Search this site
お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
題名のない音楽会
日曜日に見ていたら、番組の終わりで、司会の佐渡裕が9月いっぱいで降板し、10月からはヴァイオリニストの五嶋龍が司会者を務めることが発表されていました。

よく見ていた番組、というほどでもなかったものの、このごろ「サンデーモーニング」のスポーツご意見番コーナーの途中あたりからチャンネルをこっちに変えるパターンが増えてきまして。テレビのチャンネル権は奥方にあり、みっちは映っているものをただ眺めるだけなんでf^^;。

番組司会者としては、黛敏郎、羽田健太郎、佐渡裕に次いで五嶋龍で4人目? と思っていたのですが、ウィキペディアによると、永六輔と武田鉄矢もやっていた時期があり、羽田健太郎急死による司会者週替わり時期を除くと通算で6代目らしい。ウィキペディアの同項目ではこのほか、もともと東京12チャンネルで始まった番組がテレビ朝日に移籍したり、初代の黛敏郎が自身の政治思想に基づいていろいろ企画・収録したものがボツにされた経緯などが紹介されていて、へえー、と感心。テレビ番組について知りたかったら、ウィキペディアに限るねf^^;。

ちなみにこの日は山田耕筰特集で、ゲストに池辺晋一郎が招かれて、さっそくダジャレを飛ばしていました。「童謡で動揺」(爆)。ちなみに、うちの奥方は池辺さんを「スケベさん」と呼んでいます(爆)。山田耕筰がリヒャルト・シュトラウスに影響を受けていたというのは知りませんでした。珍しい山田耕筰の交響詩が一部演奏され、たしかに『死と変容』によく似ていました。山田のドイツ留学時代、リヒャルト・シュトラウスに師事しようとしたものの、授業料が高すぎてあきらめたというのも初耳。リヒャルトくん、さすがです。人種は問わないが、金払いは問う(爆)。

素人に実際にオケを振らせたり、オケ伴奏でアリアを歌わせる「素人シリーズ」は、見ているこっちが恥ずかしくなることがあるんですが、公開収録ならではのこの番組の面白さです。あとこれはスタジオ収録ですが、ゲストによる座談会形式も楽しめます。最近では、ヴィオラ特集の「影の黒幕」説がよかったですねf^^;;。須田祥子が「ベト5」フィナーレのキザミを演奏したところ、佐渡が何の曲かわからず、みっちはわかったもんでテレビの前で「やーいやーい」と囃したのも記憶に新しい(爆)。

クラシック番組としては世界最長寿だそうで、今後もぜひ続けてほしいと思います。スポンサーの出光興産の「会社がつぶれるまで提供を継続する」方針にも敬意を表したい。番組が違うけど、あっぱれ!
posted by みっち | 21:51 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
マーク指揮/フィルハーモニカ・フンガリカによるシューベルトの「グレイト」交響曲
・シューベルト:交響曲第8番ハ長調 D944 「ザ・グレイト」

ペーター・マーク指揮、フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969年
(Documents 231557)


ペーター・マークによるシューベルトの交響曲全集5枚目。これで完結です。この曲が第7番だったり第9番だったりした経過については、もう省略f^^;。ここでは「グレイト」でいきます。

「グレイト」を最初に聴いたのは、ベーム/ベルリン・フィル盤だったと思います。あるいはミュンシュ/ボストン響だったかも。その後、ジュリーニ/シカゴ響やインマゼールの古楽器演奏に感心したりもあったんですが、ケンペ/ミュンヘン・フィル盤が再発され、これがみっちのイチオシになりました。シューベルトの交響曲ではよく聴いた方で、その限りではあまり変な演奏はないんじゃないかと思っています。ただし、繰り返しが多いのは苦手で、1990年代の日本フィルの定期演奏会で、広上淳一がスケルツォ主部を繰り返したのには閉口させられました。レコード壊れたかと(爆)。トリオ終わったらまた同じことやるのに、ここで繰り返すことないんじゃない? とアンケートに感想を書いた記憶があります。というわけで、スケルツォ主部を繰り返す演奏は、「地獄的」長さということで決定f^^;。

