マルスウイスキー 「ツインアルプス」
2015.01.26 Monday
NHKの朝ドラ『マッサン』に影響されて、久しぶりにウイスキーを買いたくなったみっち。とはいえ、シングルモルトはいまとなっては高嶺の花にf^^;。ドラッグストアに立ち寄ったついでに、酒類コーナーを眺めていて発見したのがこの「ツインアルプス」です。
マルスウイスキーには若いころお世話になりました。3年ほど寮生活をしていて、寮生同士の酒盛りでマルスウイスキーやマルスワインをよく飲んだものです。これらは一升瓶で売られていて、1000円ぐらいだったかな。しかも値段の割にうまかったんですよ。
その後、30歳前後で東京勤務していたころ、木曽駒ヶ岳に登ったことがあります。3,000m級の山ながら、ロープウェイで2,700m地点まで行けるので、頂上までの300mだけが実質的な登山というお手軽プランでした。その麓近くだったと思うのですが、向かう途中に休憩を兼ねて工場見学したのがマルスウイスキーの信州蒸留所でした。ここで記念に買ったのは「モルテージ」という銘柄で、とてもおいしかった記憶があります。なお、このときみっちが山頂で祠に奉られていた剣を振り回すなどして、さんざん罰当たりを働いたことはまた別の話(爆)。
この「マルス」を冠したウイスキーやワインを生産しているのは、鹿児島県の焼酎メーカー「本坊酒造」です。ウィキペディアによれば、「日本ではサントリーや宝酒造と並ぶ“総合酒類メーカー”の一つ」だそうですが、テレビコマーシャルなど宣伝に力を入れていないようで、全然知らない人もいるかも。
ウィキペディアには、マルスウイスキーと『マッサン』の意外?な関わりも書いてありました。本坊酒造でウイスキー生産を始めたのは同社顧問だった岩井喜一郎で、マッサンこと竹鶴政孝が最初に勤めていた摂津酒造の常務として、竹鶴をスコットランドに送り出した人物です。そして、帰国後にまとめられた「竹鶴ノート」をもとに、1945年に本坊酒造で作られたウイスキーがマルスウイスキーの前身だそうです。おおー、きわめて由緒正しいではありませんか。ドラマの「住吉酒造」では、ウイスキー事業に反対してマッサンと対立した専務(白井晃)がいましたが、岩井氏はそのモデル?
「ツインアルプス」は1,500円くらいとお手頃価格のブレンデッドですが、爽やかな樽香とやや甘みを感じさせる口当たり、長い余韻を味わえます。かつての「モルテージ」を思い起こさせ、何十年ぶりかで旧友に会ったような気分。マルスの酒造りが昔と変わっていないようでうれしい。ストレートで和食にもよく合います。
マルスウイスキーには若いころお世話になりました。3年ほど寮生活をしていて、寮生同士の酒盛りでマルスウイスキーやマルスワインをよく飲んだものです。これらは一升瓶で売られていて、1000円ぐらいだったかな。しかも値段の割にうまかったんですよ。
その後、30歳前後で東京勤務していたころ、木曽駒ヶ岳に登ったことがあります。3,000m級の山ながら、ロープウェイで2,700m地点まで行けるので、頂上までの300mだけが実質的な登山というお手軽プランでした。その麓近くだったと思うのですが、向かう途中に休憩を兼ねて工場見学したのがマルスウイスキーの信州蒸留所でした。ここで記念に買ったのは「モルテージ」という銘柄で、とてもおいしかった記憶があります。なお、このときみっちが山頂で祠に奉られていた剣を振り回すなどして、さんざん罰当たりを働いたことはまた別の話(爆)。
この「マルス」を冠したウイスキーやワインを生産しているのは、鹿児島県の焼酎メーカー「本坊酒造」です。ウィキペディアによれば、「日本ではサントリーや宝酒造と並ぶ“総合酒類メーカー”の一つ」だそうですが、テレビコマーシャルなど宣伝に力を入れていないようで、全然知らない人もいるかも。
ウィキペディアには、マルスウイスキーと『マッサン』の意外?な関わりも書いてありました。本坊酒造でウイスキー生産を始めたのは同社顧問だった岩井喜一郎で、マッサンこと竹鶴政孝が最初に勤めていた摂津酒造の常務として、竹鶴をスコットランドに送り出した人物です。そして、帰国後にまとめられた「竹鶴ノート」をもとに、1945年に本坊酒造で作られたウイスキーがマルスウイスキーの前身だそうです。おおー、きわめて由緒正しいではありませんか。ドラマの「住吉酒造」では、ウイスキー事業に反対してマッサンと対立した専務(白井晃)がいましたが、岩井氏はそのモデル?
「ツインアルプス」は1,500円くらいとお手頃価格のブレンデッドですが、爽やかな樽香とやや甘みを感じさせる口当たり、長い余韻を味わえます。かつての「モルテージ」を思い起こさせ、何十年ぶりかで旧友に会ったような気分。マルスの酒造りが昔と変わっていないようでうれしい。ストレートで和食にもよく合います。