日曜日、妻の友人が開いたピアノ教室の発表会に参加しました。場所は下関のジャズクラブ「
BILLIE」。ここは初めて来ました。内装が黒、ポイントに赤で統一されており、いかにもオトナな雰囲気です。ステージと客席の間には段差がなく、客席で飲食できるようにテーブルがあるので、普段の演奏場所とはひと味違います。
はじめに、生徒たちの一連の演奏があったわけですが、みんな、すごいね! 途中でつっかえても、きちんと弾き直していました。チェロの発表会で、大人が真っ白になって落っこちる光景を何度も目にしているだけに、子供たちの落ち着きぶりには感心させられました。
みっちと共演してくれる5年生の女の子は、ソロのトリ(生徒でいちばん年上みたい)で、ドビュッシー『子供の領分』から第1曲『グラドゥス・アド・パルナッスム博士』を弾きました。合わせのときよりテンポアップしていて、しかもアルペジオの粒がそろっています。締めくくりの和音連打も力任せでなくまとまった塊になっていて、間も見事に決まりました。素晴らしい!
ソロの後、ピアノ連弾がありまして、いよいよ出番です。みっちが弾いたのは、以下の2曲。
・ブルグミュラー『子供の集会』 小学5年生と。
・ギロック『秋のスケッチ』 妻と。
『子供の集会』の高いドや、『秋のスケッチ』の弾きにくい分散和音もまあまあの出来。でも、日ごろマークしていなかった意外なところで運指がもつれたりしましたf^^;。グランドピアノのふたが大きく開いていて、音量バランスが気になったのですが、これも問題なかったようです。ここは、弾きやすいなあ。また機会があるといいです。
実は前日朝に、妻が梨を剥いていて親指をスパッとやってしまい(包丁研いだばかりだった)、3針縫うというアクシデントがありまして、包帯していたんですが、和音がなかったので弾けたそうです。妻は、夏に階段を踏み外してくるぶしを骨折し、いまだに足を引きずっているところへ、これなので、いまのうちに宝くじを買うように提案しました(爆)。ホビットのお願い、「3億円当たったらレゴ買って」。みっちも弓買ってもらおうかな。
その場を借りて、北九響の演奏会の宣伝もさせてもらいました。宣伝ついでに『仮面舞踏会』のワルツの結びのところをアンコール演奏(要求されてませんがf^^;)。その後も生徒たちによる合唱があったり、ヴァラエティー豊かな発表会でした。
終了後は、そのまま会場でランチです。料理もなかなかでした。冷製スープかと思ったのが、トマトピューレを載せたイタリアンな茶碗蒸しだったのは驚きでした。特製ラーメンがおいしいらしいので、今度食べに来よう。