いきなり余談から入ってしまいましたが、この演奏、第1楽章のテンポ設定が独特です。序奏はアンダンテのはずですが、ほとんどラルゴ。このテンポで音楽を保てるのは、オケの実力があってこそでしょう。弦と管が香り高く歌い、おかげで実に雄大な風景が眼前に繰り広げられます。ブルックナーに近い世界。序奏後半からは、主部に向かって自然に加速する演奏(例:ケンペ)や、加速せずに主部も含めて拍動を一貫させる演奏(ジュリーニ)などがありますが、マークは別の道を行きます。テンポのまま悠然とすすみ、主部に入ったとたんにいきなり倍速突進という仕掛け。一歩間違えるとトンデモですが、切り替えが鮮やかで、オケもしっかりついて躍動しています。第2主題で落ち着き、ようやくふだん聞き慣れた?テンポになります。つまり、この楽章は序奏、第1主題、第2主題がそれぞれ異なるテンポの対比によって組み立てられています。コーダの終わりでは、序奏の巨人の歩みが戻ってきて締めくくります。こんな解釈、ほかにあるのかな?

びっくりするようなテンポの仕掛があるのは第1楽章だけで、第2楽章以降はいずれも端的な表現で聴かせます。第2楽章では木管と弦の繊細な音色変化が曲の長さを忘れさせてくれます。第3楽章では、弦の引き締まった強靭さもよいのですが、中間部では管弦がコクのある絡みあいで魅力的な歌をたっぷり聴かせてくれて出色の出来。フィルハーモニア・フンガリカの木管は、派手さはないのですが風情があります。ここだけでもこの全集を持つ意味があるかも。フィナーレでもアンサンブル精度が高く、ヴァイオリンの三連符の刻みが小気味よく音楽を沸き立たせます。かっちりした終結は満足感大。ちなみに、両端楽章ではソナタ形式提示部のリピートはありません。

ここからは全集としての感想です。マークのシューベルト交響曲全集は、ネット上ではほとんど話題になっていません。考えられる理由としては、マークが「巨匠」扱いされる以前の録音(1969年)であること、オケがマイナー(2001年に消滅してしまったらしい)であること、もともとマイナーなVOX音源であることに加えて、激安ボックスで知られるドキュメントによるリマスターがアヤシイと思われていること、でしょうか。しかし、マークの解釈は立派だし、フィルハーモニア・フンガリカは素晴らしいし、1960年代ステレオ初期の録音というのは各社が面目を賭けてやっているため70年代以降より実は高水準なことが多く、これもその例外ではありません。リマスタリングも全然OK。EMIのHSなんとかやARTとか、ああいう小細工はしておらず、自然かつクリアに聴けます。音質が悪いとかいってる人は、先入観で聴いているか、再生装置に問題があるのでは?

個人的に気に入ったのは、2番、4番、5番、7番「未完成」、8番「グレイト」で、先にも書きましたが、曲がよいほど演奏も充実しています。全集中、テンポでおやと思わせたのは、「グレイト」の第1楽章以外では第5番の第1楽章がありますが、いずれのアイデアも成功していると思います。ほかの全集を聴いていないので比較はできませんが、存在価値は十分です。
posted by みっち | 13:51 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
マーク指揮/フィルハーモニカ・フンガリカによるシューベルトの交響曲「未完成」ほか
・シューベルト:交響曲第7番ロ短調「未完成」 D759
・シューベルト:序曲変ロ長調 D470
・シューベルト:イタリア風序曲ハ長調 D591

ペーター・マーク指揮、フィルハーモニア・フンガリカ
録音:1969年
(Documents 231557)


ペーター・マークによるシューベルトの交響曲全集4枚目。「未完成」交響曲は新全集で番号が繰り上がっており、表記は「第7番」です。紛らわしいので、ここでは「未完成」で統一しましょう。

