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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
記事「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の加筆
ウィキペディアの「ニュルンベルクのマイスタージンガー」記事を改訂しました。ちょうど「Wikipedia:第3回秋の加筆コンクール」が開催中で、タイミングよくエントリできました。

譜例については汲平さんにお願いして作っていただきました。いつもありがとうございます。おかげで、楽曲記事としての体裁が整いました。画像はほかにもたくさん集めて、見栄えも重視しています。その分配置に苦労しましたけど。

この記事は、6年前にみっちが初版を立ち上げたもので、ワーグナーのオペラ初挑戦でした。分量も約2万バイトあって、音楽関係の記事としては、当時としては重量級といえる規模だったと思います。しかし、その後、どんどん長い記事が書かれるようになり、いまとなっては出典もなく(もちろん本を見て書いたのですが、当時はまだ「検証可能性」方針がなかったはず)ばっさり削除されかねない状態です。

今回の改訂では、みっち個人記録ではたぶん過去最高の10文献を駆使f^^;し、分量の11万バイトも過去最高だと思います。もちろん記事は長ければいい、というものではないですし、百科事典として「手頃なサイズ」というものも考える必要があるとも思います。が、今回は「加筆コンクール」だけに、意識的に書き込めることは省略せずに書いていきました。長くなった割にはまとまったかな、と思います。

感想としては、作業は大変でしたが、面白かった。おかげで、この曲を見る目がちょっと変わりました。折しも、バイロイトなどでは刺激的な演出がなされて物議を醸しているようですが、ウケ狙いの面もあるとしても、もともとこの曲に内在している矛盾が噴出しているわけで、この点では他のワーグナー作品よりも「旬」といえるのかもしれません。将来も含めて、演出や受容のされ方がどう変わっていくのか、楽しみでもありますね。

なお、「加筆コンクール」ではC分野にエントリしていますが、参加がまだ2記事しかありません。このままだと、2位以上確定(爆)なんですが、もっとエントリが増えてくれるといいな。
posted by みっち | 19:34 | Wikipedia | comments(0) | trackbacks(0) |
ヒコックス/ボーンマス響によるディーリアス合唱曲集
・ディーリアス:「海流」
・ディーリアス:「告別の歌」
・ディーリアス:「日没の歌」

ブリン・ターフェル(バリトン:海流、日没の歌)、サリー・バージェス(メゾソプラノ:日没の歌)
ウェインフリート・シンガーズ、ボーンマス交響合唱団メンバー
リチャード・ヒコックス指揮、ボーンマス交響楽団
録音:1993年2月27-28日
(CHANDOS ANNI 0030 「シャンドス創立30周年記念ボックス」-5)

「シャンドス創立30周年記念ボックス」の5枚目。近代イギリスの作曲家ディーリアスの合唱曲を集めたアルバムです。ジャケット写真は単発で出ていたときのもので、実物は、ターフェルのアップになっています。だいたいみっちはアーチストのこれ見よがしなポートレイトが苦手で、「ジャケ買わず」の原因になります(爆)。前の方が好きだf^^;。

ヒコックスの早すぎる死を悼んだのは、もう3年前です。このボックス、そのころ買ったんだよな(ーー;)。いつ聴き終わるんでしょうか……。などといいながら、すごく申し訳ないんですが、このCDについてはちゃんとした感想が書けません。どの曲も静かに始まって静かに消えていくので、クルマだと、あれ、いつのまにか次の次の曲になってる(おいおいおい)の連続で、よくわからんうちに終わってしまうんですよ。

これじゃネタにできないので、5,6回は流したと思います。なかでは、最初の「海流」が長い曲ながら、編成が大きく起伏もあって、充実しています。後半、ディーリアスには珍しい力強く盛り上がる箇所もあって、ほほう、と思いました。

ヒコックスの指揮はさすがで、ダレたところがなく、合唱の扱いも文句ありません。バリトンのターフェルは、アクの強い声が特徴ですが、ここでは音楽への全面的共感が示されて素晴らしい。オケ・合唱と見事に一体化しています。

ただ、「告別の歌」以降は、ときおり魅力的なパセージが浮かんできたりもするんですが、どの曲もロードノイズにかき消されがちf^^;でして、歌詞がわからない人間にとっては同工異曲というほかない感じ。たまには違うような曲作ろうよ、といいたくなる(爆)。というわけで、今月の教訓。「ディーリアスをクルマで聴くべからず」。
posted by みっち | 20:37 | CD・DVD | comments(4) | trackbacks(0) |
スズメバチ騒動
わが家の広ーい(ウソ)庭には、コニファーを何本か植えていて、なかでも10年ぐらい前に植えたアトラスシーダーはシンボルツリー的に立派に育ってくれています。ところが9月ごろから、このアトラスシーダーにスズメバチがたかるようになりました。最初は1、2匹いるな、という程度でさほど気にしていなかったのですが、10月に入って10匹は下らない感じで、そうなるとあまり近づくのもためらわれます。

