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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
大掃除など
天気が良くなったので、大掃除です。みっちは窓拭きと玄関周りの掃除をしました。午後から人が集まるので、チーズフォンデュをすると妻がいっています。

マーラー9番のパート譜が到着しました。第1楽章は、途中で♭さんや♯さんがわんさか出てくるところが最凶最悪。あんたたち多すぎ! 音とれないよー(泣)。そういうお手上げ状態のところは飛ばして、ようやく最後までたどり着きました。第2楽章以降はそれほど複雑には思わなかったのですが、第1楽章と比べれば、という話です(ーー;)。けさ第2楽章の頭からちょっとやってみたのですが、リズムに乗って弾き続けるのが難しい。

はあ、そんなわけで、やっぱり特訓するしかないみたい。それでなんとかなる保証もないけど(^^;)。このブログもあまり更新できなくなりそうです。ネタはあるんですけど、まとめる時間がとれそうにありません。ウィキペディアでもきのう「冬休み宣言」しました。2月の本番が終わるまでは、チェロに集中します。ではみなさん、よいお年を!
posted by みっち | 14:00 | 近況 | comments(2) | trackbacks(1) |
グローヴズ/ロイヤル・フィルによる、イギリス弦楽合奏名曲集

ジャケットは田舎風ですが……・エルガー:弦楽のためのセレナードホ短調 作品20
・ブリテン:ブリッジの主題による変奏曲 作品10
・ヴォーン・ウィリアムズ:タリスの主題による幻想曲
・ティペット:コレッリの主題による協奏的変奏曲

チャールズ・グローヴズ指揮ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団(1989年録音)
(Regis RRC 1138)


以前、『惑星』をエントリしたときから、グローヴズをもっと聴きたいと思っていて、これと、EMIのシベリウス集を買いました。今回はまず、イギリスの弦楽合奏のための音楽を集めたCDから。

『惑星』のカップリングに、同じコンビによるホルストの弦楽合奏のための『セントポール組曲』が収録されており、おそらく同時期の録音でしょう。したがってある程度の予想はしていましたが、それを上回る素晴らしさです。ご覧のように、ジャケットはイギリスの田舎の風景でしょうか、あまり冴えない感じですが、これに騙されてはいけません(って……^^;)。

 

エルガーは3曲構成で計13分ほどの小曲。1曲目のアレグロは弾むようなリズムで開始されます。2曲目のラルゴは憧れに満ちた音楽。『エニグマ』の「ニムロッド」にも似て、泣けます。3曲目はアレグレット。これも懐かしい表情の曲で、後半、第1曲のリズムが戻ってきて明るく曲を閉じます。うーむ、これだけでもう満ち足りた気分。グローヴズの指揮はもって回ったところがなく、大きな呼吸で暖かい。音楽に包み込まれるようです。

つづくブリテンは、作曲の師匠だったフランク・ブリッジの主題を扱った変奏曲です。序奏、テーマのあと8つの変奏、フーガとフィナーレという大規模な構成で、28分ほどかかります。グローヴズの指揮は、緊迫した出だしから一気に惹きつけます。テーマのところでは、おそらくグローヴズのものでしょう、気合いの入った息づかいが聞こえます。途中の変奏も端的な性格を打ち出して、コル・レーニョの響きも交えます。長い曲ですが、変化に富んでいて最後まで飽きさせません。

ヴォーン・ウィリアムズの「タリス」は、豊かで滔々と流れる音楽。グローヴズの指揮は古風な味というより包容力を感じさせるもので、情感あふれる響きに身を任せるのみといった印象。途中からの独奏も美しい。

ティペットの音楽を聴くのは初めてでした。コレッリのテーマのところはいかにもバロック風な雰囲気がありますが、7つの変奏はちょっとまた違った雰囲気で独奏が活躍、最後にバロック調が戻ってきます。この曲はまだみっちにはよくつかめていません。

