル《Piano 2》も、屈託のない鳴りっぷりの良さが魅力的なモデルですが、ジュリアには緻密さ、表現の幅の広さ、定位、臨場感、あらゆる音楽的な深みが備わっています(もちろん値段も桁違い)。FM放送をごく小さい音で鳴らしていても、決して刺激的ではないのに誘因力というか、引きつけるのでBGMには向かないくらい。小山さんによると、ジュリアのネットワークは、作るのが非常に難しい「対称型」であり、上位モデルの《Rose》ですら「非対称型」なので、ジュリアにしかない世界があるらしい。

カプソン兄弟らによるフォーレ室内楽全集をかけると、それまでの印象が一変しました。まあ、同じ音源でも装置が変わるとガラッと印象が変わることはよくあることですがf^^;。全体に暖かい雰囲気の録音で、ピアノなどはややもわっとしてキレに欠けるという感じだったのですが、ジュリアでは全然不満がなくなりました。ピアノちゃんと鳴ってるし、しかもそれが聴かせる。要するに、再生装置やその環境次第で評価が変わってくるわけで、不用意に書けないんですよ。

ただ、プリアンプは管球式だったのでメンテで蘇った(小山さん、この件でシェルターの社長と久しぶりに話したそうです。震災で大変だったらしい)んですが、トランジスタだとそうはいかないようです。KRELL KSA-100sも、よそではすでに壊れて修理不能なところが多いとか。Wadia 302も挙動不審で、前回再生途中で止まったことを書きましたが、今回も最初再生ボタンを押しても反応がなくて焦りました。電源を入れ直したら動いたんですが、いつまでもってくれることやら……(ーー;)。
posted by みっち | 22:09 | Audio | comments(6) | trackbacks(0) |
オーディオの入れ替え中
現在プリアンプが入院中ですが、この機会に宝の持ち腐れ状態を解消するため、居間のメインシステムと2階のサブシステムを入れ替えることを決断、きょう半日がかりでオーディオラックを2階に上げました。

ラックには37インチのテレビを置いていたので、それを下ろしたり、ラックと2階に置いていたチェストと入れ替えるため、チェストを1階に下ろす作業もあり、重労働で疲れた。こういうときのお約束なのが、ホコリとの戦いです(爆)。10数年ぶりに機器を動かすと、後ろの配線あたり、もうすごいのなんの。ときどき掃除しとけ、っていう話ですが、そもそも稼働することが少ないので放置プレイ(こればっかり)になるんですよねf^^;。ホコリの中から、わが家のホビットが組み立てていたレゴやナノブロックのパーツが出てきました。こないだは、スピーカーのJuliaの箱の中から立体四目並べの玉が出てきたもんね(爆)。虫の死骸がなくてよかったー。

ともかく、ラックを2階に運んでレコードプレーヤーとCDプレーヤー、FMチューナーの仮置きまでやりました。まだパワーアンプとスピーカーが1階に残っていますが、いずれにせよプリアンプが退院しないと鳴らせないので、そのとき同時にやるつもり。サブシステムはまだ2階に置いておきます。
posted by みっち | 23:23 | Audio | comments(0) | trackbacks(0) |
ジュリア復活、しかし……
わが家のオーディオ・メインシステムの中心は、ビギンオリジナルのスピーカー《Julia》なのですが、居間に置いている関係で、稼働することがめったにありません。奥方とホビットがテレビを見るのがほとんどで、たまにDVDとかかけるときに鳴らしたりすると、効果音が迫真過ぎてかえって怖いっていう……。いや、だってこれ、映画館の音響よりすごいよね(爆)。

で、去年の夏ごろからウーハーのエッジ部分が経年劣化でボロボロになってしまい、これが2度目。以来、絶賛放置状態となってすでに半年でした。実は、ジュリアにはエッジの劣化しないユニットを使ったタイプも存在していて、ビギンの店頭で試聴できるのがそうなんですが、小山さんは、「もう全然違うからやめとき。車でもタイヤ交換するやろ」と。いやあ、タイヤより高い気がするんですが(爆)。

