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お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
闇の森のミンストレル
ホビット・ミンストレルのPecoは現在Lv.66。モリアを出てロリアンから闇の森のエピックストーリーを進めているところです。画像は闇の森のエピックでマゾグ護送中に遭遇する大グモ。Lv.63でHP4万超のエリートマスターですが、NPCエルフ2人の応援があるのでさほど危ないことはありません。わが家のホビットとこの画面を眺めていて、思い浮かんだ一言「カニ食いたい」(爆)。

モリアの功績で伝説クラス特性「物語の精通者」を覚えました。これで、これまで使っていたオーラスキル「英雄の物語」(Will とfate 上昇)に加えて「防衛の物語」(アーマー値上昇+希望1 )を重ねがけできるようになりました。装備と士気に不安のあるミンスにはありがたい。

ミンストレルの「戦いの言葉」モードの場合、以前はヒール効果が半分しかなく事実上使えない状態でしたが、アップデートで自己ヒールの制限がなくなり、対応力が高まりました。1対1ならエリートでも倒せます。実際、闇の森では2体のネームド・エリート(HP19,000ぐらい)をやっつけました。ただし軽装のため、敵が複数の場合は要注意で、サインとノーマルの組み合わせでも気をつけないとあっという間に削られてピンチになります。

「戦いの言葉」では自己ヒールしかできないので、FS時はハーモニー・モードもしくはノーマルの使い分けになります。どっちにするかですが、個人的にはハーモニーかな。ハーモニーは、「戦いの言葉」と比べると他者へのヒールが使えるようになる反面、範囲攻撃の種類が減って連発できなくなります。が、スキルの火力自体は落ちないのでバランスがいい。ノーマルだと攻撃力激減で支援に徹する形になり、敵がわいたり味方が落っこちたりでいざ直接戦闘しなくてはならなくなったときに対抗手段がなく、ストレスがたまりますf^^;。

あと、不覚だったのが、闇の森の名声アイテムでLv.65の生産レシピと交換できることをいまごろ知ったこと。Pecoは木こりなので木工レシピをひととおりゲットしたんですが、伝説武器以外の木工の存在価値って、GRDやCHNの弓とか、かなりどうでもいいものになってしまうのが悲しい。楽器レシピがあればいいのに。以前、Mifuyuでやってたときは気がつかないままで、仕立レシピを覚えていませんでした。名声アイテムはカバンが窮屈になるので伝説アイテムと交換しまくっており、在庫では軽装備レシピが3個しか取れなかった(ーー;)。闇の森の名声アイテムはキャラバウンドのためキャラ同士では融通できません。モリアのはメールで送れるのにー。Pecoの装備のためにわざわざMifuyuでクエストこなすのも迂遠だしなあ。でも、中装備と軽装備はKageyu(WRD)やArezel(RNK)でもいずれ必要になってくるんですよねえ(ボヤッキー)。
posted by みっち | 10:11 | LotRO NA | comments(0) | trackbacks(0) |
プチ演奏会
きのうは妻の友人宅に招かれてチェロ演奏しました。こちら、ピアノの側板に燦然と輝くエンブレムとSTEINWAY&SONSの文字でおわかりでしょう、高級ピアノの代名詞的存在、スタインウェイのしかもフルコンが置いてありました。ピアニストにとっては、これで協奏曲を弾くのが夢だったりするんじゃないでしょうか。北九州でフルコン・スタインウェイの個人所有は2人しかいないらしい。もともとは大阪市にあったものですが、橋下市長のリストラ政策によってホールがつぶされ、お払い箱になってこちらに引き取られたとのことです。おかげで相場より300万円くらい安かったといわれてましたが、なんか話のケタが違う……。ちなみに、横の黄色いチェロケースは、みっちの愛器クーと弓のダベっちが収まった「バナナ」ちゃんでーすf^^;。差額分だけで中身ごと全部買ってもおつりが来まーす(爆)。

スタインウェイの伴奏で弾いたのは、マスネーの『タイスの瞑想曲』。先月の区民音楽祭以来弾いてなくて、しかも前日は家で飲み会だったため、安ワインを飲み過ぎて二日酔い。朝は頭痛で練習できず、ぶっつけ本番になってしまいました(ーー;)。それでもピアノの素晴らしい響きに支えられて、間違えつつも最後まで弾き通しました。いやあ、とくに終わりの方は思い出せなくて焦った。そのあと、ブラ3の第3楽章のメロディー、来年2月の市制50周年記念演奏会の演目として現在練習中のマスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』間奏曲、エルガー『威風堂々』、ワーグナー『マイスタージンガー』前奏曲、リスト『レ・プレリュード』のそれぞれさわりの部分を無伴奏でご紹介。

フルコンが置かれるくらいですから、決して狭い部屋ではありませんが、床が大理石ということもあって、よく響きました。こういう場所でチェロを弾けるのは気持ちがいい。ときどき使わせてもらいたいなあ。とはいえ、広いホールで本領を発揮するであろうピアノにとっては、この部屋の倍の面積があってもまだまだキャパが有り余っている感じです。
posted by みっち | 19:12 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
『ホビット 思いがけない冒険』
2D字幕版を鑑賞。一言でいって、素晴らしい!!