「未完成」の作曲は1822年、シューベルト25歳のとき。第1楽章と第2楽章のオーケストレーションが終わり、第3楽章のスケッチまで書いたところで放置されたという経過があります。中断の理由は不明で、今後もこれが真相というものが出てくる見込みはなさそう。ウィキペディアによると、シューベルトは完成していないにもかかわらず、この曲の第1楽章と第2楽章の楽譜をグラーツ楽友協会に送っています。もし評判が良くてリクエストがあれば完成させようと思っていたとか、そんな感じ? 中途半端で送られた方も困ると思うけどねf^^;、多作で、自分が書いた曲を忘れてしまうこともあったらしいシューベルトなので、とくに深い理由はないのかも。あれ、前回いっていることと違うぞ(爆)。

マーク指揮/フィルハーモニカ・フンガリカの演奏は、期待に違わないものでした。テンポ設定は遅くもなく速くもなく、中庸ですが、この曲ではとくに弦楽器の精度の高さを感じます。第1楽章冒頭の低弦や、第2主題のチェロなど、線がくっきりしていてとてもきれい。この曲のチェロを弾いたことがあるんですが、難しかったのでなおさら感心しました。シューベルトの交響曲において、低弦や金管(とくにホルン)がものをいうようになったのはこの曲からで、それまでは主要フレーズも含めてヴァイオリンか木管かどちらかしかなかったのが、ここにきて表現の幅が広がりました。第2楽章では木管のあえかな響きと、弦楽の嵐のような興奮の対比が見事です。ここでも低弦がそろっていて素晴らしい。金管はトランペットのビシャーンという感じの響きがドイツ的とはちょっと違うかもしれませんが、適度なスパイスになっています。

余白には序曲が二つ収録されています。シューベルトの序曲は『ロザムンデ』を除けばまず演奏されない気がします。1616年から1617年にかけての作品ということで、交響曲だと4番から5番あたりが時期的に相当します。変ロ長調の序曲は、長い序奏があります。出だしはなかなか雰囲気があるのですが、その後のドーーレミファソラシド、っていうオクターヴ上昇、そして下行する音型がいかにも定型的で陳腐な印象。主部に入ると、歌謡的な主題や転調、裏拍を強調した推移リズムにシューベルトらしさを感じます。が、表現意欲に対してまだオーケストレーションがついていっていないようで、モゴモゴはっきりしないところがあったりします。交響曲と比べると、録音の鮮度もいまひとつな気がするのはなぜなんでしょう? もうひとつのハ長調序曲は「イタリア風」となっており、やはり序奏がありますがこちらはコンパクト。主部はサルタレロぽい小気味いい音楽で、同じ音型を繰り返しながらクレッシェンドするところなどはロッシーニ風。こういう曲も書いていたんだ。演奏は、基本交響曲と同じですが、この種の音楽としてはヴァイオリンが強靭すぎるかもしれません。

なお、マークがこの全集を録音したのは1969年で、この時点ではまだ旧全集だったはず。旧7番は、録音されなかったんでしょうか? 作曲時期でいうと、第6番から「未完成」まで4年の空白があり、この間にシューベルトはホ長調の交響曲のスケッチを書いていました。これが旧全集では「第7番」とされていたというわけ。できれば、こっちも聴きたかったな。
posted by みっち | 11:23 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2015年6月)
7月12日にアルモニーサンク北九州ソレイユホールで開催されるパイプオルガン・コンサートに向けて練習中。本番まであと一月足らず。曲目は、以下の3曲です。

・R・シュトラウス:交響詩『ツァラトゥストラはかく語りき』より冒頭部分
・マスカーニ:歌劇『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲
・サン=サーンス:交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」より抜粋


『ツァラトゥストラ』は冒頭から21小節まで。オケ練習では当分オルガン抜きになります。おかげで、トランペットの例のド・ソ・ドが出るまでの4小節にわたる持続音、ここでオルガン以外にコンバスやコントラファゴット、テューバなどの低音楽器が参加しているということを初めて知りました。オルガンがなくとも地鳴りのような響きになっています。いちばん最初のとき、トレーナーのテンポがスケール雄大だったのもあって、管楽器の息継ぎがめちゃくちゃ苦しそうでした。チェロはかなり単純。このあとパートが一挙に4部に分かれてのディヴィジですが、そこは弾かないのでf^^;。