見たところ巣らしいものはなく、近くを通っても、ハチがこちらを威嚇するような気配はないのですが、枝が密集している部分ははっきりしませんし、たまたま作業に集中してて見逃してくれただけなのか、素人には判断ができません。専門業者に駆除を頼むと何万円もかかるらしいので、巣だったら困るなあと思いながら、とりあえず、懇意にしている庭師さんに相談しました。

庭師さんは消毒剤を噴射してくれて、ハチを追い払ってくれました。樹を点検したところ、やっぱり巣はありませんでした。ここからは推測ですが、ハチは冬に備えてエサを狩りに来ていたようです。そういわれてみれば、今年の夏は、アトラスシーダーだけでなく近くのジューンベリー、ブルーベリーなどにミノムシが大発生していたのでした。

ミノムシも近年あまり見かけなくなって、わが家くらいいいだろうと放置していたら、一枚の葉っぱに小さいのが4匹ぐらいぶら下がっている状況で、見る見る食い散らされ、枝や幹までかじられるので、やむなく見つけ次第駆除することに(ーー;)。しかし、針葉樹はミノムシ探すのも大変だし、見た目ほとんど変化もないので、アトラスシーダーだけは放置のままでした。で、スズメバチはおそらく、アトラスシーダーに付いたミノムシを狙って飛来していた模様です。葉に付いていたミノムシのミノをいくつか点検したところ、殻だけしか残っていなかったので、どのようにしてかわかりませんが、中身を捕まえていたのでしょう。

それ以来、ハチは来なくなり、出費も最低限(念のためにと置いてくれたハチ用の殺虫剤分だけ。消毒はサービス)ですんで助かりました。それにしても、思わぬところから食物連鎖を考える機会に恵まれたなあf^^;。
posted by みっち | 19:25 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
第11回「ゴーシュの会」発表会
月曜日に発表会がありました。今回、初参加の方が3名で、曲目もさらに増え、合奏も含めると30曲近くなりました。大人になってチェロを始める人が、まだまだ増えているようです。

初参加の方がみんなうまくて、しかも自分のイメージをちゃんと持っていることに感心させられました。1曲を大切に弾くことの大事さをあらためて教わった気がします。

盛りだくさんすぎなところはありますが、曲目は多彩で、飽きない内容になっていたと思います。個人的にはラフマニノフ「ヴォカリーズ」、久石譲「おくりびと」が印象に残りました。とくに「おくりびと」はIさん父娘の共演ということもあって、とても味わいがあり、一緒に聴いていたOさんも「泣ける」といわれていました。

グラナドス「アンダルーサ」はかっこいい曲で、みっちも以前発表会で弾いたことがあるのですが、ピアノの伴奏リズムが裏打ちで、どうしても混乱して失敗f^^;。でも、Tさんは本番ちゃんと弾いていてすごい、と思いました。ただ、ピアソラの「リベルタンゴ」なんかもそうなんですが、曲の性格からして、ちゃんと弾くだけじゃなくて、体でノリを作ったり決めポーズみたいな部分も含めたテンションの高さが出せるともっと楽しくなるんじゃないかと思います。

みっちは、バッハの無伴奏チェロ組曲第3番から「ジーグ」を弾きました。2年前に5番のプレリュードに挑戦したときもそうだったのですが、ここのステージ(教会の演壇)で弾くと、なぜか譜面に書いてない音楽になっていってしまう(ーー;)。前半でおかしくなって、この調子では最後まで持たないんじゃないかとパニックになりかけていましたが、後半はなんとか持ち直せたと思います。終わった後、妻から途中2小節くらい多かったといわれました。サービス、サービス(爆)。

12月の区民音楽祭では、この「ジーグ」の前に「ブーレ」を弾こうと思い、さらいはじめました。まだ完成度では大差があります。
posted by みっち | 19:33 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
ロルティによるショパンの練習曲集
・ショパン:練習曲集 作品10
・ショパン:練習曲集 作品25
・ショパン:3つの新しい練習曲

ルイ・ロルティ(ピアノ)
録音:1986年4月9-10日、7月13日
(CHANDOS ANNI 0030 「シャンドス創立30周年記念ボックス」-4)

ご無沙汰していましたが、「シャンドス創立30周年記念ボックス」の4枚目。ショパンの練習曲を集めたアルバムです。ジャケット写真からすると、ピアニストは録音当時、若手だったみたいですねf^^;。

みっちはピアノ曲はあまり聴かないし、そのなかでもショパンのよい聴き手ではありません。ロルティという人もまったく知らないのですが、この演奏は相当凄いんじゃないかと思います。使用ピアノはファツィオーリという情報もあるようです。クルマのオーディオでもいい音なので、ちゃんとした装置で聴いたらもっと立派なんじゃないかな。

