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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
パロット/タヴァナー・プレイヤーズほかによるパーセル『ディドーとエネアス』
・パーセル:歌劇『ディドーとエネアス』 Z626

エマ・カークビー(ディドー、S)、ジュディス・ネルソン(ベリンダ、S)、デヴィッド・トーマス(エネアス、Bass-Baritone)、ジャンティナ・ヌーアマン(魔女、MS)ほか
アンドリュー・パロット指揮タヴァナー合唱団、タヴァナー・プレイヤーズ

録音:1981年1月3-5日
(CHANDOS ANNI 0030 「シャンドス創立30周年記念ボックス」-16)


「シャンドス創立30周年記念ボックス」の16枚目。17世紀イギリスの作曲家パーセルのオペラ作品ですが、このころのものとしては、わりと録音や名前を目にする機会が多いような気がします。コンパクトで、CD1枚に収まるからかもしれません。このCDでは全曲56分ほど。

エネアスとは、ギリシア神話とローマ神話にまたがる人物で、『イーリアス』に登場するトロイア側の英雄アイネイアースのことです。アイネイアースは、トロイア王家につながる血筋で、母親は女神アプロディーテーといわれています。トロイア滅亡時にアイネイアースは父親のアンキーセースを背中に担いで脱出し、地中海をさすらった末にイタリアにたどり着き、ローマの祖となったとされるのですが、旅の途中で起こったカルタゴの女王ディドーとの悲恋がこのオペラの主題になっています。

と大まかな背景は知っていたのですが、オペラそのものの内容については全然知識がなく、歌詞も対訳もなく、3幕ものなのになぜかトラックが4つあるしf^^;、ある程度中身がつかめるようになるまで難儀しました。おそらくトラック2-3で第2幕のようです。

第1幕では、明るくきびきびした運びと耳なじみの良いメロディーが印象的で、時代の古さをあまり感じさせません。きっとエネアスがカルタゴに来た経緯とか、これからどうするのかとか歌われているのではないかと想像f^^;。ベリンダと第二の女(?)のデュオがとくにきれい。

第2幕では、オペラにしては妙な発声が耳に付きます。地声というか、わざと下卑た歌い方をしているので、なんだ?と思ってジャケット裏をよく見ると、たぶんこれが魔女です。エンチャントレスとかもいるし。でも、なんで魔女たちが出てきているかはわからずf^^;。どうやら悪巧みをしているらしい。おしまい近くには、魔法と思しき雷のような効果音が轟きます。この時代から性格的歌唱や舞台演出効果があったんだなあ、と感心。ただ、もうちょっと愛嬌みたいなものがほしいかな。

第3幕では、ディドー役のカークビーの美声が堪能できます。この人は、ソプラノでも少年のような清純な歌声が持ち味です。アルテミス(ディアナ)の役とかあったらぴったりでしょうが、ここでのディドーはわりと近い役柄かも。歌詞は英語なので、イタリア語やドイツ語よりは聞き取れるところもあります。とくにはっきりわかるのが、ディドーとエネアスの2重唱の終わりで、エネアスが I stay, ディドーが No, no, away! と繰り返しています。エネアスがとどまろうとしているのをディドーがはねつけているわけですね。かくしてエネアスは去り、残されたディドーは自殺する。なにも死ななくても、と思うのはみっちだけ?

曲や内容をよく知らないので、演奏についてどうこういえるレベルにありません。350年近く前の作品であり、こういうボックスでもないと自分からすすんで聴くことはまずないと思いますが、驚くぐらい新鮮に聴けました。
posted by みっち | 19:45 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
LotRO:エネドワイスから褐色人の国へ
Gossenは現在Lv.70。LotROで70に到達したキャラは初めてですv(^^)。

エピッククエスト第三部の進行にしたがって、エネドワイスから褐色人の国に入ってきました。褐色人の国(Dunland)は、エネドワイスの南にあります。レベル的には、エネドワイスは闇の森と同じでLv.65まで、褐色人の国はLv.65以上に分かれています。生産も含めて出るアイテムが違うので、Lv.65以上であれば、積極的に南下したいところ。

エピッククエストと並行して、エネドワイスのクエストもひととおりこなしました。ストーリーとしては、ハルバラド率いる灰色の一行と行動をともにして、協力的な褐色人を助けたり、敵対する褐色人と戦ったり。友好的な褐色人の集落にもアイゼンガルドからサルマンの使者が傘下に入るように要請に来ていたりして、このあたりも次第にきな臭くなっているようです。あと、ここにはホビットのストゥア族の村があります。近くには人相の悪いホビットMobもいて、こんなホビットがいるなんて悲しい。

