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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
『子供の集会』
妻の友人が子供にピアノを教えていて、9月に発表会があるということで、みっちにも出演の声をかけてもらいました。去年はわが家のホビットの運動会と重なって出られなかったので、リベンジです。場所は、下関のジャズクラブ「ビリー」だそうです。みっちは知らなかったのですが、ジャズ演奏も食事もけっこう有名なところのようです。これは楽しみ。

今年はこれまでと趣向を変えて、ピアノの生徒さんと合奏をすることになり、土曜日に合わせをやりました。2年前に出たときにいっしょに弾きたいという希望があったそうです。うれしい反響ですねー。曲はブルグミュラー『子供の集会』で、チェロとピアノ用の楽譜が出ています。みっちの共演相手は小学5年の女の子でした。緊張している感じで、なんとか和らげたかったんですが、こっちも緊張してまして(爆)。男相手ならホビットと同じと思えばいいんでしょうが、かわいい女の子には慣れていません。

オケの練習があるもので、こっちの練習をほとんどやってなくて、ヘンな音出してごめんねー。それでも何回かやるうちに息が合ってきました。先生から注意を受けたり(みっちもダメ出しされましたf^^;。なにせ音違って覚えてた)しながら、ちょっとはリラックスムードになってきました。で、終わったあと、「チェロ触ってみる?」と、楽器と弓を持って鳴らすとこまでやってみました。面白いと思ってくれたらいいんですけどね!

それにしてもこの曲、短いわりに音域が広くてチェロ最低音のドから4オクターブ上のドまで出てきます。しかも高いドはいきなりな跳躍なので音取りが難しい。本番までパシッと弾けるように練習しないと。

女の子はこれ以外にも発表曲があるらしく、先生が「もう1曲の方やりましょう」ということで弾いてくれたのが、ドビュッシー『子供の領分』から第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』でした。うおお、この曲好きなんですよ。テンポは遅かったんですが、ほぼ弾けてました。ええ曲やー(うっとり)。途中、両手が交差したりしてましたけど、5年生で弾ける曲なのか。交代で『子供の領分』全曲とかあったら素晴らしいですよねえ。シメの『ゴリウォーグのケークウォーク』は、先生が弾いたらかっこいいと思います!

妻もなんかやりたい、というので、同じシリーズの楽譜からギロック『秋のスケッチ』を二人で演奏することに。こっちは日曜日に家で合わせました。この曲は、中間のメロディーでチェロの魅力的な音域を使ってて気持ちがいいんですが、前後の分散和音が相当弾きにくい(ーー;)。もっと易しい曲ないのかなー。
posted by みっち | 18:01 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
ドラクエIX
りゅうおうが しょうたいを あらわした(爆)。わが家は夏休みモード=ネット不適モードで、LotROもほとんど遊べないため、DSで手軽に遊べるドラクエ買っちゃいました。

みっちがテレビゲーム好きになったのは、いくつか偶然が重なったことがあるんですが、ひとことでいうと、ドラクエ第1作にはまったのがきっかけです。苦労の末に最後の敵を倒してエンディングを見たときの達成感は、いまでも忘れられません。♪ちゃーん、ちゃんちゃららんらん、ちゃんちゃららんらんらんf^^;。同時3音という貧弱な性能でしたが、おなじみのメインタイトルや荒野をさすらうときの無限旋律など、曲がよかったなあ。その後、V?までは全部やりましたが、プレステに移ってからは縁がなくなり、久々のドラクエ体験です。第9作になっても、脚本:堀井雄二、キャタクターデザイン:鳥山明、音楽:すぎやまこういちのメンツは変わってないんですねー。懐かしい。

RPGといいながら、メインストーリーはほとんど一直線で、基本システムが「お買い物ゲーム」であることは、変わっていません。ただ、さすがにお楽しみ要素はいろいろと充実してきています。周辺クエストがたくさんあって、アイテムを渡すといった簡単なものから、特定モンスターを特定の倒し方で、といった手間がかかる上に運頼み(ーー;)のものまで、盛りだくさんです。ただし、同時に8個までしか受けられないのはちょっと面倒。

