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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
飲み会、そしてマーラーの第6交響曲

夕べは久々に「飲み会」でした。職場の仲間6人で「暑気払い」です。

お開きの後ショット・バーに行き、ロングロウ10年とオールド・プルトニー28年(1977)をいただきました。プルトニーはお店の10周年記念オリジナルボトルでした。ここのショット・バーとは開店以来のお付き合いで、独身時代はけっこう通ったものですが、こっちが落ちぶれてしまい、いまや年に1回ペース。すっかり「七夕」してます(爆)。ロングロウが強烈でかなり効いたので、順番を逆に飲むとよかったかも。でも、プルトニーのちょっと枯れたような優しい味わいはわかりました。んー、でも、もう一回飲みたいぞ。

へべれけになって帰宅し、シャワーを浴びた後、ウィキペディアの記事原稿に手入れしました。記憶はあやふやですが、その時点ではしっかりしていたらしく、きょう原稿を見直すと、ちゃんとわかる字で赤書きしている(^^;)。そのおかげで、「交響曲第6番 (マーラー)」の改訂がぎりぎり6月に間に合いました。でも今週になってあわてて仕上げたので、まだ不十分なところが残っているかもしれません。

 

確認のために前日聴いたのが、スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団の全集からの1枚(正確には1枚半)。

よく「爆演」っていわれるんですけど、そんなに思いませんでした。まあ、確かにトランペットがしばしば突出気味だったり、ティンパニか大太鼓かわかりませんが、迫力の重低音ですし、スケルツォの速さはものすごい勢いです(こう書くと、やっぱり爆演みたいf^^;)が、ハンマーの音は意外にも爆裂的ではありません。この人の指揮は大づかみで、細部をこねくらないので、あっさり進みます。チェレスタの音がよく響いてきれいなのもいいです。以前聴いたチャイコフスキーは大して感心しませんでしたが、マーラーは合っているのではないかと思いました。マーラーの交響曲全集、5000円ではなかなかありませんし。それにヴェネツィア・レーベルは、やっぱり音質がいいです。音場にもう少しスケール感があると文句なしです。この全集はこれからエントリしていきたいと思っています。

posted by みっち | 18:49 | Wikipedia | comments(2) | trackbacks(0) |
カビの季節
先週のチェロのレッスンでは、先生に珍しく誉められました。シューマンの『民謡風の五つの小品』第1曲、力が抜けていい感じになってきたそうですv(^^)。

これは、テンポを速める練習の成果かもしれません。速くするためには脱力がどうしても必要ですし、メロディーの特徴を生かす上でもいい方向にすすんだと思います。というわけで、せっかく誉められたので、この曲を秋の発表会に出すことにします。

先生が出しておられる「チェロ通信」に書いてあったのですが、ハードケースから出したチェロにカビが生えていた生徒がいたそうです。ハードケースは通気性がないので、必ず楽器を拭いてしまうようにとのことです。
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posted by みっち | 22:15 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
ジプシー・キングス
gipsy kings・Gipsy Kings/ジプシー・キングス
(エピックソニー ESCA6332)

きょうはやみましたが、先週からの雨つづきでうっとおしく、梅雨空を吹き飛ばすような音楽が聴きたくなったのと、きのうエントリした川合伸旺さんへの追悼も込めて、このCDを取り出しました。ジプシー・キングスは、テレビ時代劇『鬼平犯科帳』のエンディング・テーマ「インスピレイション」か、ビールのコマーシャルで使われた「ヴォラーレ」(こっちは歌)でおなじみです。

ジプシー・キングスとの出会いは、『鬼平』でした。この哀切なギター曲が聴きたくて、CDを探しました。当時はネット通販もなく、最初はギターグループかと思っていたため、CD店でもどのコーナーにあるのかがわからず、探すのに苦労しました。
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posted by みっち | 18:51 | CD・DVD | comments(2) | trackbacks(1) |
悪代官死す
時代劇の悪代官役で知られた川合伸旺さんが亡くなりました。
お名前、「のぶお」と読むのだそうで、いままでずっと「のぶあき」だと思ってました。というのは、私の母がこの方のことをそう呼んでいたからで、テレビを観ながら「男前よね」とほめているのを、「悪いやつなのに?」と子供心に不思議に思ったものでした。