マスカーニは、2年前の北九州市制50周年記念演奏会で経験済み。後半はチェロもメロディー参加します。前回よりもさらに情感高めて弾けたらいいと思います。

サン=サーンスは、オルガン演奏のある第1楽章後半部と第2楽章後半部をつづけて演奏することになります。第1楽章後半部は一般的な交響曲の緩徐楽章に当たる部分で、♭5つという変ニ長調がイヤラシい。チェロパートは途中から2部に分かれ、ウラはとくにピチカートが多い。かなり転調するのと三連符の出るタイミングが変わるのが厄介です(ーー;)。第2楽章後半はいわゆるフィナーレ部分。フーガ的な展開による音階練習みたいな進行が目立ちます。これがけっこう弾けない(爆)。コーダでは、加速に従って3/1拍子などという小節が出てきて、音価を読み替えていきます。知らない曲ではないので頭ではだいたいわかっているんですが、譜面を見るとびっくり、という感じです。

11月の定期演奏会の練習もすでに始まっていて、みっちの乗り番はシベリウスの交響曲第7番と『フィンランディア』。まだ先だけど、ちょっとはやっておかなくちゃ。シベリウスは2番で苦労した覚えがありますが、7番も難物です。パート譜だけだと曲想をつかめず、なにをやっているのか途方に暮れます。オケ合わせでも、曲を聴いているだけでは拍節というか小節の頭がわからないので、出るタイミングが取れない(ーー;)。この点『フィンランディア』はわかりやすい。例の賛歌を弾くと、心が熱くなってしまいますね。

あと、10月に区民音楽祭が予定されており、今年はバッハ無伴奏の年(1年おきにピアノとの合奏と無伴奏で交替)なので、2番のプレリュードとアルマンドでどうかと思っています。2年前は2番のクーラントとサラバンドを弾いており、2曲ずつでコンプリートさせようかと。土日の時間の取れるときにさらおうとしていますが、どっちも昔先生について教えてもらったきりで、とても人前に出せるシロモノではありません。これまではけっこう勢いで弾けてた(技術的にではなく、精神的にイケイケf^^;)のが、このごろ自制(自省?)心がついてきたらしい……。ゲームやってる場合じゃないか。
posted by みっち | 22:18 | cello | comments(0) | trackbacks(0) |
サルマン死す
俳優のクリストファー・リーが今月7日に亡くなっていたそうです。93歳でした。ご冥福をお祈りします。

かつては怪奇映画の敵役、とくにドラキュラで大当たりした人で、みっちも子供のころにドキドキしながらテレビ放送を見ていた記憶があります。最近では、やはり『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』各シリーズでのサルマンでしょう。最期はPJ流でほとんどギャグだけど……。あ、もちろんドゥークー伯爵も忘れてはいけませんf^^;。

しかし正直なところ、リー師にはサルマンよりもガンダルフをやってほしかったなあ。たしか、本人も希望していたんじゃなかったかな? 年に一度は『指輪物語』を読み返すとも聞いていました。原作への深い理解と共鳴があっての演技でした。でも最期は(ry イアン・マッケランには悪いですが、リー師の灰色の魔法使い姿を一度拝んでみたかったですね。じゃあ、サルマンはだれがやるのかといわれると思いつきませんが、二役とか(爆)。

ウィキペディアの「クリストファー・リー」の項目で微笑んでいる写真を見ていると、泣けてきそうになります。 久しぶりに、今夜はトールキン・アンサンブルの『The Load of the Rings At down in Rivendell』を聴いて、お別れしよう。このCDには、リー師による朗読や木の鬚の歌(素晴らしい!)が収録されています。
posted by みっち | 23:31 | Tolkien | comments(0) | trackbacks(0) |
LotRO:ビヨルンMolveのなんちゃってスキル考察その2
今回は、ビヨルンMolveのLv.30時点でのトレイト(特性)ツリーを検証します。LotROのクラストレイトは各クラス3系統あり、ビヨルンでは青のHide(皮)がタンク、赤のClaw(爪)がDPS(アタッカー)、黄色のRoar(雄叫び)がCC(クラウドコントロール)という理解なんですが、具体的になにが違うかはよく知らないf^^;。一応、Molveはソロプレイの安定感を期待してClaw(青)を選んでいます。ふつうは赤なのかも。