転職システムは独特で、上級職の場合、そのクラスに対応するクエストをクリアしないといけませんが、一度クリアすれば、どのキャラでもそのクラスに転職できます。転職で魔法は引き継げないものの、覚えたスキルや能力は引き継ぎ可能というのがミソ。レベルはクラスごとに独立で、同じクラスの同じレベルであっても、転職してスキル・能力を積んでいればその分強化されることになります。このため、スキルやスキルポイント稼ぎのためにどんどん転職したくなるように作られています。

錬金はLotROの生産と同じで、アイテムを集めて組み合わせることで、新たなアイテムが作れるのですが、相当面倒くさい仕組みになっているようです。どうも、これを極めないと最強装備は得られないみたいです。あと、特徴といえば、ギャル妖精かな(爆)。だれが考えついたんだ、こんなの。めちゃウケるんですケド! まだ、すれ違い通信をやってないので、今度出かけるときに試してみようと思います。
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posted by みっち | 20:10 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
ホッピーの正しくない飲み方
日曜日、わが家のホビットをいのちのたび博物館に連れて行ったついでに、八幡イオンで買い物をしていたら、パスタやワインなど輸入食料品を扱っている店で、珍しいものを見つけました。ホッピーです。

東日本では、ごくふつうに居酒屋メニューにあるホッピーですが、九州では全然見かけません。売っているのを見たのも初めて。昔、東京勤務だったときに、「ホッピーてなんだ?」とすごく気になったものです。一瓶140円。ふつうのと黒と1本ずつ買って帰って、夕食のときにふつうのヤツを飲むことにしました。

帰って気がついたんですが、わが家には焼酎がなかった(爆)。ホッピーだけ飲むというわけにもいかないし(考えてみると、これノンアルコールビールで通用しないかな?)、と困ったところ、飲み残しのウォッカがあるのを思い出しました。焼酎とは度数が違いますが、似たようなもんじゃん(爆)。マティーニを作るときみたいに、冷凍庫でキンキンに冷やすと面白いかも、とちょっとだけ残っていたアブソルートの瓶を冷凍庫に入れておきました。

夕食時、アブソルートを取り出すと、凍ってます(爆)。あれー、40度でも凍るの? 昔ドライジンでは凍らなかったんですが……。うちの冷凍庫の性能がいいのかも(爆)。グラスに氷を入れ、わずかに凍らずにいたウォッカのしずくを垂らしてf^^;ホッピーを注ぎます。薄い(爆)。というわけで、アブソルートの瓶を逆さまにして振りながらいただきました。残っているホッピーの黒は、万全を期す予定ですf^^;。
posted by みっち | 18:38 | なんちゃってグルメ | comments(2) | trackbacks(0) |
続 オーディオマニア?
夏休みの宿題f^^;にしていた、ウィキペディアの「オーディオマニア」の項目を、構成を含めて大幅に手を入れました。

「マニア」の項を後半に圧縮し、前段を書き足した形ですが、当初予定していたより圧縮しすぎたようでf^^;、結果的には分量を減らしてしまいました。刈り込みすぎとの指摘があるかもしれません。これでも後半は、個人的にまだごちゃごちゃしていると思っています。一方で、もともとの指摘だった「検証できるのか」「独自研究ではないのか」という点については、新たな出典は付けてなく、解消できていないという不満が残るでしょう。しかし、整理して言い回しを変えただけでも印象が変わったのではないかと思います。少なくとも、中立的、客観的な記述としての説得力はそれなりにあるんじゃないかな。

あとは、もっと書ける人におまかせ!

閑話休題。子供のころ、夏休みの宿題でこれをちゃんとやりあげた、という記憶がありません(ーー;)。いつもやりかけとか未完成とかで、ときにはまったくサボってしまったこともあったと思います。遊びを犠牲にして宿題する時間と労力と、先生に怒られるプレッシャーと恥ずかしさを比較すれば、選ぶのは後者でしょう(爆)。もちろん、よい子は決してマネしないように! いやまあ、現実にそこまで計算してたわけではなく、ずぼらで無計画な結果としてそうなっただけでしたが、休み明けに登校するときの気の重さと、怒られてすっきり、みたいな気分は覚えてます(ダメじゃん!)