独身時代に金をかけたシステムも、こうなるとお荷物でしかないなあ、と思っていたところへ、ビギンの小山さんから連絡がありました。ジュリア完成以来、ずっと続けてきたネットワーク改良がついに終わったそうで、今年はスピーカー制作から離れて、ネットでブログでも立ち上げようかと思ってるとのこと。ついては、「あんたんとこのジュリアがそんな状態のままなのは不本意」なので、ウーハーの交換は実費もらうけど、ネットワークの調整はサービスでやってくれるという提案に、みっちはうれし涙にくれながらお願いしたわけです。

先日、わが家のジュリアからネットワークとウーハーが外されていき、「できた」ということで、きのう新しいユニットとネットワークが納入されました。さっそく試聴しようとしたところ、トラブル発生! ちなみに、わが家のメインシステムの構成は次のとおり。ええと、型番とか忘れてしまった(爆)ので、過去ログ探して再掲します。いずれも購入後20年ぐらいは経っている機器類で、いつ壊れてもおかしくない状況ではあったんですが……。

・LPプレーヤー:LINN SONDEK LP12
・カートリッジ:Benz Micro MC Gold
・CDプレーヤー:Wadia 302
・CDマッチングトランス:Shindo Laboratory AROME(位相切り替え付)
・プリアンプ:Shelter Model 404-2(管球式、フォノイコライザー付)
・メインアンプ:KRELL KSA-100s
・スピーカー:Audio Begin JULIA

○JULIAの構成
・ドライバー:JBL 2425H
・ホーン:JBL 2370A
・ウーハー:JBL 2226H


まず、CDプレーヤー。ブラームスの弦楽五重奏曲(アマデウス四重奏団)をかけたところ、CD読み込みはできたのですが、再生すると1分すぎで止まってしまいます(ーー:)。ワディアのCDプレーヤーはいまとなっては修理不能だそうで、これは大変なことになった。ただし、ほかのCDを試したりしているうちに、CDプレーヤーの不調はしばらくすると直りました。暖まってきたのか? 長時間通電していなかったため? よくわかりませんが、ともかく最悪の事態は当面避けられました。

さらに、左チャンネルから音が出ません(ーー:)。片鳴り状態は古いアンプにわりと見られる症状で、実は放置以前からちょっとその気配があったんですよねf^^;。そのときはしばらくすると鳴りだしていたんですが、今回は、いろいろやってもかすかに歪んだ音が出るだけ。これはプリアンプが原因のようです。シェルターという、栃木県だったかのガレージメーカー製で、ここももはやアンプを作っていないそうですが、幸い真空管なので、取り替えればなんとかなるらしい。この日はこのままにしておき、後日アンプだけ修理に持ち込むことにしました。

小山さんの指示でレコードプレーヤーでLPもかけてみました。果たして動くのか(爆)。リヒター指揮でバッハの管弦楽組曲第2番を取り出したところ、アナログは健在でした。しかもPhono入力からは左右チャンネルとも立派に鳴ります。なんでだ? ていうか、なんて素敵な音なんだ! CDの片チャンネル状態も含めて、やっぱジュリア聴くと、小型の「プルート」や「ピアノ」は比較になりませんね(金額もだけどね)。クレルのパワーアンプも大丈夫でした。この件は、また報告したいと思います。
posted by みっち | 18:56 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |
オーディオ・ビギンのクラシック専用?オリジナルスピーカー
オーディオ・ビギンの新しいオリジナルモデルを試聴しました。画像で手前の黒いスピーカーがそれで、まだ名前がありません。後ろには小山さんが完成させたオリジナルスピーカー群が並んでいます。大口径ホーンを乗せているのがローズ、その左がプルート・プレミアム、その上の小さいのがピアノ2。ちなみに、右側はみっちがピアノ2を買ったときに下取りに出した、ソナスファベールのコンチェルティーノです(だれか買ってーf^^;)。

みっちのPC用デジタルアンプの相談をしていたときに、ちょうど制作されていたのがこの2wayスピーカーなんですが、フォステクス製のユニットはともかく、ドーム型トゥイーターやトールボーイタイプのエンクロージャとは珍しいというか、日ごろの小山さんの理論からは到底あり得ない構成ですf^^;。小山さんによると、もともとフォステクスの20cmコーンが在庫で4組あり、こいつを有効利用というか処分してやろうと思い立って作り始めたのだそうです。この際なので、小山さんがもっとも苦手なジャンルとして認識しているクラシックの克服をめざして専用設計とし、「べ、別にドームとかトールボーイとかいつも貶してるからって、そんなので作れないってわけじゃないんだからね、勘違いしないでよね!」みたいなノリでやったということらしい(爆)。