録音は、艶やかで温度感のある音色が見事です。かといって、金ピカな感じはありません。残響は多めですが、混濁感や分離の悪さはなく、スケールの豊かさに貢献しています。同じコンビの『惑星』と並んで圧倒的好録音といっていいでしょう。やっぱりグローヴズは聴き逃せません。

posted by みっち | 17:33 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
スヴェトラーノフ/ロシア国立響による、マーラーの交響曲第10番

・マーラー:交響曲第10番 嬰ヘ長調

エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮ロシア国立交響楽団
(Venezia CDVE04234 12CD)


第10番は「全集版」で、10枚目のCDに第1楽章のみが収録されています。1992年の録音。そのあと第8番の第1部とのカップリングになっています。この曲でこの全集も聴き納めとなりました。第1楽章のみですが、なんと、演奏時間が32分もかかっています。強烈な遅さ!

マーラーは第1楽章に「アダージョ」と名づけているのですが、実際には、始まりの調性があいまいな部分の速度はアンダンテです。構成的には、この冒頭のアンダンテと、その後アダージョとなって出てくるゆったりとした旋律と、二つのテンポが交錯する形となっています。おそらく、スヴェトラーノフはこの「アダージョ」の表題を重く見たのでしょう。アンダンテのところがアダージョなので、本来のアダージョの部分はラルゴとでもいうべきでしょうか。こうなってくると、テンポの対比はあまり目立たず、雄大というか、大河的な流れが体感されます。

テンポは遅いですが、音楽の中心となる弦は深みを湛えた美しい音色で、もたれず聴かせます。クライマックスで例の不協和音の絶叫でも、不協和というより音階が堆積された厚みとして聞こえてきます。全集の別の曲ではしばしば突出し、ノーテンキな響きでびっくりさせてくれるトランペットもここでは抑制の効いた音色で説得力があります。

 

このあとも「補筆版」でつづく楽章を演奏してくれていたら、どんな風になったことか。ザンデルリング盤をさらにスケールアップさせたようなイメージが思い浮かびます。第1楽章だけというのはもったいないです。録音も深々とした味わいがあってよし。

というわけで、長らく聴いてきたスヴェトラーノフによるマーラーの交響曲全集ですが、最初に紹介したように、全集としては新しい録音であり、ブリリアントの全集ボックスに匹敵する値段であることから、客観的条件として魅力的です。限定発売のため現在は入手困難なのは残念。

演奏は、各曲でのコメントを参照していただきたいですが、なんというか、異色なところはあります(^^;)が、決して勘違いな解釈ではなく、確かな手ごたえのあるマーラーです。オケは優秀で、弦の対抗配置が有効。編成が大きい曲ほどすばらしい響きが堪能できます。とくにみっちが好きな7番や8番は、充実して優れた演奏だと思います。

不満をいうと、全般的にホルンが引っ込みがちなこと。しばしばトランペットや低弦、鳴り物が強烈なだけに、これに匹敵する音量で活躍する場面もほしかったなあと思います。あと、『大地の歌』がありません。スヴェトラーノフ、この曲は交響曲ではないという判断だったのでしょうか。最近、ようやっとこの曲にも開眼したこともあり、これも聴きたかったです。

posted by みっち | 18:42 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
マーラー9番の譜読み
エキストラとして弾くことになったマーラーの9番。楽譜は郵送してもらえるということだったのですが、着くまでの時間がもったいないので、同じくトラ出演するメンバーにお願いして、とりあえず第1楽章だけコピーさせてもらいました。

第1楽章だけで11ページありました(@_@)。話によると、いちばん大変らしいです。まあ、そうだろうなあ。長いし激しい変化がありますし。チェロは冒頭から2部に分かれていました。トラだし、同じ部分もけっこうあるので当面第2の方で進めています。きのうから読み始めて、まだ2ページの中ほど。第2主題を経て、第1主題が大きく確保される美しい場面まできています。このへんまではなんとかなりそう。でも、第2主題のところでは3連符+思い切り半音階的で、展開部に入ったらどうなることか、戦々恐々です。