それでも、大人になってからはけっこう約束守ってるなあー。むしろ言行一致しない人間には非常に厳しかったりf^^;。おそらく、自分ですすんでした約束だから守れるんですよ。逆に言えば、守れない約束はしません(爆)。
posted by みっち | 18:00 | Wikipedia | comments(0) | trackbacks(0) |
アドベンチャープール
アドベンチャープールお盆特集、家族サービス第3弾(もー勘弁して)!!は、プールですf^^;。

妻の友人が横浜から帰省して、うちのホビットと年齢の近い子供がいっしょなので、日曜日にみんなでアドベンチャープールに行きました。

午前中はホビットのテニス教室があり、午後から行ったんですが、駐車場の手前からクルマがずらっと並んでいて、超満員状態。Uターンでそろそろ人いなくなっていないかなー、とか思ったんですが、日曜日の日中にそんなことを期待してはいけないのでした(爆)。

ここは市営で入場料が比較的リーズナブルなのと、波のプールやスライダーなど、お楽しみ要素もそれなりにあるので、人気なんですよね。プールに入り浸りの子供たちはまだいいんですが、大人は屋根のある場所を確保するのも大変でした。なんとか隙間を見つけて休めました。

スライダー・プールの近くに陣取ったので、スライダー待ちの行列がすぐそばに並んでいるんですが、これがなかなか動きませんf^^;。おそらく1時間以上待ちだったんじゃないでしょうか。待ってる間に丸焼けです(爆)。

ホビットたちの川くだり子供たちには時間のムダだと言い聞かせていたところ、午後3時を過ぎると少しずつ行列が減ってきました。ようやくUターン始まったかf^^;。これならひとつくらいできるかと思って、川下りの行列に並ばせたところ、それでも30分近く、途中でプール全体の休憩が入ったので45分ぐらい待たされてやっとのことで順番が来ました。

川下りは、大きな浮き輪に入って滑って降りるもので、子供たち二人乗り。ホビットたちの川下り画像を特別公開です。いつ降りてくるかわからなくて、気がついたらもう着水してました。ホビットの感想、「ずーっと待って、すぐ終わった」(爆)。こっちもそうだよ!

ホビットはもうひとつスライダーに挑戦したそうにしていましたが、日が暮れてきたので終了。スライダーやるなら、朝一か夕方、でなければ平日に来るべきでしょう。

というわけで、お盆特集・家族サービス編も終了です。今年のお盆は過酷でした(爆)。
posted by みっち | 18:15 | 近況 | comments(4) | trackbacks(0) |
『ナイトミュージアム2』
お盆特集。わが家の家庭サービス第2弾(ーー;)は、映画です。ホビットを含めて家族で吹き替え版を鑑賞。以下、ネタバレしてますのでご注意。

前作『ナイトミュージアム』はもう3年前ですか。『ジュマンジ』や『ザスーラ』といった系列に属する、夏休みのアトラクションものとしてなかなか良くできていました。ニューヨークのアメリカ自然史博物館から、今回はワシントンD.C.にあるスミソニアン博物館に舞台が移り、動き出すものがいろいろとスケールアップしています。博物館の展示物が動き出すカギになっている、古代エジプト王アクメンラーの黄金の石版や、主人公ラリーをはじめとした主な登場人物は前作からそのまま引き継いでいます。話としては続編というより、後日談という方が近いため、なるべく前作を見ることをおすすめします。

前作では、魔法の石版の効果と現実面とのすり合わせが練り込まれ、リアリティーを感じさせる脚本になっていたのですが、今回は多彩な展示物をより派手に動かそうという効果面が優先的で、その分お話そのものは単純かつ粗っぽくなっています。まあ、見た目には、十分楽しめます。お約束のギャグシーンもふんだんにあり、早口な台詞の応酬も吹き替えならではの面白みがありました。「ルービックなキューブ」にものの見事に引っかかるカームンラー、爆笑です。あと、酒じゃんじゃんもってこい(爆)。