トレイト(特性)ツリーは、レベル上昇にしたがって増加するポイントを各トレイトに振っていくわけですが、現状はよくわからないまま、とりあえず一通り振ったという感じ。この際なので、ひとつひとつちゃんと見てみましょう。ポイントは登録ずみでも、ゲーム内コインを払えば振り直しが可能です。

Lv.30では計13ポイントで、上から3段目までのトレイトが開いています。いちばん左側の列は、ポイント蓄積に従って自動的に開放されるスキルで、ここは選択の余地がありません。参加形態(課金モード)によっては開放されないケースもあると聞きました。

あと、トレイトツリーはもう一セット作れて、ソロ用、FS用などと使い分けできるはずですが、現在は当てがないため、ひとつしか作っていません。そのうち黄色でツリー構築したらどうなるかやってみてもいいかも。

<左列>
ポイント蓄積に従って自動的に開放されていくスキル群。いまのところ2つ開いています。

Guarded Attack(防御的攻撃) 単体攻撃に加えて、+2%物理軽減。人間モードでは、これとSlam(叩きつけ)、範囲攻撃のBiting Edgeがあれば、Slash(斬りつけ)はいらないかも。

Rake(熊手) ビヨルンのクマモード時の範囲攻撃スキルClaw Swipe(爪の猛打)にダメージ追加と持続ダメージ(2×12秒間)を加える。

<1段目>
左から順に3つ。

Vitality Increase(活力増強) Vitalityが上昇します。最高ランク5で+37 Vitalityとなっています。士気は高いほどいいので、これはマックスまで振って正解と思う。

Opposing Presence(対立する列?) 人間モードでの範囲攻撃スキルBiting Edge(噛み付く刃)を強化するトレイト。1ポイントにつき与ダメージが2%上昇します。最高ランク5では、ダメージ+10%に加えて強制タウント(ヘイト稼ぎ)が付きますが、クールダウンが+5秒になるのがどうかというところ。

Hardened Heart(固められた心) ビヨルンの自己ヒールスキルHearten(鼓舞)を使用後5秒間に、Wrath値を増加させるトレイト。げ、そうだったのか。アイコンのイメージで回復量が増すのかと思ってた(爆)。よく読まずにポイント振ったトレイトその1。

<2段目>
次の2つ。

Vigilant Roar(警戒の雄叫び) クマモードで、受けたダメージの15%を反射する攻撃スキルVigilant Roarの有効時間を延長するトレイト。このスキル自体をほとんど使っていなかったため、ありがたみがわからない……。よく読まずにポイント振ったトレイトその2。

In Harm's Way(危害の方法で?) うまく訳せませんが、仲間のダメージを肩代わりするスキルSacrifice(犠牲)を使うことで、ターゲットの脅威(ヘイト)をさらに稼ぐトレイト。FSタンク職用で、ソロでは意味がなかった! そもそも、SacrificeはLv.32で覚えるらしい(爆)。よく読まずにポイント振ったトレイトその3。

<3段目>
3つありますが、現状では真ん中のAll On The Lineは使えないため、アイコンが暗くなっています。

Weakening Blow(弱体化攻撃) 人間モード時の単体攻撃スキルSlam(叩きつけ)の強化トレイト。最高ランク5では、ダメージ+10%に加えて、敵の攻撃力-10%のデバフ(10秒間)が加わる。Slamはクールダウン3秒でバンバン使えるので、マックスまで上げた方がよさそう。

All On The Line(線上のすべて?) 2段目のIn Harm's Wayに3ポイント振っていることが前提のようです。Sacrificeによって肩代わりするダメージ量を増やしつつ、ダメージの転換割合を軽減するというもの。具体的には、仲間が受けたダメージ量の肩代わり対象分を30%増やし、転換割合は10%軽減する。きっと、仲間に優しく頼れるクマをめざす場合は、ぜひほしいスキルでしょう。でも、ほとんどソロだから(ーー;)。