そういうわけで、このスピーカーは小山さんのツンデレ心満載?でありながら、見た目はわりと普通でスマートなデザインになっています。高さはプルートとほぼ同じですが、幅が狭い分、置き場所はより自由。もちろん、小山さん独自のバックロードホーン的な二重構造エンクロージャをはじめ、これまでのオリジナルスピーカー作りのノウハウが注ぎ込まれており、その結果、考えていたよりもはるかにいい音が出てくれて作者自身が驚いたらしい(爆)。ところが、これで処分しようとしたフォステクスの在庫ユニットを箱から出してみたら、経年変化でエッジが破れており、使う前に逝っていたというオチがついてしまい、ツンデレではなくヤンデレだったのかみたいな展開になっている模様(意味不明)。

で、試聴用にみっちが持ち込んだCDが次の4枚。
1. ブラームス:ピアノ協奏曲第2番(フェルツマン&フォンク指揮ケルン放送響)
2. フォーレ:レクイエム(フレモー指揮バーミンガム市響)
3. シューマン:ピアノ三重奏曲第3番・ピアノ四重奏曲(フロレスタン・トリオ)
4. 大貫妙子:『プリッシマ』

試聴は2日間で、1回目の途中でPLUTOを買いに来られたお客さんがいて、全部は聴かずに出直しました。実をいうと、最初に聴いたブラームスでみっちは当惑しました。それほど悪くはない、が、こもってダンゴになっている感じがして、ビギンのスピーカーらしくない。もしこれがクラシック的というのなら、タンノイとかハーベスとか市販のスピーカーでも聴ける音なんじゃないのか? と思ってしまいました。みっちの表情に気がついたらしい小山さんは、2回目までにさらにネットワークに手を入れています。

2日目。ブラームスを聴き直しました。よくなってる! 冒頭のホルンからしてもう違う。フェルツマンのピアノの彫りが深くなり、フォンクならではのオケのニュアンス変化が見事に再現されて美しい。みっちは、ケンペやフォンクが一般的にそれほど評価されないのは、派手な効果や演出がないというに加えて、再生装置の問題が大きいと思っているので、こういう音が聴けて幸せです。フォーレのレクイエムは、合唱だけ取ってみれば、アルテックのユニットを使ったプルートやピアノ2が魅力的ですが、オケについては低域がよく伸びているこちらに分がある感じでいい勝負か。シューマンは、もともと演奏だけでなく録音のいいCDなので、悪かろうはずもありませんが、各楽器が立体的に絡み合って本当に素晴らしい。ピアノ四重奏曲の第3楽章、シューマンの書いたもっとも美しいメロディーに至っては、チェロの演奏に思わず涙がじわーっと。

最後の大貫妙子は、小山さんによるとネットワークに選択肢があり、大貫妙子と他のクラシックとどちらをベストに合わせるかでちょっと変わるそうです。最初に大貫妙子に合わせた方で聴くと、これはもう、惚れてまうやないか!!状態f^^;で、実に美しく魅力的。ただ、大貫妙子だけ聴くならこれでいいんですが、他のクラシックに少し不満が出る。ポップス、ジャズ、クラシックのジャンル別にネットワークが必要というのは、こういことだったわけですね、はい。

まだ名前も決まっていませんが、すでに2組売れているとのこと。爽やかなトーンでクラシックを楽しみたい方にはうってつけのモデルだと思います。名前は、みっちならセレナにするな。もちろん『ファイヤーエムブレム覚醒』のツンデレキャラにちなんで(爆)。 
posted by みっち | 08:14 | Audio | comments(4) | trackbacks(0) |
D/Aコンバータ内蔵アンプ TEAC A-H01
オーディオ・ビギンのオリジナルスピーカー《Piano》をPC用に鳴らすために探していたアンプを購入しました。画像のディスプレイ横の黒い筐体が、TEAC A-H01です。D/Aコンバータ内蔵のデジタルアンプで、ネットでの実売価格は3万円くらい? ちなみに、上の棚に乗っている、白と青のツートーンカラーの左右一体型スピーカーが《Piano》です。