この調子だと、朝の30分ではとても足りないのではないかと考え始めています。いま以上の早起きは無理(最悪これも要検討)なので、夕方のネット時間を使うしかなさそう。というわけで、これからこのブログの更新頻度も落ちると思います。ポケモンもやりたいんだけど、しょーがないなー(^^;)。
posted by みっち | 20:29 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
きょうはクリスマス
みっちは12月下旬生まれで、子供のころ、親から「クリスマスプレゼントと誕生日のお祝いはいっしょね」と「合理化」され、なんて不幸なんだと思っていました(ーー;)。いまでもそれはないだろうと思います。おかげで、クリスマスのあり方に対して疑問を覚えるようになりました。物欲の恨みがこういうところに差し向けられるわけです。

クリスマスの過ごし方は各国それぞれでしょうが、日本ほどはしゃいで大騒ぎするところもそうないらしいですね。キリスト教徒より熱心なのはなぜなんだろう、不思議です。ご多分に漏れず、みっち家でもツリーなどの飾り付けをして、ケーキを買い、23日にはローストチキンをいただきました。もっともケーキはクリスマス用とみっちの誕生祝いも兼ねています(やっぱりね)。昨夜のイヴは、下関で名のある店のふぐ刺し・鍋セットを食べました。クリスマスにふぐはちょっと違うかも(^^;)。日本人ならではの、なんでもあり状態(爆)。

わが家のホビットへのサンタのプレゼントは、ニンテンドーDS・Liteと『ポケットモンスター・ダイヤモンド』です。『パール』は別に買ってあげたので、両方そろいです。ポケモンは、自分が遊びたかったんですよね(^^;)。
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posted by みっち | 19:19 | 近況 | comments(6) | trackbacks(0) |
エキストラ出演依頼
熱は下がったものの、体調はいまいち不良。でもそんなこともいってられなくなってきました。みっちに福岡交響楽団の演奏会にエキストラとして参加しないかという声がかかったのです。来年2月4日、アクロス福岡で催されるマーラーの交響曲第9番の演奏会です。指揮は小松一彦。

チェロの合奏やヴァイオリンとの合同発表は経験があるのですが、オケは未体験。しかも、よりによって大曲マーラーの9番ですよ。生で聴いたことすらない。こんな機会がまた巡ってくるとは思えないので、二つ返事で引き受けてしまいました。でも考えてみたら、本番まで1ヶ月あまりしかありません。パート譜は来週郵送で届くということですが。間に合うのか?

オケで弾くというのは、チェロを始めたときの夢のひとつでもあったので、声がかかったのはうれしかった。なんとかがんばって実現したいみっちでした(^^;)。
posted by みっち | 09:46 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
イ・チェリスティを囲んでの打ち上げ
前回エントリのつづきです。
19日の演奏会と後片付け終了後、会場近くの居酒屋でイ・チェリスティを囲んで懇親会が開かれました。

みっちはメンバーのフォーティス・スコルダス氏の隣に座ったので、がんばって会話を試みました。フォーティスさんはギリシャ系だということで、ヘラスというと、喜んで「オー、イェース」とかいうので「ギリシア神話が好きだ」といおうとするのですが、英単語が出てきません。で、アクロポリスとかアポロンとか苦し紛れにいっているうちに、「グリーク・ミソロジー」だと向こうでわかってくれたみたいです。とても気さくな方でした。

そのあと、ジョン・トゥービィ氏とも隣になり、「チェロを何年やっているのか」と聞かれたような気がしたので、答える(これだけは前もって考えていたv^^;)と、「それは素晴らしい」といっていたような気がします。彼には7歳の娘がいて、こっちも同年齢の愚息がいるというと、家族の写真を見せてくれました。これは許嫁にしようといっているような気が(しないしない)。