なにが出てきて動くかは、テレビCMなどでだいたいおわかりでしょうから、省きますf^^;。はじめの方で、ジョージ・フォアマンが本人役で出ていてびっくりさせられました。そういえば、あとでモハメド・アリのガウンも出てきました。例のダークサイドの人は、コーフーコーフーいってるだけで活躍の場なし(爆)。出てきただけでも面白いっちゃあ面白いんですが、もうちょっとなんとか見せ場を作ってあげられなかったんでしょうか。

みっちが気に入ったのは、やっぱりアメリア・イアハートですね。前作のサカジャウィアも好きでしたが、老けてしまってます。蝋人形なのに(爆)。アメリアを演じるのはエイミー・アダムスで、ショートな髪型(あれ、なんていうでしょう?)と昔の飛行服がツボ。いるだけで絵になる! それが主人公が迷惑がるのにもかかわらず、勝手についてきて活躍してくれるんですから、いうことありません。

そして、一夜が明ける前にすべてが丸く収まっていくところで、アメリアは愛機ロッキード・ベガに乗って飛び去るのですが、スミソニアン博物館でなく大西洋単独横断飛行の出発地であるカナダに向かったことが示唆されます。黄金の石版の効果からすれば、目的地にたどり着けるか着けないか、いずれにしろ朝を迎えれば展示物に戻ってしまうわけで、物語としては破綻しています。しかし、ここはあえてこうしたんでしょう。わずかな間の生命の輝きが実に印象的でした。このあたり、ちょっと『紅の豚』とイメージがかぶりました。

エイミー・アダムスは、その後イアハートにそっくりな現代人として再登場し、ラリーといい雰囲気になります。しかし、イアハートには萌えたみっちですが、ロングヘアで一般人なこっちには反応できず(爆)。結局、あのコスプレ姿に惹かれただけなのか! 『ナイトミュージアム3』として、ぜひアメリアのその後の冒険をお願いしたいみっちでしたf^^;。
posted by みっち | 18:39 | たまに観る映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
水木しげるロード
鬼太郎郵便ポスト先週、お盆休みを利用して境港へ行ってきました。わが家のホビットは大の妖怪好きでして、夏休みは水木しげるロードに行くと決めていたようです。アニメはとっくに終了してますが、忘れてなかったようで。

北九州からクルマだと、途中休憩を入れて6時間ぐらいです。遠い……。朝、7時半すぎに出発し、蒜山高原SAで昼食を取りました。雨はかろうじて降ってないという感じで、大山は全然見えず。

米子で一泊するので、当初の計画では境港に翌日行くつもりだったのですが、途中渋滞もなく、案外早く着いたので、そのまま境港に「下見」に行きました。結果からいえば、これが正解でした。水木しげるロードをしっかり見て回ると、一日がかりになります。門司港レトロよりよほど面白いぞ(爆)。

ホテル予約の特典として、駅前の観光案内所でガイドをくれる(買っても100円f^^;)ので、そこからスタートです。もうすでにあちこちに妖怪たちの姿が目に入ってきます。駅前の郵便ポストにまで鬼太郎が!


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posted by みっち | 18:50 | 近況 | comments(6) | trackbacks(0) |
ペンE-P1のアートフィルター
雨上がりのアサガオ財布をはたいて購入したものの、なかなか見せびらかす機会のないオリンパス・ペン E-P1f^^;。とりあえず、液晶保護フィルターを買って貼ったりしています。

フィルターといえば、ということで、気になっていた内蔵のアートフィルターを試してみました。

アートフィルターは6種類で、順にポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォトとなっています。LAWデータだと、後からフィルターの効果を変更することができるようですが、みっちはJPEGにしているので、それぞれモードごとに撮り直しました。