生産といえば、T7がなかなか捗りません。いまのところ褐色人の国でしか鉱石が掘れないこともあるんですが、使えるレシピもほとんどありません。伝説アイテムのレシピでも、Lv.60、65、75はあるのに、70のはないみたい。Gossenが装備している第二紀製の両手斧もベルトもLv.60の上限に達してしまい、あとはレリックをはめ込むくらいしか成長するところがなくなってしまいました。75になるまでは第三紀ものでしょうか。

オークションを見ても、Lv.75用はそれなりにあるんですが、その手前のがほとんど出品されていないみたいで、生産でもドロップでもなかなかないとすれば、あとはクエストのご褒美に頼るしかないのかな? そういえば、エネドワイスまでは名声アイテムがあるのに、褐色人の国ではなく、逆にタスクはエネドワイスになくて褐色人の国にはありますね。

画像は、この間エピッククエストのセッションプレイで見た歴史的光景。上のはエレヒの石で、手前の青いマントの男はなんと、イシルドゥアです。褐色人の族長たちがこの石に誓ってゴンドールへの協力を約束する場面。このあと裏切られてイシルドゥアが呪う展開もちゃんとあります。下の画像は、時代がずっと下って、アラゴルンとガンダルフの出会い。日本語版で見たかったなあ。
posted by みっち | 08:48 | LotRO NA | comments(0) | trackbacks(0) |
秋の定演に向けた指揮トレ
祝日の月曜日は、北九響秋の定演に向けた最初の指揮者練習でした。今回の指揮者は、中井章徳さん。年齢は公表されていないようですが、見たところ30歳代のイケメンですf^^;。指揮姿がかっこよく、きっとモテるだろうなあ、とつい羨望のまなざしにf^^;。

この日のメニューは、午前中がプロコフィエフ「古典交響曲」、午後がブラームスの第3交響曲でした。冒頭、「最初の指揮トレですが、あす本番だと思って演奏して下さい」といわれたのが印象的。このひとことで、場の雰囲気が変わりました。

プロコの第1楽章、「ゆっくりめで行きます」といわれたんですが、先生、いままででいちばん速いんですけど、倍にとっていいですか(爆)。言葉のイメージと棒のギャップが埋まるまでしばらくかかりました。第1楽章がこの速さだとすると、フィナーレはどうなるんだ?とか思ったんですが、思った通りになりました。8分音符でチャラララチャラララと高速分散和音が連続する難所が2回あるんですが、チャラララというよりムリムリムリムリ(爆)。でも、これぐらいのテンポでないと聴く方はかったるくてやってられないですよねえ。ほかにも個人的にまだまだ甘く、これからできるだけ詰めていくしかありません。あす本番でなくてよかったf^^;。

ブラームスは、みっち的にはサマコンから1ヶ月でようやく譜読みができたかというところで、この間仕事の都合でブラームスのオケ練習にほとんど参加できてなかったこともあって、かなり心配だったのですが、結果はある程度の手応えがでてきました。しかし第3楽章は、チェロパートの出だしのハ音が半音ぐらいバラけてしまい、「この曲のこれまででいちばんひどかった」といわれてしまいました(爆)。まずいぞ、ここで笑いをとっちゃ。ほかがダメでもここだけはちゃんとしないと。いや、ほかもダメじゃいけないけど。

ほかの楽章も、まだ弾けないところがたくさんある(ーー;)んですが、どこでどう入るかみたいな感触がわかって音楽が見えてきたのは大きい。それに、やっぱり曲がいいですねえ! ブラームスの場合、パート譜弾いてるだけでもかっこええ、と思えるし、合わせると、合奏の絡み具合がとんでもなくなんて完成度、なんて素晴らしい音楽だとあらためて実感しました。本番まであと2ヶ月。気合いを入れて練習しなきゃ。
posted by みっち | 16:59 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
マイナーすぎる?項目たち
この間、ウィキペディアに「ガブリイル・ロマーキン」「ステパン・ダヴィドフ」「ミハイル・ソコロフスキー」とロシアのクラシック音楽史に登場する人物記事を立ててきたんですが、いずれも他の記事からのリンクがごく少ない「ほとんど孤立記事」状態で、このままつづけていいのだろうか、と不安になってきましたf^^;。

