plugged /大橋トリオ
2013.03.30 Saturday
plugged
1. マチルダ
2. Aliens On Earth
3. Seven Days
4. サクラ
5. ガラクタマシーン
6. My Shooting Star
7. 存在
8. CLAMCHOWDER (plugged)
9. サヨナラの雨
10. 僕らのこの声が君に届くかい
大橋トリオ
(rhythm zone RZCD-59208)
これ、ホントにジャケット写真?と思うような画像ですが、間違いありません。通勤時のクルマでFMから流れてきた『マチルダ』という曲がかっこよく、また聴きたくなって買ってみた1枚。トリオというからには3人組だろうけど、いまどき古風なユニット名だと思っていたのが、「一人なのに大橋トリオ」だそうで、なかなか斬新なイメージに変わりました。職場で「大橋トリオ知ってる?」って聞いたら、「大橋のぞみと藤岡藤巻?」ていわれました(爆)。
その昔、アンプラグドというアルバムがありましたが、これはその逆コンセプトでしょうか? みっちはポップスやロックは不案内で、バンドメンの名前なども全然わかりませんが、傾向としては、最近のユニットではサカナクションに近いところがあるような気がします。FM番組での本人へのインタヴューによると、テーマはロックとのこと。だけど、ブレーキをかけて全開にしないのが大橋トリオ流というようなことを語っていました。そのなかで唯一うるさめの曲が『マチルダ』だとも。
その『マチルダ』が好きです。ベースとドラムの小気味よいリズムに、ときおりギターの閃光のような絡みが入り、うまい人が集まっているんだろうな、と感じるキレの良さ。サビでのコード展開も聴いていて気持ちがいい。この曲、あとで気づいたんですが、いまテレビアニメでやっている『ジョジョの奇妙な冒険』のエンディングに使われている、イエスの『ラウンドアバウト』を彷彿とさせるところがあります。わが家では、この『ラウンドアバウト』と『世界の車窓より』の溝口肇のテーマのシンコペーションがどことなく似ている、ということでホビットといっしょにまぜこぜに口ずさんでギャグにしているんですが、これに『マチルダ』が加わると、もうなにがなんだか(爆)。
後続の曲は、ロックといいながらも穏やかで洗練されたサウンド傾向になっています。ヴォーカルは柔らかい歌声で、シャウトしません。ファルセットも駆使して透明感を醸しており、ちょっとアート・ガーファンクルっぽい感じもあります。アレンジでは、「ロックバンド」としては当然かもしれませんが、安易にブラスやストリングスを盛ってありきたりにしない点に好感が持てます。plugged といいつつ、キーボードよりもピアノが強調されているのも独特か。2曲目と6曲目は英語のみの歌詞で、海外バンドといわれても疑わないでしょう。プログラム構成としては、前半に印象的な楽曲が多く、後半はスローテンポで似た感じの曲が並ぶため、どこかに『マチルダ』のようなビートの効いた曲をもう1曲くらい入れてもよかったかな?
1. マチルダ
2. Aliens On Earth
3. Seven Days
4. サクラ
5. ガラクタマシーン
6. My Shooting Star
7. 存在
8. CLAMCHOWDER (plugged)
9. サヨナラの雨
10. 僕らのこの声が君に届くかい
大橋トリオ
(rhythm zone RZCD-59208)
これ、ホントにジャケット写真?と思うような画像ですが、間違いありません。通勤時のクルマでFMから流れてきた『マチルダ』という曲がかっこよく、また聴きたくなって買ってみた1枚。トリオというからには3人組だろうけど、いまどき古風なユニット名だと思っていたのが、「一人なのに大橋トリオ」だそうで、なかなか斬新なイメージに変わりました。職場で「大橋トリオ知ってる?」って聞いたら、「大橋のぞみと藤岡藤巻?」ていわれました(爆)。
その昔、アンプラグドというアルバムがありましたが、これはその逆コンセプトでしょうか? みっちはポップスやロックは不案内で、バンドメンの名前なども全然わかりませんが、傾向としては、最近のユニットではサカナクションに近いところがあるような気がします。FM番組での本人へのインタヴューによると、テーマはロックとのこと。だけど、ブレーキをかけて全開にしないのが大橋トリオ流というようなことを語っていました。そのなかで唯一うるさめの曲が『マチルダ』だとも。
その『マチルダ』が好きです。ベースとドラムの小気味よいリズムに、ときおりギターの閃光のような絡みが入り、うまい人が集まっているんだろうな、と感じるキレの良さ。サビでのコード展開も聴いていて気持ちがいい。この曲、あとで気づいたんですが、いまテレビアニメでやっている『ジョジョの奇妙な冒険』のエンディングに使われている、イエスの『ラウンドアバウト』を彷彿とさせるところがあります。わが家では、この『ラウンドアバウト』と『世界の車窓より』の溝口肇のテーマのシンコペーションがどことなく似ている、ということでホビットといっしょにまぜこぜに口ずさんでギャグにしているんですが、これに『マチルダ』が加わると、もうなにがなんだか(爆)。
後続の曲は、ロックといいながらも穏やかで洗練されたサウンド傾向になっています。ヴォーカルは柔らかい歌声で、シャウトしません。ファルセットも駆使して透明感を醸しており、ちょっとアート・ガーファンクルっぽい感じもあります。アレンジでは、「ロックバンド」としては当然かもしれませんが、安易にブラスやストリングスを盛ってありきたりにしない点に好感が持てます。plugged といいつつ、キーボードよりもピアノが強調されているのも独特か。2曲目と6曲目は英語のみの歌詞で、海外バンドといわれても疑わないでしょう。プログラム構成としては、前半に印象的な楽曲が多く、後半はスローテンポで似た感じの曲が並ぶため、どこかに『マチルダ』のようなビートの効いた曲をもう1曲くらい入れてもよかったかな?