いちばん上のがアートフィルターを使わず、iAUTOモードで撮った庭のアサガオです。ここんとこ天候不順で、雨の合間にちょこちょこっと撮影。このアサガオは、2年くらい前にわが家のホビットがまいた種が、毎年勝手に伸びてくるようになったものです。かなり丈夫で、別のローレルの鉢からも生えてきてます。花は小さく、画像(サムネイル)はほぼ原寸大。まだ接写に慣れてなくて、もうちょっと近づけばよかったかなあ、とあとで思いました。
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posted by みっち | 18:23 | お気楽妄想系 | comments(2) | trackbacks(0) |
オッター、ヘッガンデルらによるシベリウス歌曲集
CD11

(曲目)
1. 『黒いばら』 作品36-1、『だが、私の小鳥は姿を見せない』 作品36-2、『葦よそよげ』 作品36-4、『夕べに』 作品17-6、『乙女が野原で歌っている』 作品50-3、『不安な胸から』 作品50-4、『静かな街』
2. 『春は急ぎ過ぎゆく』 作品13-4、『あれから、私は尋ねたことはなかった』 作品17-1、『秋の夕べ』 作品38-1、『アリオーゾ』 作品3
3. 『水の精』 JS138(独唱、ヴァイオリン、チェロとピアノのための)
4. クリスマスの歌『私には富も名声もいらない』 作品1-4、『私は一本の木』 作品57-5、『水の精』 作品57-8、『タイースへの賛歌』 JS97、『やまびこ』 作品72-4、『憧れは私の財産』 作品86-2、『姉妹よ、兄弟よ』 作品86-6
5. 『3月の雪の上のダイアモンド』 作品36-6、『愚者の歌う蜘蛛の歌』 作品27-4、『海辺のバルコニーで』 作品38-2、『来たれ、死よ』 作品60-1、
6. 『泳げ、青い鴨』 JS180、『北の国』 作品90-1、『水仙』 JS140、『初めてのくちづけ』 作品37-1、『夢だったのか』 作品37-4、『逢い引きから帰ってきた娘』 作品37-5
7. 『考えること』 JS192

(演奏)
1. アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)、ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) 1989〜1995年録音
2. マリ=アンネ・ヘッガンデル(ソプラノ)、ヨルマ・パヌラ指揮、ヨーテボリ交響楽団 1984年録音
3. モニカ・グループ(メゾソプラノ)、ラッセイ・ポユスティ(ナレーション)、ヤーコ・クーシスト(ヴァイオリン)、ヨエル・ラークソ(チェロ)、フォルケ・グレースベク(ピアノ) 2005年録音
4. モニカ・グループ(メゾソプラノ)、ルーヴェ・デルヴィンゲル(ピアノ) 1994年録音
5. ヨルマ・ヒュンニネン(バリトン)、ヨルマ・パヌラ指揮、ヨーテボリ交響楽団 1984年録音
6. アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)、ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) 1989年録音
7. アンネ・ゾフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)、モニカ・グループ(メゾソプラノ)、ベンクト・フォシュベリ(ピアノ) 1994年録音
(BIS 1697 「ジ・エッセンシャル・シベリウス」15CDより)

「ジ・エッセンシャル・シベリウス」15枚組の11枚目。シベリウスの歌曲を集めています。このボックス中でも最大の収録曲数(30曲)であるため、エントリ上部が曲目と演奏で見苦しくなっています。ご了承ください。

作品番号で見ると、何曲かまとまって作曲されているようですが。ここでは連作歌曲集としては収録されていません。「エッセンシャル」なので、はっきりしたことはいえませんが、一連の流れとして演奏すべきものはない、ということなのでしょうか。例えば作品36は、このCDでピアノ伴奏(1)と管弦楽伴奏(5)があるんですが、この経緯や理由も不明です。まあ、こういう機会でもないと、シベリウスの歌曲に触れることなどいつあるかわかりませんし。

 

注目すべきは、2つにまとまっているパヌラ/ヨーテボリ交響楽団の管弦楽伴奏付き歌曲(2と5)でしょう! パヌラは、教育活動にも力を入れていて、むしろ演奏や録音はほとんど知られていませんが、彼が育てた指揮者というのが、このボックスでも素晴らしい演奏を聴かせるヴァンスカをはじめとして、サラステ、サロネン、オラモ、フランクといった錚々たる顔ぶれです。