リフォームよりアンプの機種選定が後回しになったため、置き場所を全然考えていませんでした。A-H01は幅と奥行が約20cmのコンパクトサイズでどこでも置けそうですが、スピーカーの上や下は不安定だし、しかも配線が面倒そうなので却下。セッティングさえすめば、触るのはパワースイッチとボリュームぐらいだから、机の下にもうひとつ棚を作っておけばよかったかなあ……。というわけで、消去法でデスク上ということにf^^;。アンプの上にディスプレイがちょうど乗るので、はじめ重ねて使ってみたんですが、画面が高くなってあまりよろしくない、ということで、現在は画像の位置に横に立てて使っています。変則ですが、このアンプは業務用に多く使われているらしいので、こういう置き方も想定内だろう、と勝手に都合よく解釈しましたf^^;。

PCオーディオの知識・経験がなく、PCとの接続方法がわからなかったのですが、USBケーブル(プリンタなどに使われるA-Bタイプ)で繋ぎました。入力としてはほかにアナログ、光デジタル、同軸デジタルもあるのですが、PCに対応する出力があるのかどうか不明。アンプを起動する前にドライバをPCにインストールせよと書いてあったので、取扱説明書にしたがってティアックのHPからドライバをインストールしました。これで準備完了。操作感はよく、とくにボリュームのつまみはしっかりとした作りが感じられるもので、サブシステムに使っているケンウッドR-K711の重いボリュームより好きです。

音は、ひとことでいえば鮮烈。それまでミニジャックで繋いでいた、おもちゃのようなアクティヴ・スピーカーのブーミーでこもったボヨヨーン(爆)みたいな響きとはまったく別次元の世界で、そもそも比べること自体が間違い。音色的にはクリアでドライな傾向で、これはA-H01よりも《Piano》のキャラクタによるところが大きいでしょう。A-H01は音の純度の高さに貢献しているようです。

LotROを起動すると、オープニングの打楽器の一撃が実に強烈で、迫力ありすぎて怖いのでボリュームを少し絞ってしまいました(爆)。ゲーム内でも、BGMの澄んだ響きが素晴らしく、それだけでなく、小鳥のさえずりや馬のいななきなどの環境音が素敵すぎてしばし聞き惚れるほどv(^^)。素晴らしい。さすがは、「テレビが何いいよるかわからん」という理由で作られたスピーカーだけのことはあり、立ち上がりのよい明快なサウンドです。

実は、このアンプ導入にあたり、オーディオ・ビギンでまた新しいオリジナルスピーカーが制作されていることが判明したのですが、それはまた別の機会にということでf^^;。 
posted by みっち | 22:41 | Audio | comments(0) | trackbacks(0) |
サブシステム更新
4月、サブシステム用に導入したオーディオ・ビギンの小型スピーカーPiano 2ですが、納品時にレシーバーのシャープ SD-SG11のCD挿入・排出に不具合が発生、スピーカーと入れ替わりに引き取ってもらうはめになりました。結果はやはり部品の摩耗で、いまとなってはメーカーがオーディオ事業から撤退しており修理部品が入りそうにないとのこと。個人つながりで当たってもらっているそうですが、仮に入ったとしても、CDの読み取り部分本体と一体になっていて、かなりの修理費用になるとのことで、あきらめました。

代わりのおすすめということで、新たに購入したのが、ケンウッドのCDレシーバー、R-K711です。値段はシャープの半分程度、実売価格は3万円切っているみたいですが、音質は悪くない、というよりビギンの小山さんの話では、シャープよりいいはずだと(ぬわにい)。ケンウッドには、この上級で20万円くらいする高級レシーバーがあったそうですが、実はそれよりもこっちの方がいいともいわれました。こういう歯に衣着せぬ評価が聞けるのもオーディオ・ビギンの楽しいところです。高級レシーバーならオーラ・ノートがかっこよく、小山さんもお気に入りだそうですが、ほしくなるのでこの話はやめておこう(危)。というわけで、わが家のサブシステムは次のような構成になりました。