この方が演じる悪役は、やはり悪代官で鳴らした江見俊太郎や田中明夫と比べると、どこか愛嬌があって憎めないんですよね。
『水戸黄門』『大江戸捜査網』なんかで、川合悪代官が悪徳商人(たとえば戸浦六宏。その後ろにはヤクザの親分、藤岡重慶とか南原宏治が控えてたりする)から菓子折を差し出され、箱に詰められた小判を目にして会心の笑みをもらす場面などは、もうはまりすぎで、見てるこっちまで笑っちゃいましたね。
でも、もうみんな故人ですか。淋しい。
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posted by みっち | 18:15 | お気楽妄想系 | comments(3) | trackbacks(0) |
久々の新規投稿
ウィキペディアにエリック・カールを新規投稿しました。エリック・カールは『はらぺこ あおむし』で知られる絵本作家です。
わが家にはエリック・カールの絵本が4冊あったので、これをもとにしました。でも文量が2000バイトしかないので、「新着」には挙がらないでしょう。

以前は「新着投票所」にちょくちょく票を入れていたのですが、このごろはあまり見なくなりました。というのは、あそこに挙がり、選ばれるのは5000バイト以上という「不文律」があるようで、そうなると、文量の多い翻訳記事が優勢なのが、英語が苦手なみっちとしては面白くない。翻訳は翻訳でいろいろ苦労もあるでしょうが、ゼロから材料を集めて記事構成して組み立てるのと、あらかじめそれらがそろっている翻訳を単純に文量だけで比較されてはなあ、といいたくなります。翻訳だけ別に分けたらどうかとかとも考えますが、翻訳をもとに全面的に書き直される場合もあるので、線のひきどころが難しそうです。

で、たまに翻訳ではなさそうな記事をみつけると、応援したくなります。というわけで、みっちゃん、がんばれ!
posted by みっち | 11:24 | Wikipedia | comments(6) | trackbacks(0) |
買ったCD

HMVの通販で、以下のCDを購入しました。

・モーツァルト:ミサ曲集
ペーター・ノイマン指揮ケルン室内合唱団、コレギウム・カルトゥジアヌムほか
(Virgin 5617692 5CD)

・ヴィラ=ロボス:『ブラジル風バッハ』全曲
ケネス・シャーマーホーン指揮ナッシュビル交響楽団ほか

(Naxos 8557460 3CD)

・シューマン:弦楽四重奏曲全集(作品41の3曲)
クイケン四重奏団(Vn.シギスヴァルト・クイケン、ヴェロニカ・クイケン、Va.サラ・クイケン、Vc.ヴィーラント・クイケン)

(Arcana A326)

コンドラシンのショスタコーヴィチ交響曲全集をまだ聴き終わってないうちに次を買うとは、いけないみっち(爆)。いや実はエントリしてはいませんが、別に購入済みのCDもあります。もちろん、全部ちゃんと聴きますよ。安いCDを馬鹿にせずに聴き、評価するというのがブログをやっている理由のひとつでもありますから。

 

今回CDを注文したのは、ひとつには、妻が所属している合唱団がモーツァルトの「聖三位一体の祝日のミサ」K.167を演奏するというので、この曲のCDがほしいといわれたことと、ウィキペディアで「仲良し」(v^o^)の汲平さんに、ヴィラ=ロボスの『ブラジル風バッハ』をすすめられたことがあります。
ペーター・ノイマンのモーツァルトは「入手困難」とクレジットされていたのでどうなるか不安でしたが、在庫があったようです。

シューマンの弦楽四重奏曲はついでです。これのみレギュラープライスで、1枚なのに、値段は他の2点とおっつかっつ(ついでがいちばん高いという罠)。

シューマンは、ピアノ五重奏曲のよいCDをずっと探しているんですけど、なかなかよさそうなものが見あたりません。何年か前、LPで親しんでいたルドルフ・ゼルキンとブダペスト四重奏団のCDが出たときは喜び勇んで買いましたが、音質が悪いんですよね(-_-;)。マスターが劣化しているのでしょうか。LPの音はこんなに古ぼけてなかったと思います。