パヌラの指揮した音楽を聴くのはみっちも初めてでした。これは素晴らしい聞き物です。歌曲の伴奏ですし、シベリウスの音楽の性格もあって、管弦楽は簡素で寡黙な印象があるんですが、このニュアンスに満ちた響きといったら! 同じオケを指揮してもパパ・ヤルヴィとはずいぶん違いますね(失礼!)。パヌラさん、教育活動やめて、演奏活動一本にしぼってください(爆)。思わずそういいたくなるくらい魅力的です。

肝心の歌の方なんですが、歌詞の日本語対訳がないため、なにを歌っているかはタイトルぐらいしかわかりません。なので、歌というよりサウンドとして聴いているわけでf^^;。そうやって聴いても、なかなかいい曲があります。

歌手は粒ぞろいです。とはいえ、好みの差はありまして、みっちはオッターが好きではありません。この人はなにを歌っても絶賛されるんで、きっとすごい歌手なんでしょうけど、みっちのような聴き方では、その硬質な声に浸ることができません。とくに起伏の激しい表現的な曲では、強い声が耳にきつく当たります。おそらく歌詞の意味やひとつひとつの発音を磨いてやっているのだろうとは思うのですが、逆にそのためにメロディーがすっと入ってこない面がある気がします。

この中で唯一の男声、ヒュンニネンのバリトンは、それまでの女声との対比、パヌラ指揮のオケともあいまって、広々とした世界がひときわ目立ちます。最後のメゾソプラノ二重唱では、オッターも参加していますが、重唱なのでがんばりすぎていないこともあり、美しいハーモニーを聴かせます。このシリーズは録音も優秀なので、どっぷり浸かれます。

posted by みっち | 17:50 | CD・DVD | comments(0) | - |
オーディオマニア?
ウィキペディアの「オーディオマニア」の項目が独自研究ではないかということで、ノートで議論になっています。

出典がないのは確かに問題だとは思うんですが、その前にこの項目、ホントに「オーディオマニア」でいいの? どうも議論の焦点がずれてる気がして、みっちも意見してみたところ、行きがかり上、記事を書き直してみることになってしまいました。まいったな、こりゃ(爆)!

いつかどこかでいったと思うf^^;んですが、愛好家=マニアじゃないんですよね。なにかを好きな人をマニアってすぐ呼んでしまう風潮があって、それを鵜呑みにする人がいるようですが、ちゃんと識別してもらわないと、これではみっちまでマニアってことになるではありませんか! だって、マニアでしょ、ていうツッコミはなしでお願いします(爆)。オリンパス・ペン持ってたからって、カメラマニアというわけではないのと同じですよ(たぶんね……)。

そんなことがまずあるんですが、本来ここに書かれているべき内容は、オーディオとオーディオ愛好家のかかわりの歴史や、それぞれの機器についての趣味性、翻って言うなら、そもそもなぜオーディオが趣味として成立するかといった点ではないかと思っています。マニアの生態とか分類とかは、別にあってもなくてもいいようなもんでしょ(まあ、それがちゃんと書けたら面白いとは思うが)。

だけど、それを書くだけの知識や資料を持たないので、意見だけにしとくつもりだったんですが、消せ・いや消すなの応酬ばかりで、まともな記事にしようという立場の人がほとんど見当たりません。なんなんでしょうねえ……。もうしょうがないから、「夏休みの自由研究」ということでやってみるかと。火中の栗を拾うとはこのことですよ、わははは!(はあ〜)。

いまさらオーディオ本買う気にもならないし、同じ独自研究にしても、いまより多少ましになってればいいか(おい)、ということで構想中です。どなたか、オーディオならオレに任せろ!といってくださる方が出てきてくれることを期待しつつ。
posted by みっち | 14:48 | Wikipedia | comments(2) | trackbacks(0) |