前作LotRのホビット庄の場面から、ビルボ(イアン・ホルム)が赤表紙本を書きながらはなれ山の歴史を回想するという導入で、フロドも登場します。これがそのままLotRでのフロドとガンダルフの出会いに結びつくようになっているのがうまい。ちなみに、スマウグは体の一部しか見せません。このあたりは、さすがにわかってますねえ、PJ。

若きビルボは『シャーロック』のワトソン君ことマーティン・フリーマンで、ワトソンもよかったですが、ビルボもとてもいい! 13人のドワーフが押しかけてきて、ビルボが冒険に加わるまでの描写は、ほぼ原作をなぞっていて、うんうん、という感じ。13人中、トーリンとフィーリ、キーリの3人はあまりドワーフっぽく顔を作ってなくて、やや異質な感じがあります。これはたぶん、後の展開まで考えた結果かと思いますので、最後まで見てから評価したい。ここではドワーフたちの「はなれ山の歌」が効果的です。その後もバーリンの回想シーンがあり、アザヌルビザールの合戦まで描きます。三部作にしたにもかかわらず、この第1部だけで3時間近くかかるのはどうしたことかと思っていましたが、前史を丁寧に押さえていった結果だったようです。おかげで、予想もしていなかった場面が見られて幸せf^^;。初めて観る方もわかりやすいでしょう。

あと特筆すべきは、ラダガストの大活躍で、見逃せないというか、前作カットの分まで取り戻す勢いでウサギたちと走り回ってくれます。激走野郎ラダガスト(爆)。裂け谷にガラドリエルとサルマンが現れて会議が開かれたので、白の会議によるドル・グルドゥア襲撃は第2部以降、本編と同時進行で描かれそうです。ガラドリエルが前作よりもさらに美しくなっている気がするのは、ほかに女性キャラがいないせい? 前作でも暗示していたテレパシーとテレポーテーションをあからさまに駆使して、超能力エルフっぷりを誇示してくれますf^^;。

第1部がどこまでなのかが気になっていましたが、ほぼ予想通り、ワーグに追われて木に登り、鷲たちに救出されるところまででした。演出面では、PJならではのゲテモノ登場ももちろんありますが、雰囲気を壊すことなく、適度なスパイスになっていて楽しい。字幕の出来も上々。なっちじゃなくて正解です。ガンダルフの「覚えておけ。本当に勇気が必要なのは、誰かを殺すときではなく、救うときだ」というセリフがとりわけ印象的でした。今回はふつうに2Dで観たので、3D吹き替え版も見に行こうと思っています。
posted by みっち | 17:21 | たまに観る映画 | comments(2) | trackbacks(0) |
サイモン/フィルハーモニア管によるレスピーギ『シバの女王ベルキス』ほか
・レスピーギ:組曲『シバの女王ベルキス』
 1. ソロモンの夢
 2. 戦いの踊り
 3. 夜明けのベルキスの踊り
 4. 狂宴の踊り
・レスピーギ:『変容』(管弦楽のための主題と12の変奏曲)

ジェフリー・サイモン指揮、フィルハーモニア管弦楽団
録音:1985年1月21、22日
(CHANDOS ANNI 0030 「シャンドス創立30周年記念ボックス」-18)


この間、ほかのCDを聴くことが多く、シャンドス・ボックスの感想が停滞していましたが、やっと再開。「シャンドス創立30周年記念ボックス」の18枚目は、レスピーギの珍しい管弦楽曲です。レスピーギといえば、オーケスラの演奏効果を存分に発揮したショー・ピース「ローマ」三部作が有名ですが、このCDの2曲もその延長線上の作品といっていいでしょう。

とくに『シバの女王ベルキス』は4曲構成の組曲版ということで、音楽的にも構成的にも「ローマ」三部作の続編のように感じる作品。ただし、舞台はローマではなく、アラビア風な旋律や装飾音などがふんだんに盛り込まれ、リムスキー=コルサコフの『シェヘラザート』のようなオリエンタリズムに満ちたエンターテインメントになっています。最初は静かに妖しげに始まりますが、中間部からは騒がしくなります。ラストの金管バリバリに至っては、もうお約束というか、「ローマの松」終曲のアッピア街道にも負けない「アホの坂田」状態(爆)。轟音です。

もう1曲の『変容』は変奏曲形式のようで、曲が長い分静かな部分がやや多め。「メタモルフォーゼン」といえばリヒャルト・シュトラウス晩年の作品が頭に浮かびますが、こちらも重厚な弦楽合奏で始まるため「おお、さすがのレスピーギも心境の変化というか、もしや歳取って枯れた?」とか思わせます。が、まもなくズンドコバリバリになって、なんだやっぱりかとf^^;。諦念や枯淡の境地などはどっかに吹き飛びます、というか最初からそんなものなかった? ラストはオルガンまで繰り出しての阿鼻叫喚。というわけで、ニュアンスの違いは多少あれど同工異曲といえる範囲。まるで中身がないかのような書き方ですが、うん、ナイカモー(爆)。