ユボーとヴィア・ノヴァ四重奏団の室内楽全集盤はいい演奏ですが、内声部がもうちょっと不満。現役のフロレスタン・トリオ(ピアノ三重奏曲とピアノ四重奏曲がよかった)かナッシュ・アンサンブル、あるいはアデル五重奏団あたりが録音してくれないかなあ。

posted by みっち | 18:42 | CD・DVD | comments(0) | - |
「音程」論争
ウィキペディアでみっちが首を突っ込んでいるもめ事のもうひとつは、「音程」です。
IP氏が「嘘と無駄と見にくさを削除」として記事を大幅に書き換えたのを、管理者の「っ」さんがリバート、その後ノートページで論争となりました。何人かがIP氏と議論を交わしたのですが、IP氏は自説を曲げず、やりとりの末に利用者のたらこさんが「引退」を表明、ウィキペディアから離れてしまわれました。

IP氏は1日議論が中断すると、「議論も尽くされた」として記事本文を自分の編集に差し戻し、これを「っ」さんが「ちっとも議論は尽くされてい」ないとしてリバートしたことから、IP氏は「っ」さんに対して攻撃を始めました。みっちがコメントを入れたのはこの時点で、10日前のことでした。

残念ながら、その後もIP氏と「っ」さんの、記事内容とあんまり関係ないバトルは今週まで延々と続き、おとといAotakeさんが「まとめ役」を買って出られてようやく一段落しました。きょう、Aotakeさんがこれまでの議論を再構成されました。というわけで仕切り直しです。
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posted by みっち | 18:20 | Wikipedia | comments(4) | trackbacks(0) |
コンドラシン/モスクワ・フィルによる、ショスタコーヴィチの交響曲第13番
・ショスタコーヴィチ:交響曲第13番変ロ短調「バビ・ヤール」 作品113

(1967年8月23日、全集のスタジオ録音)
キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
アルトゥール・エイゼン(Bs)
アカデミー・ロシア共和国合唱団

(1962年12月20日、初演二日後のライヴ録音)
キリル・コンドラシン指揮モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィターリ・グロマツキー(Bs)
アカデミー・ロシア共和国合唱団


ヴェネツィア(VЕНЕЦИЯ)のショスタコーヴィチ交響曲全集の9枚目と12枚目は、第13番「バビ・ヤール」です。このボックスには、もともとの全集用スタジオ録音に加えて、後述するように波乱含みだった初演の二日後、同じメンバーで再演されたときの歴史的ライヴ録音の2枚が入っています。
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posted by みっち | 18:32 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
ブルックナーの『テ・デウム』演奏会
妻が合唱をやっていまして、同じ先生が指揮をするということで、日曜日に地域の合唱団の演奏会に行きました。
第1部は信時潔の合唱曲、第2部は映画音楽、休憩後の第3部がブルックナーの『テ・デウム』でした。この日は妻子と行きましたので、前半私はホビットの面倒を見るため、第1部の1曲だけ聴いて会場から出ました。

信時潔は、もともと牧師の家に生まれたキリスト教者ですが、戦時中に作曲した『海ゆかば』が学徒出陣に用いられるなど、軍国主義に利用されたことに痛恨の念があったようで、戦後は活動をほとんどやめてしまったということです。昨年が没後40周年で、再評価の動きが始まっています。私が聴いたのは「いろは歌」で、「いろはにほへと、ちりぬるを……」というあれに曲をつけ、違う節回しで3回くらい歌う、というものです。テキストはずばり「日本風」ですが、音楽はとくにそれを強調してはおらず、どことなくロマン派の作風を感じました。合唱曲として面白いものでした。
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posted by みっち | 19:28 | 近況 | comments(2) | trackbacks(0) |
『剣客商売』スペシャル「女用心棒」
土・日はパソコンの前に座れず、エントリできませんでした。
テレビ時代劇『剣客商売』スペシャルを観ました。金曜日は『富豪刑事デラックス』があるf^^;のでビデオに撮って、次の日に観ました。

『剣客商売』は、『鬼平犯科帳』と同じ池波正太郎の原作です。物語としては、『鬼平』がハードボイルドなのに比べ、『剣客』はホームドラマ的なところがあります。
両者とも番組スタッフが共通のようで、画面が美しい時代劇です。出演者も三浦浩一や梶芽衣子など両方出ている人がいます。「姉妹作」といっていいかもしれません。しかし、その評価にはかなり隔たりがあるように思います。
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posted by みっち | 18:08 | お気楽妄想系 | comments(3) | trackbacks(0) |