・CDレシーバー:Kenwood R-K711
・スピーカー:Audio Begin 《Piano 2》


レシーバー納品までの間、音が出ないのも寂しかろうと貸してもらっていたのがデノンの中古ミニコンポで、これははっきりいって甘い(ボケた)音で、それでもこのスピーカーで聴くと癒されるなあ、と思っていました。そしてきのう、R-K711が納品になりました。画像の手前真ん中、チェストの上が新しいCDレシーバー。スピーカーは最初同じチェストの上に置いてみたんですが、このチェストがあまりしっかりしておらず天板がたわんでいるため、後ろの出窓に移動させました。Piano 2と並んでいる白と青の一体型スピーカーがそれまで鳴らしていた Pianoで、サイズの違いがわかると思います。店では小さく見えたPiano 2も、部屋に置くとそれなりの存在感です。窓が南向きで昼間は逆光になるので、今回は日暮れ時を狙って撮ってみました。

音は、間違いなく素晴らしい。品位が高く、広がりがあって低音も十分出ます。これが定価で合わせて15万円しないんだから驚き。クレツキ/チェコ・フィルのベトベン「田園」(いま練習中)の響きのクリアで立体的なこと! フレイレとケンペ/ミュンヘン・フィルのチャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番(これもいま練習中)では、総奏でオケがちょっと薄くなってしまうところがあります(録音のせいかも)が、ピアノ・ソロはそのネーミングに恥じない粒立ちと輝かしさです。大橋トリオはもう文句なしで、店で聴いたときは気が付かなかった楽器がわかったり、さらによくなっています。FMもストレスレスというか屈託のない音で、これほど自然に聴けるとは思いませんでした。こりゃあレシーバーもシャープより上かもf^^;。総入れ替えになってしまったので、シャープとケンウッドの比較はほとんどできなかったわけですけど。

スピーカーの下にはわが家にあったRASKのインシュレーターを置きました。RASKは吸音するので置き場所次第ではスカスカしますが、ここでは響きが締まって程よくすっきり。TAOCのスパイクタイプもあったのですが、よろしくないそうですf^^;。使うなら、スパイク受けの裏にゴムを貼り付けてレシーバーの足の代わりにすると防振になっていいということなので、やってみようかな。
posted by みっち | 20:09 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |
サブシステムが入院
先日レポートしたオーディオ・ビギンのオリジナル・スピーカー『Piano 2』、ソナス・ファベールのコンチェルティーノを下取りしてもらって導入決定し、きょう納品の運びとなりました。

さっそく試聴用に、パウル・クレツキがチェコ・フィルを指揮したベトベン交響曲全集から6番「田園」(いま練習中なもんでf^^;)をかけてみたんですが、サブシステムのCD・MD・アンプ・チューナーのシャープ SD-SG11のCD吸い込みの動きがなんかもたついて変。でも一応収まったので、鳴らしながらスピーカー位置をあれこれ変更してよい場所を探しました。

最初に予定していたチェストの上に置き、インシュレーターをかませたり外したりして聴いてみたところ、どちらも悪くないんですが、まだよくなりそう、ということで、後ろの出窓に直置きしたところ、低音が豊かになって音像までぐんと広がりました。よっしゃあこれで決定、ということで、小山さんがいったん帰ったんですが、残ったみっちがCDを片付けようとしたところ、イジェクトできなくなってました(ーー;)。

SD-SG11は縦型で、CDやMDを上面で出し入れするようになっています。MDはまだケースに入っているのでいいんですが、CDの出し入れは購入時からいつかこうなるんじゃないかと思っていたところでした。やっぱりきたか、という感じで、小山さんに再び来てもらいました。本体を倒してボタンを押すことで、入っていたCDを排出することには成功したものの、元どおりに立てるとやっぱり不具合のままです。部品が摩耗したらしい。しかし、シャープはすでにオーディオ事業から撤退しており、部品が調達できる可能性はかなり低いみたいです。とりあえず、引き取ってもらって、中を見てもらうことにしましたが、ダメかも。

というわけで、せっかくのPiano 2デビューでしたが、元のシステムが入院です。残念。
posted by みっち | 15:07 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |
オーディオ・ビギンの小型スピーカー『Piano 2』
わが家のオーディオでお世話になっている小倉のショップ、オーディオ・ビギンの新しいオリジナルスピーカーを試聴しました。新しいといっても、昨年秋に北九響のポスターを貼ってもらうために寄ったときにはほとんど完成していて、そのときに少し聴いてはいたのですが、あらためてということで。