簡単に紹介しておくと、ロマーキンはバラキレフと一緒に無料音楽学校を設立した合唱指揮者。ダヴィドフは水の精ルサルカを題材にしたオペラでロシアに「ルサールカ」ブームを巻き起こした作曲家。ソコロフスキーは、ロシア語コミック・オペラの先駆者です。

一応、英語版の状況は見ていて、「カッテリーノ・カヴォス」みたいにわりと充実しているものは、書き下ろすより翻訳した方がよさそう、それにイタリア人だし(?)といった感じで対象から外して、ショボめな記事を選んで書いているので、言及が少ないのも当然といえば当然ですが。あとなんとかしたいと思っているのは、パシケーヴィチとティトーフ(バッハのように一族が作曲家らしい)ぐらい。カヴォスとフォミーンは、できたら英語版から翻訳した方がいいんだけど。これぐらい記事がそろうと、下書き記事の英語版リンクがとれて、かなりすっきり読みやすくなります。

あと、どうしても必要になってきたのがグリンカのオペラ『皇帝に捧げた命』の記事。音楽史的意義からいって、これが赤リンクのままなのは痛すぎる。でも、だれも書いてくれる気配がないので、自分でやれる範囲でやろうかと、ちょこっと準備を始めました。聴いたことのない曲の記事を書くのは、いかにも気が進まないんですけどね。しかも、必要な資料で手元にあるのはごく一部だけ。あとは図書館に行けばありますが、1回ではすまないかも(ーー;)。 
posted by みっち | 21:24 | Wikipedia | comments(0) | trackbacks(0) |
ヴェルストフスキー
ウィキペディアに「アレクセイ・ヴェルストフスキー」を新規投稿しました。ヴェルストフスキーは19世紀ロシアの作曲家で、グリンカとほぼ同時期に活躍しました。

「ロシアのクラシック音楽史」の下書き途中で赤リンク減らしの一環で立てた項目ですが、立てて分かったのは、実はこの項目にリンクしている記事がほかに全然ないということです。現状では孤立記事になっています(ーー;)。グリンカと比べればマイナーとはいえ、まったく言及なしとは寂しいぞ。インターリンクでは他に7カ国語で記事があるし、決して無名な人ではないと思うんですが。

今回、みっちの中では新機軸がありまして、sfn方式の脚注を使ってみたことがそれです。これまではref name方式だったんですが、sfn方式の方がテキスト量が小さくてすみ、原稿も見た目がすっきりして編集しやすいんですよ。ただし、sfn方式は注釈用には使えない?みたいで、そこだけはref name方式でいくしかないのかな。ヴェルストフスキーの項目は約5,000バイトですが、ref name方式だとおそらくいまより5%ぐらい膨らむんじゃないかと思います。というのも、試しに下書き中の「ロシアのクラシック音楽史」の脚注をref nameからsfnに変えてみたら、なんと10,.000バイトも小さくなって、この記事を20万バイト以内に収めるという目標を一気に達成してしまったから。すごいぞsfn!

下書きについては、もう切れるところは切って、あとは不十分なところをもう少し補強しないといけないくらいだと思っていたので、本文を減らさずにシェイプアップできたのは望外の成果でした。それにしても、脚注方式の違いでこれだけテキスト量に違いが出ることがわかると、なんか余計なことを考えてしまいますね。例えば、新着とか強化記事投票なんかの選ばれやすさでいえば、むしろ多い方がいいかも、とか(爆)。
posted by みっち | 21:38 | Wikipedia | comments(0) | trackbacks(0) |
『アベンジャーズ』
わが家のホビットが観たいというので、3D吹き替え版を鑑賞。

どうせ『怪獣総進撃』みたいな寄せ集め映画だろうと思って見たら、予想とは違い、むしろ『サイボーグ009』に近い感じでした、ってフォローになってる? ただし、一致団結しているサイボーグ戦士たちとは違い、こっちは急造チームのため、まとまるまでにストーリーを半分以上費やします。その過程で敵に操られたり味方同士での争いもあるなど、異種格闘技的に多彩な組み合わせのバトルが楽しめますf^^;。