第1曲は幅広いアルペジオの連続だけのような曲ですが、その粒のそろった輝かしい響きには息を呑みました。第2曲以降も同様で、圧倒的な技巧と音響に唸らせられますが、フレーズは機械的でなく、自在感を保っています。それがよく出ているのが第3曲の有名な「別れの曲」で、しっとりしながらベタつかない歌い回しが素晴らしい。中間の和音の連続でも迫力と音楽性が同居していて、元の旋律に収束していく過程が必然的で説得力があります。うーん、ショパンて、いい曲書いてるんじゃん(わかってないくせに上から目線)。

ショパンというと、甘ったるくてほとんどムードミュージックだったり、演奏家のやりたい放題のゲテモノ的世界を連想してしまう(それはそれで面白いのかも)みっちにとって、芸術作品としてのショパンを見直すいい機会になりました。こういう人にシューマン弾いてもらえたらどうなるんだろうと、興味がついそっちに(爆)。
posted by みっち | 14:01 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
LotRO:名前を持たぬ者たちの主
「見て、焼けた帽子が落ちてる」。「魔法使いの帽子じゃ。おそらく、ガンダルフ殿は一本橋から落ちて、ここに着地したのでござろう」。「あの無限階段も焼け落ちてたわよね。ということは……」。「バルログと仲良く階段を昇っていった?」。「そうそう、仲が良すぎてふざけて階段壊しちゃった、って、なんでそうなるのよ! ともかく、報告よ」。「ガンダルフ殿、案外生きておられるかもしれませぬな」。「丸焼きになってなければね」。

「えええー、今度はエルフ探し?」。「洞窟だけに、迷子が多いようで」。「あんまり世話焼かせないでよね。私は魔法使いやエルフの保護者じゃないんだから」。「それはそれですごい立場でござるぞ」。「まあ、モリアが隠れんぼにはぴったり、ということは間違いないよね」。

「マゴールみっけ!」。「ご無事で何よりじゃ」。「と思ったら、どんどん行くし。ちょっとお、待ちなさいったら」。「また迷子になってしまいますぞ!」。「今度は急に逆走よ。え、なに? 応援頼みに行く? で、私たちをおいていなくなった。は?」。「とんでもない身勝手エルフじゃ」。「一応これで任務は果たしたはずなんだけど、なにか中途半端よね。んー、本当に応援くるのかな」。「さあ。いかにもマイペースなエルフでござったゆえ。三冬様、これからどうされるので?」。「待ってても仕方ない。先に進みましょう。なるようになるでしょ」。

「三冬様、出た出たー! オークたちがなぎ倒されておりまする」。「バルログじゃなかったのね。『名前を持たぬ者たちの主』のくせに、グワスノールって名前あるじゃん」。「『名前を持たぬ』は者にかかっているので、主には名前があっても別にいいじゃん、といっておるようで」。「苦しい言い訳してんじゃないわよ。オバ10、やっつけるわよ!」。「結局応援来ませんでしたな。で、その、オバ10ってなに?」。「お化けの十郎太よ。ほかにないでしょ」。「なるほど、オバQならぬオバ10でござるか! って、恨めしや〜、三冬様。……むむむ、こやつ、妙じゃ」。「どうなってるの? 途中から全然手応えがない」。「ご覧なされ、グリムが沸いております」。「そっちから片づけよう」。「大正解じゃ! 奴め、苦しんでおる」。「手こずったけど、これで終わり!」。「お見事じゃあ! グワスノール討ち取ったりい。あ、三冬様。応援がやって来ましたぞ」。「ほんっっっっっと、マイペースね」。

(以下、中の人みっち@今回は苦労したf^^;)
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posted by みっち | 19:06 | LotRO NA | comments(2) | trackbacks(0) |
運動会
日曜日はわが家のホビットの運動会でした。6年生なので、小学校では最後です。運動会では学年ごとに紅白に分かれて競技し、総合点を競うのですが、ホビットの場合、属した側がこれまで一度も勝っていないという実績がありまして、有終の美を飾るか、それとも6連敗で終わるかが話題になっていました(爆)。

結果は、逆6連覇(やってもうた)。1点負けの状況で迎えた最終競技、学年選抜リレーで紅白2人ずつ走るので、白がワン・ツーフィニッシュを決めれば逆転勝利というところでしたが、焦りからか白は二チームともバトンを落としてしまい、反対に紅組に余裕でワン・ツーフィニッシュされて万事休す。昼前の6年生の競技ではホビットもがんばって、白組が勝って貫禄を示したのが救いでしょうか。ホビットと同じくついてないクラスメイトがほかにも何人かいたようで、なにか「持ってる」のかf^^;。

保護者参加の地区別対抗綱引きでは、発表会が近く楽器演奏に影響するとまずいのでみっちは遠慮しました。代わりに奥方が2年連続で出場して、連覇。こちらは、ただただ恐るべし(爆)。
posted by みっち | 19:08 | お気楽妄想系 | comments(3) | trackbacks(0) |