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グレートウォール

『レッドクリフ』もそうなんですが、英語のタイトルだとピンとこない、中国を舞台にした映画。漢字では『長城』、つまり万里の長城での戦いを描いた作品です。しかも、戦う相手は伝説の生き物「饕餮」。饕餮文の青銅器が発掘されていたのは殷の時代でしたっけ? あの文様が怪物のおでこにちゃんと描かれています。個人的に、これだけでもうよくやった感が(爆)。で、これがうようよ、画面いっぱいに広がる様子はLotRO『二つの塔』のスケールを超えているかもしれません。なんで肩のところに目があるの?とかのツッコミはなしでf^^;。劇中ではその目をねらえ、とか指示されてますが、槍だと大きな口しか突けないようです。でかくて素早いので、1対1では人間はほぼ敵わず、準備していた様々な仕掛けを使って防ぐんですが、これがまた目を楽しませてくれます。女性だけの「鶴隊」など、中国雑技団なみの曲芸的立ち回りでさすが。あれが果たしてどれだけ効果があるのかは疑問ながら、面白いからいいや(爆)。

 

長城を守る禁軍は、黒が歩兵、赤が弓隊、「鶴隊」は青など、役割を装備の色で分けていて鮮やか。でもこういうのは全部知りたくなるんで、まだ黄色と紫があったはずなのに説明がないのが惜しい。将官クラスの兜はみんな馬超みたいな感じのデザインで、かっこいいです。TV版の『三国志 Three Kingdoms』だと、毎回必ずといっていいほど画面のどこかに兜が曲がってる兵士がいて、「おい!」といわずにおれないわけですが、今回はみんな規律が守られているらしく、さすが禁軍兵士は違う。いやでも禁軍は近衛兵だから、宮中にいるはずなんじゃないの?というツッコミはなしでf^^;。

 

主役のマット・デイモンはこの戦いに巻き込まれてしまう役柄ですが、ここでもジェイソン・ボーン的に活躍します。相棒のペドロ・パスカルはどこかで見た顔だと思っていたら、『ゲーム・オブ・スローンズ』のオベリンだった。しかしなんといっても今回はヒロインのジン・ティエンが目立ちますね。りりしく、とってもきれいです。マット・デイモンとはわりといい感じになるんですが、それ以上にはならないところもいい。軍師役のアンディ・ラウも渋くてかっこよし。ただね、軍師様にあえてツッコミさせていただくと、磁石が使えると推測できた時点で、ただちに集めておくという判断がなかったのはまずかったf^^;。

 

ストーリーは、説明の必要を感じないf^^;。中国ファンタジーと割り切って見れば、十分楽しめます。でも60年ごとというのはどういう理由なのかな。女王さえ倒せば決着というのもすっきりしすぎかも(爆)。とはいえ、アクションも楽しいし、霧の中に長城が浮かび上がる場面や、将軍の弔いに夜空に灯籠?を飛ばしたりなど、とにかく画面が美しく、満足度は高い。

posted by みっち | 17:12 | たまに観る映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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