名前はPiano 2。以前に販売終了していた左右一体型の小型スピーカー『Piano』の後継機のようなネーミングですが、同じ小型でも、今回は左右が別々のオーソドックスなスタイルになりました。使用ユニットはALTEC205-8Aで、幅約20センチ、高さ約27センチのエンクロージャにフルレンジ一発という構成です。箱の下側部分がダクトというより全面的に開放されているのが目を引く特徴です。実際には、ユニットの下にもうひとつの底板があり、その後方にダクトが空いていてバックロード・ホーン的な構造となっているそうです。この構造が『Piano』譲りで、命名はそこからも来ているようです。

持参したCDは、大橋トリオ『plagged』、相曽晴日『月の子供』、フォーレのレクイエムほか(フレモー指揮バーミンガム市響)、マーラーの交響曲第4番ほか(クレツキ指揮フィルハーモニア管)。みっちの家にはメインシステムに『Julia』があるので、サブシステムとしてポップスなども多様に聴くことを想定しました。

まず大橋トリオですが、実に楽しい音です。『マチルダ』でのパンチの効いたリズムセクションについてはまあ予想どおりというか、さすがという感じですが、それ以上に驚いたのがキーボードの響きで、ファンキーな浮遊感というのか、ちょっと妖しい彩りになっているのが面白い。どうやら音色的にはジャズ寄りな傾向があるようで、こういうバンドの演奏は鉄板じゃないかと。女性ヴォーカルということで相曽晴日を聴きましたが、こちらもやはり、元々のイメージよりもややジャズに近寄った歌い方に聞こえて、かえって新鮮。大貫妙子を持って来ればよかった。クラシックの2枚は、以前『Pluto premium』を試聴したときとの比較もあって同じものを聴いたんですが、コーラスはアルテックの「十八番」なのか、こちらもフォーレのレクイエムは文句なし。合唱だけでなく、オケの音色も魅力的で、『ラシーヌの雅歌』には感動しました。マーラーの4番でも、クレツキの精妙な解釈を余すところなく聞かせて素晴らしい。フルレンジだけに、編成が大きくなるとどうなのかと思いましたが、ほとんど不満なし。とくに弱音部分では解像度も高く、デリカシーのある歌心が胸を打ちます。

右の画像は、上の小さいのが『Piano 2』で、下は『Pluto premium』。全体に、スピーカーの小ささを忘れさせるというか、『Piano 2』の横に大型の『Rose』が並んでいるんですが、このRoseが鳴っているんじゃないかと思うほど音に広がりがあります。フルレンジなので当然ながら定位も良く、この鳴りっぷりでペア85,000円は信じられない値段でしょう。『Piano 2』には、「ホワイトバージョン」なる白いタイプもあり、こちらはペア75,000円と少し安くなっています。小山さんによると、エンクロージャの材質が違うため、音質はちょっと落ちるらしい。それでもBGM的な利用なら十分すぎるくらいかも。

店長の小山さんの話では、ユニットのALTEC205-8Aは、自作用としてよく使われているモデルで、小山さんも過去に一度手がけたことがあったそうですが、『Piano』のエンクロージャ構造を応用することでこれほどになるとはご本人も予想以上だったということです。また、このサイズでも2wayにした方が見た目が豪華な感じがして売り上げには効果的らしいのですが、そうすると、トゥイーターをコントロールするのにどうしても無理が出て、ユニットの実力を発揮させられなくなるそうです。まあ、たしかにみっちみたいな素人にとっては、同じ値段ならフルレンジより2wayの方が高級と思いがち。

あと、JBLのS9500という4百万円とかする超弩級スピーカーを店で使用している人がいて、『Piano 2』を買って試しにJBLの上に置いて鳴らしていたら、店に来る客がみんなJBLが鳴っていると思ってほめてくれたらしい(爆)。それを聞いた小山さんが、上に置くより床に直置きした方がいいとアドバイスしたところ、「たまがるぐらい鳴ってます!」って。それで、結局その人はJBLを処分しようとしたんですが、撤去費用だけで20万円近くかかるといわれて困っているそうで。『Piano 2』、罪作りなスピーカーですf^^;。