スーパーヒーローたちのうち、なじみがあるのはアイアンマンだけでしたが、彼も含めてメンバー全員に見せ場があり、この種の映画ならではのゴージャスな場面が続出します。ヒーローたちの持ち味がそれぞれよく出ていて、ストーリーにも有機的に絡んでいたと思います。決してただの寄せ集め映画で終わらせていないのは立派。これならお金を払っても損した気にはなりません。

とはいえ、彼らの主演作品はひととおり見ていた方がもっと楽しめるはずです。この中で難しい存在だったのは、おそらくキャプテン・アメリカでしょう。氷浸けで70年眠っていたらしく、アイアンマンのスタークによれば「キャプテン・アイス」(爆)。目が覚めたら時代遅れになっていたのを自覚しているのが哀れです。その後もとまどいを隠せないキャプテン、能力的にも中途半端なためか、むしろ強化されていない人間であるホークアイやブラック・ウィドウにも食われた感があります。まあ、最後にやっと主導権握れるんですが、戦いの後までもフォローを必要とした点で、悩めるアメリカを象徴する存在というところでしょうか。ヒーローの扱いとしてはかなり皮肉が効いていました。

一方の悪役も、キャラに魅力がないと退屈になるところですが、ロキががんばって盛り上げてくれます。悪としてはやや不徹底なところがある(コントロールするなら真っ先にフューリー狙わなきゃ、ね)ものの、憎まれ口の叩き方は堂に入ってます。これだけ小面憎いと、やっつけられるシーンでの溜飲の下がり方が違うというもの(爆)。ホビットも手を叩いて喜んでいました。

以下、疑問点。コールソンが持っていたキャプテン・アメリカの血染めのトレーディング・カードですが、フューリーはこれをロッカーから出しておきながら、ヒーローたちには「コールソンの胸ポケットに入っていた」と嘘をついていたことが明かされます。嘘をつく必然性がいまひとつわからない、ひっかかるシーンです。また、宇宙人(チタウリでしたっけ?)たちは、母船がやられたとたんドロイド軍みたいにみんなバタバタとスイッチ・オフになってしまいましたが、生命体じゃなかったんでしょうか。ラストで続編を匂わせる場面があるので、これは次回のお楽しみ? あと、エンドロールの最後の最後、アベンジャーズ全員が台詞なしでひたすら食べているシーン、あれはなに? ただのサービスカットかな。
posted by みっち | 20:27 | たまに観る映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
LotRO:エピック第3部へ
Gossenは現在Lv.65。エピック第二部で闇の森に入ったところです。65になるとメールで第三部が案内され、第二部と並行して進められるようになります。エピッククエストは貴重なご褒美がもらえることがあるし、闇の森ではLv.65以上の伝説アイテムは出ないと思うので、エピックは当面第二部より第三部を優先してすすめて行こうかと思っています。

裂け谷に行くと、「最後の憩い」館の火の広間にエルロンドと双子の息子たちが集合しています。どうやらアラゴルンがローハンに向かったことを知り、善後策を協議している様子。このあとアルウェン(エルロンドの娘)とも会うことになるので、なるほど、こうしてアルウェンは機織りに精を出すのか、とひとり納得v(^^)。エルロンドは主人公に、中つ国各地に散らばっている野伏たちを回り、アラゴルンの下へ集結するように告げてくれと依頼してきます。こんな風に『指輪物語』のストーリーに絡めるのも、エピッククエストの楽しいところ。

ガーディアン用のLv.65伝説アイテムをオークションで物色したのですが出品がなく、この際なので第2紀両手斧を製作しました。まだしばらくはLV.60用第2紀両手斧装備ですが、DPS上限まで育てたら替えるつもり。ベルトもほしいのですが、問題は、生産に必要なアイテムがスカーミッシュでないと手に入らないことです。エピック第一部で調子に乗って兵隊強化にポイント使ってしまったので、ブリー村とか、勝手の分かっているスカーミッシュを何度かやろうかな。

この間、みっちPCの調子が悪く、ローリエンなどでガックンガックンになった挙げ句シャットダウンや再起動という現象にたびたび見舞われていました。この現象、部屋に冷房を効かせて、扇風機でPCに送風しながらだと起こらないようで、どうも熱がこもるとビデオカードがダメになる感じ?です。ゲーム用PCじゃないからなあ。能力的に余裕のあるマシンがほしいf^^;。9月に入って、ようやく朝晩は涼しくなってきたので、これからペースを上げていけるといいかな。
posted by みっち | 08:11 | LotRO NA | comments(0) | trackbacks(0) |