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キング・アーサー

わが家のエントっ子と観てきました。当初は「聖剣無双」という副題が付いていたところ、大人の事情から外されたようです。普通の字幕版でしたが、情報量が少ないためかわかりにくい部分があり、できれば吹替版で見直したい。2004年にも同じ『キング・アーサー』タイトルの映画があり、こちらは歴史的なアーサー像を描こうとしたものらしいのですが未鑑賞。今回のはガイ・リッチー監督により、ぶっ飛んだ描写は随所にありつつ、いわゆる「アーサー王伝説」に基づいたファンタジー作品となっています。

 

エントっ子との共通した感想は、「思っていたより相当よかった」(爆)。いやまあ、当初の副題もあって、B級テイスト満載なのでは?と予想していたのですが、なんのなんの。本格的なエンターテインメントに仕上がっています。静かな導入から徐々に戦闘場面に移っていくダイナミックな見せ方からして素晴らしく、舞台となるキャメロット城やロンディニウム(現在のロンドン)の街なども大画面で鑑賞するにふさわしいスケールで再現?されています。スケールといえば、最初の戦闘シーンでのゾウさん、もう反則といっていいくらいのとんでもないでかさ。ムマキルがちびっ子に見えます(爆)。画面や音楽のコントラストも大きく、シンプルな物語なのに次の展開が読めなくてドキドキさせられます。なお、暗い画面では3Dメガネを使用していたらよく見えないのではないかと思われるものもあります。

 

登場人物では、主人公のアーサーとその叔父に当たるヴォーティガンの二人が大きな軸になっています。アーサー役のチャーリー・ハナムは、一種のトラウマを抱えているわけですが、しぶとく抜け目のない性格で自立心旺盛。最初は王位に関心を示しませんがヴォーティガンが放っておいてくれないのと、血筋のためでなく仲間たちのために立ち上がるという推移は納得。対するジュード・ロウも、ぞっとするような冷酷さを見せて迫力があります。この二人が十分魅力的で楽しい。衣装の面でも二人だけ現代風なテイストで周囲からもよく引き立っていました。彼らに次ぐのがユーサー役のエリック・バナで、この人は『トロイ』のヘクトルでも悲劇的な役どころでした。弓の名手グースファット・ビル役のエイダン・ギレンは、『ゲーム・オブ・スローンズ』で狡猾なベイリッシュだった人ですが、こちらでも見せどころがあります。女性では名前の明かされないメイジ役のアストリッド・ベルジュ=フリスベがほぼ唯一の重要キャラですが、台詞が少ないのは『パイレーツ・オブ・カリビアン』で人魚だったからか(爆)。彼女がグィネヴィアになるのかな? 女性は美女ぞろいなのですが、チョイ役ばかりで恋愛要素やサービスシーンなどはなし。ベディヴィア役のジャイモン・フンスーはなぜか黒人で、もうひとりアーサーの武道指南役ぽいアジア人まで登場します。こんな話でも有色人種への配慮が必要だったの?

 

かいつまむと話はけっこう単純ですが、見せどころは満載です。とくにエクスカリバーをめぐっては、岩に刺さったところをアーサーが抜くシーンはもちろん、逆にどうして岩に刺さったのかを解明するシーンもあって、おおー、そうだったのかと謎解きの楽しさがあります。湖の乙女も物語上意味のある存在としてしっかり出てきます。そして、アーサーがエクスカリバーで無双するシーン、都合2回かな、あります。その凄まじさは、敵だけじゃなくて味方も全滅したなと思わせるほど。とはいえ、使い勝手のいい最終兵器ということでf^^;。「聖剣無双」、残してよかったんじゃないの?

 

伝説絡みでは、いきなりモードレッドが登場するのが意表を突かれます。これ、どうオチをつける気か? トリスタンやパーシヴァルといった名前も出てくるのですが、なにやってたかよくわからず、顔と名前が一致するほどの印象は残りません。ウィキペディアによると、「全6部作となるシリーズの第1作目」なのだそうで、ぜひ続きが見たいのですが、アメリカでは大コケしているらしい。そうなると難しいでしょうね。あと、字幕はなっちではありませんでしたが、一部不適切なのでは?と思えるものがありました。「ナポレオンの馬」はさすがにないよね。

 

 

posted by みっち | 22:00 | たまに観る映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
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