『ワイルド7』
2011.12.28 Wednesday
いまから30年から40年前のマンガを原作とした映画化。懐かしいタイトルです。とはいえ、みっちが覚えているのは望月三起也の独特の絵柄以外には、ハードな世界観、バイクや銃にこだわっていたような気がする、という程度のものです。テレビドラマにもなっていて、見たとは思うのですが、これも記憶があやふや。おそらくは、まだ子供すぎた。
そういうわけで、実写版映画はほとんど予備知識のない状態で観ました。けっこう楽しめたのは、その後バイクの面白さも知って、少しは大人になれたからかもf^^;。黒革のジャケットにブーツは、似合うかどうかは別として一度は着てみたいアイテムですよね。なにしろメンバーたちはビルの中や階段もバイクで移動しますから、バイク映画としても成立しそうです。
ツッコミどころがないとはいいませんが、ストーリー的にはなかなかまとまっていましたし、終わり方がよかった。ロケシーンが多く、描写がリアルというのも、こういう映画では重要です。セットばかりだと開放感がなく、どうしてもツクリモノめいてしまいますから。その上、ロケ地の多くが北九州だった(冒頭の銀行強盗シーンでは、道路の案内表示に「戸畑」の文字が見える)こともあり、風景にかなり親近感を覚えました。
また、この手の映画としてよくある、メンバーの死に方で盛り上げる手法を最小限にとどめたことも好感が持てます。その分、7人全員のキャラが立っていたかといえば、残念ながらそこまではなかったんですが、多くを語らないことでむしろ奥行きを与えたということで、できれば続編で掘り下げてくれるといいと思います。
配役では、まず女優陣2人に注目です。そもそもこの映画を観る気になったのは、本仮屋ユイカが出ているからだったり(爆)。役どころとしては狂言回し的でしたが、元気そうで何よりですf^^;。もうひとりは実質ヒロインともいえるユキ役の深田恭子。この役はだれがやっても「あり得ない」キャラですが、フカキョンならまああるか、と(おい)。ただし、スケベオヤジ的観点からは、露出度の点ではまったく物足りませんぞ、ドロンジョ様(爆)。
男優では、PSU統轄官・桐生役の吉田鋼太郎が印象的。台詞もいちばん多かったんじゃないかな。草波役の中井貴一との対決は、なかなかの見物です。ただし、中井貴一にいきなり見せ場をさらわれてしまった、飛葉役の主演・瑛太の立場はどうしてくれるって感じに(爆)。
題材が古びていないというか、いまだからこそ楽しめるということかもしれません。設定からして連続物に向いていると思うので、テレビでも続編をやってくれるとうれしいなあ。
そういうわけで、実写版映画はほとんど予備知識のない状態で観ました。けっこう楽しめたのは、その後バイクの面白さも知って、少しは大人になれたからかもf^^;。黒革のジャケットにブーツは、似合うかどうかは別として一度は着てみたいアイテムですよね。なにしろメンバーたちはビルの中や階段もバイクで移動しますから、バイク映画としても成立しそうです。
ツッコミどころがないとはいいませんが、ストーリー的にはなかなかまとまっていましたし、終わり方がよかった。ロケシーンが多く、描写がリアルというのも、こういう映画では重要です。セットばかりだと開放感がなく、どうしてもツクリモノめいてしまいますから。その上、ロケ地の多くが北九州だった(冒頭の銀行強盗シーンでは、道路の案内表示に「戸畑」の文字が見える)こともあり、風景にかなり親近感を覚えました。
また、この手の映画としてよくある、メンバーの死に方で盛り上げる手法を最小限にとどめたことも好感が持てます。その分、7人全員のキャラが立っていたかといえば、残念ながらそこまではなかったんですが、多くを語らないことでむしろ奥行きを与えたということで、できれば続編で掘り下げてくれるといいと思います。
配役では、まず女優陣2人に注目です。そもそもこの映画を観る気になったのは、本仮屋ユイカが出ているからだったり(爆)。役どころとしては狂言回し的でしたが、元気そうで何よりですf^^;。もうひとりは実質ヒロインともいえるユキ役の深田恭子。この役はだれがやっても「あり得ない」キャラですが、フカキョンならまああるか、と(おい)。ただし、スケベオヤジ的観点からは、露出度の点ではまったく物足りませんぞ、ドロンジョ様(爆)。
男優では、PSU統轄官・桐生役の吉田鋼太郎が印象的。台詞もいちばん多かったんじゃないかな。草波役の中井貴一との対決は、なかなかの見物です。ただし、中井貴一にいきなり見せ場をさらわれてしまった、飛葉役の主演・瑛太の立場はどうしてくれるって感じに(爆)。
題材が古びていないというか、いまだからこそ楽しめるということかもしれません。設定からして連続物に向いていると思うので、テレビでも続編をやってくれるとうれしいなあ。