ティム・サウス氏ともちょこっと話しました。彼は独身で、お酒がほとんど飲めないようでした(ふはは、ここだけは勝った)。演奏曲目のアレンジをされているとのことで聞きたいことがあったのですが、語学力が壁に(ーー;)。「これは英語でなんていえばいいんだ?」ばかりで、大汗かきました。こういうとき、「駅前留学しとけばよかった」って思うんですよね。で、結局そのときそう思うだけ(爆)。
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posted by みっち | 16:47 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
イ・チェリスティ演奏会
終わりました。心配された客足も、天気に恵まれたこともあって、満席とまではいきませんでしたが、かなり埋まっていました。みっちは出番のとき以外は、控え室のモニターで見ていました。客席で聴けなかったのは、ちょっと残念です。

演奏はノリが良く流麗で、『アルビノーニのアダージョ』でも陰々滅々とした感じは全然ありません。『猫バスのテーマ』(トトロから)や『熊ん蜂の飛行』などは、超絶的技巧でぐいぐいドライブ、あっという間に終わります。4丁のチェロから繰り出されるパワフルな響きに、客席にいた妻は圧倒されたようです。子供もけっこう来ていましたが、プログラムが多彩で、日本人奏者の小松さんがコメントしてくれるので、最後まで集中していたと思います。

友情(おまけ)出演のゴーシュ・メンバーは、休憩後第2部の頭に演奏しました。8人で『ニューシネマ・パラダイス』からのメドレーとイ・チェリスティも加わって12人での『G線上のアリア』。プロの4人に触発されて、みんなノリノリで弾いたつもりですが、いかがだったでしょうか。

第3部ラストの『きよしこの夜』では、歌の3番で明かりを落とす予定が、2番で落ちてしまい、残り半分がほぼ真っ暗な状態となるというアクシデントもありました。が、4人ともまったく動じる様子がなく、客席の方にとってはむしろ忘れがたい印象を残したのではないでしょうか。
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posted by みっち | 18:23 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
プレミアム・ビール
サントリーのプレミアムモルツの成功がきっかけでしょう、この秋から「プレミアム・ビール」がいろいろ出てきました。この季節は毎日ビールを飲みたいわけでもないので、たまに飲むなら、少し高くても買ってみようかとなる心理をねらってのことと思われます。実際、そうなんですよねf^^;。

一時期の「生」・ドライブームでキリンがラガーを「生」にしてしまったころから、日本の味のあるビールは全滅するのじゃないかと恐れていましたが、クラシックラガーあたりからまた揺り戻しが始まっていたようで、プレミアム・ビールの発売にはそういう背景も重なっているのかもしれません。

というわけで、缶ギネスです(違)。もとい、4種類の「ちょい高級」ビールの感想です。飲んだ時期も肴もバラバラで、同一条件下の飲み比べではありません。なので、多分に個人的思い入れが入っていることをあらかじめお断りしておきます。掲載は単純に飲んだ順で、他意はありません。
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posted by みっち | 19:05 | なんちゃってグルメ | comments(2) | trackbacks(0) |
ウィキペディアが30万項目達成
ウィキペディア日本語版が昨夜30万項目に到達したそうです。おめでとうございます。30万のうち、みっちも新規記事をいくつか作っているのはちょっと自慢だったりしますf^^;。けど、大したことはありません、はい。

このごろは、すでにある記事の加筆・修正や方針議論の方に時間をとられているのがいかんなあ(ーー;)、ということで、きょうはひとつ新規記事をものにしようと書いてみました。その結果が、「田島征三」です。

わが家にはこの人の絵本が3冊ありましたので、参考にしました。ネットでも調べてみたところ、この人、『じごくのそうべえ』などを描いている田島征彦と双子の兄弟だったんですね。姓が同じだから、ひょっとして親子とか?などと思ってはいましたが、双子とは知りませんでした。記事を書くと勉強になるなあ(^^;)。
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posted by みっち | 12:22 | Wikipedia | comments(4) | trackbacks(1) |