実は、みっちは一目見たときから、シンプルかつバランスのいい『Piano 2』の形状が気に入ってしまってたんですねf^^;。はっきりいって、これまでのどのオリジナルよりも形が好き。遠距離通勤が解消されたので、少しは家でも音楽を聴く時間が作れると思うし、わが家にはソナスファベール『コンチェルティーノ』が遊んでいるので、これを下取りしてもらって、『Piano 2』を導入したいなあ、と。
posted by みっち | 18:56 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |
《PLUTO premium》
先日、オーディオ・ビギンの新作スピーカー《PLUTO》について報告したところですが、実はこのあとさらに展開がありました。PLUTOには上級ヴァージョンがあったのです。その名も《PLUTO premium》。まるでビールのようなネーミング(爆)。

PLUTO premiumは、寸法はノーマルPLUTOとほとんど同じながら、側板が厚くなっている分、横幅が増しています。この側板は白木が使われていて、エンクロージャ上下の板とツートーンカラーになっています。箱の角や前面バッフル面の継ぎ目が面取りされていたり、全体に外観がオシャレになりました。そして、ネームプレートに燦然と輝くpremium表示f^^;。

プレミアムなのは見た目だけではありません。最大の特徴はこのエンクロージャで、独特の構造になっているために箱ができるのが遅かったとのことです。中がどうなっているかは企業秘密らしいf^^;。ノーマルPLUTOでも、箱に工夫があったからこその鳴りだったわけですが、プレミアムでは、さらにROSEやPianoでのエンクロージャ構造が生かされているようです。

ユニットは同じALTEC 409-8Eですが、ネットワークなしだったノーマルに比べ、premiumには新たに専用のネットワークが作られています。これにより、許容入力も大きくなったそうです。値段はペア25万円で、ノーマルより65,000円高くなりました。ジャズ用にバスレフのダクト開口部を大きく取った下部パネルがあるのはノーマルと同じです。

試聴用に持って行ったCDは、前回とシューベルトとフォーレ2枚は同じで、マーラーの4番だけはフォンクに代えてクレツキ指揮フィルハーモニア盤(EMI)にしました。

まず、シューベルト「グレイト」の出だしのホルン。ここは解像度の良いスピーカーで聴くと、2人で吹いていることが聴き取れます。前回、響きは素晴らしいものの、音像がひとつにまとまってしまっていたのが、premiumでは複数であることがわかります。弦が入ってくるときの、さっと雰囲気が変わるあたりの表現や、低弦のピチカートの生きていること。自然に主部に移行するときの高揚感など、ケンペの指揮の素晴らしさに感動します。ケンペが退屈とかいう人がいますが、きっとスピーカーのせいだf^^;。

フォーレのレクイエム(フレモー新盤)は、ノーマルでも文句なかったですが、よりくっきりとして、合唱のメンバーが見えてきそうな精度になっています。ファウストとボファールによるヴァイオリンソナタでは、ノーマルでは不満だったピアノの粒立ちとヴァイオリンの美音が味わえるようになりました。

マーラーでは、クレツキの精妙なニュアンス付けが見事に再現されます。これには小山さんもびっくりされたようで、「マーラーはドロドロ演奏が多いけど、そういう強調よりもこの方がよほど雄弁」とクレツキを気に入ってくれたようです。この盤は、デニス・ブレインがホルンを吹いていることもあって、聴き所が多いんですよ。

というわけで、ノーマルの屈託のない鳴りっぷり、圧倒的魅力はそのままに、緻密さと高域の品位についても改善されて完成度が高くなりました。プレミアムだけに香り高く、コクがあってキレがあるなあ(爆)。ノーマルを買った人がこれ聴いたら苦情が出るのでは、と心配になるくらいf^^;。

ペア180万円のROSEも鳴らしてみたんですが、正直ヴォーカルだけならいい勝負です。あとは持ち味の違いでしょう。ROSEで聴くと、思わず耳をそばだててしまうようなリアリティーに、こちらも集中力を奪われるわけで、これを「対面型」とするなら、PLUTOは、BGMでもよくて、そこで鳴っていることが気持ちよさにつながるような「癒される音」です。これでFMなど鳴らしていると、楽しくて大らかな気持ちになれます。いいなあ、これ、ほしいなあ。
posted by みっち | 19:17 | Audio | comments(2) | trackbacks(0) |