演奏は、金管や打楽器群の活躍が鮮やかで、大音量の迫力という点では申し分なくお見事です。フィルハーモニア管って、わりと地味な印象があるんですが、轟音・爆音イケイケもできるオケだったんですね。録音が残響がたっぷりめなのも効果的。あえていえば、対比的に弱音や音色面でもうちょっと繊細だったり耽美的な部分があるとますます魅力が増すと思います(とくに『変容』)が、そういう細かいことは置いとけ、みたいな痛快まるかじり路線ということで。人によっては頭が痛くなるかもf^^;。
posted by みっち | 20:18 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
『007 スカイフォール』
わが家のホビットにせがまれて吹き替え版を見に行きました。3D上映はなし。ダブルオー・セブンを劇場で鑑賞したのは、たぶん『死ぬのは奴らだ』以来じゃないかという気がするくらいのご無沙汰でしたf^^;。ダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドは強面ハード路線で、上品でユーモアたっぷりだったロジャー・ムーアとは好対照ですが、アクションのキレが素晴らしく、楽しめました。あの精悍な面構えと太い鼻筋はどこかで見たような気がする、と思っていたら、カーク・ダグラスに似ていることに気づきました。以下、ネタバレありますので未見の方はご注意を。

2時間40分という長尺も、いまどきの流れでしょうか。もうちょっと短いといいと思いますが。構成的には、のっけからアクション全開で惹きつけておいてオープニングに入る、これはお約束だったと思います。イスタンブール・ロケのアクションシーンを含めてここまでお見事。アデルのダルそうな歌声による主題歌に乗って、幻想的なオープニング画面が展開されますが、いかにも007ムードいっぱいで楽しい。その後、舞台はロンドン、上海、マカオ、再びロンドン、そしてボンドの故郷スコットランドへ。マカオでのシーンでは、長崎の軍艦島ロケが効果的に使われています。スコットランドの広大な風景には感動しました。その後、ボンドの生家は『ホーム・アローン』状態に(爆)。

今回はMに対する恨みが悪役の犯行動機になっている点や、MI6自体が公聴会で批判を浴びるなど、内部犯あるいは既存の概念へのカウンター的な場面が多く、どこか不気味ですっきりお気楽に解決とはいかない点で最近のバットマン・シリーズと共通するものがあります。この辺は、ただのアクション映画として評価されたくないのか、いまどきの映画はもはや単純な勧善懲悪では通用しなくなっているという認識なんでしょうか。一方で、本シリーズへの原点回帰やオマージュを漂わせるお楽しみ場面もちりばめられていて、QとのやりとりやMとの逃走用にクラシックな秘密兵器のギミック付きアストン・マーチンが用意されるあたり、コネリー版から親しんでいるファンは大喜びでしょう。ラストにイヴの姓が明かされてなーるほど、と思った人ももちろん多いはず。あと、ボンドはウォッカ・マティーニをステアでなくシェイクで飲むというこだわりがあったのは知ってましたが、マッカラン好きという設定ありました? それから後任のM、どっかで見た気がする(こればっかりf^^;)と思っていたら、出演者調べたら、なんと「例のあの人」でした。うわあ、そうだったのか!

ただ、長かったわりには、細かいところがややはしょられ気味で、よく理解できない場面がいくつかありました。んん、と思ったのは、ボンドは最初のアクションで2発銃弾を受けたはずですが、傷が残っているのは最初の1発だけ。この傷が新たな展開の鍵になるのはいいとして、あと1発はどうした? 後半では、ラッシュアワー時に地下鉄の列車が落盤するんですが、乗客が乗っていないのはなぜ? また、Qはボンドから逃走の痕跡をそれとなく残すように命じられるのですが、その手段がぜんぜん描かれません。まあ、うまくやったからシルヴァが追ってこれたんでしょうけどf^^;、増援とかしないでいいのか。最後の戦いでは、Mがどのくらい傷を負ったのかがわからず、礼拝堂でどうしてそうなるの?という感じに。また、水中の格闘で敵を倒したボンドは浮上せずになぜか下に潜っていき、倒した相手からなにやら装備を取り出して発射するのですが、これもよくわからず。ホビットと協議した結果、おそらく湖面に張った氷を壊すためで、もともと落ちたところから格闘しながら移動したので、真上には脱出できなかった、という解釈となりましたが、これで正解? 最近ジョジョのアニメ見てたせいで、湖底の石を裏返すんじゃないかと期待してしまったぞ(爆)。
posted by みっち | 20:19 | たまに観る映画 | comments(2) | trackbacks(0) |