Rending Blow(引き裂き攻撃) クマモード時の単体攻撃スキルを開放するトレイト。クマ形態の中でも威力が大きいので、できれば取っておきたい。


以上からすると、よく読まずに振ったHardened Heart、Vigilant Roar、In Harm's Wayの各トレイトはポイントなしにして、浮いた3ポイントをOpposing Presence(Biting Edge強化)かWeakening Blow(Slam強化)に回した方がよさそう。とはいえ、2段目までに10ポイント振らないと、3段目がアクティヴにならない仕組みになっており、Vitality Increaseを5、Opposing Presenceを4(5にするとクールダウンが長くなるのがイヤ)として、残り1をどれに振るかで悩む感じでしょうか。Wrathが増えやすいHardened Heartかなあ。
posted by みっち | 23:57 | LotRO NA | comments(0) | trackbacks(0) |
LotRO:ビヨルンMolveのなんちゃってスキル考察その1
英語が苦手なみっちは、LotROのビヨルンスキルを日本語で説明してくれるサイトがないか、ときどきネットで探してみるんですが見当たりません。考えてみれば、2009年に日本語版サービスが終了したときに北米版に移った人がどのくらいいたのか、6年後の今、どのくらいの人が残っているのか、その上でビヨルンで最初からプレイしなおしつつ、さらにネットで情報をもたらしてくれる人がいる確率はかなり低いといわざるをえません。

そんなわけで、他力本願はやめてf^^;、不肖みっちが勉強がてら、わかる範囲で書いてみようと思い立ちました。とはいえ、スキル考察とカッコつけてみたものの、実態は英語の説明をちゃんと読んでみようというだけのものです。こんなんで、参考にできる人が果たしているのか、というツッコミはなしで。それいいだすと、ビヨルンどころか「夕陽の窓」の存在意義がヤバイことに(爆)。

1回目として、MolveのLv.30時点でのスキル紹介をやってみます。なお、クラスごとのトレイトツリーの系統によって各スキルや強化内容に違いがあり、Molveは青(Hide)を選択しています。トレイトツリーについては、またの機会に。

<人間/クマ共用>
ビヨルンのスキルは人間モードとクマモードに大別されますが、どちらでも使えるスキルもあって、以下の7つ。


Skin-Change(スキン・チェンジ) ビヨルン特有の変身スキル。クマモードになるには、戦闘で上昇していくWrath(怒り)値が1以上が前提で、つまり戦闘前からクマーッとはいかない。戦闘後は、Wrathが徐々に下がるので、ゼロになる前なら次の戦闘前の変身はできる。クマモードではクリティカル防御が上昇。いまわかった(爆)。なお、クマ化すると、スキルスロットの上下段が入れ替わってしまうため、操作に慣れが必要。でないと、右往左往します(自分)。クールダウン5秒。

Bee Swarm(蜂の群れ) クマモード以外では唯一の遠距離タイプの攻撃スキル。距離は20mで、離れた位置からつったり、ゴブリンや山賊みたいに逃げ出す相手にも有効です。ダメージは46-77で大したことなさそうだけど、持続ダメージも追加されるのでけっこう効く。ただし、Wrath値が10必要で、これも初っぱなからは出せません。クールダウンが12秒と、攻撃スキルの中ではやや長め。

Shake Free(自由の身震い) スタン状態や武装解除からただちに復帰するスキル。応答時間が短く、お菓子とか食べながらやってて、スタンを食らってからあわててキーボードのキーを探していたのでは間に合わないf^^;。クールダウン2分。

Counterattack(反撃) 下のCounterが有効なときに敵の攻撃を回避すると、発動可能になる単体攻撃スキル。ダメージは100-130とそこそこ。モーションは2段攻撃ぽいけど、判定は1回みたい。スキルアイコンが表示されている間にクリックまたは入力しないと発動しないので、上のShake Free同様「ながら戦闘」だと使えないf^^;。クールダウン1秒。

Counter(カウンター) 上のCounterattackの前提スキル。使うと回避率(Evade)が20秒間+10%となり、回避に成功すると、Counterattackが発動可能になる。体感的にわりと出やすく、とくに強敵相手には保険になるのでは? クールダウン40秒なので、連続使用はできない。

Cleanse(清め) 病気、傷、恐怖、毒効果を取り除いて攻撃力を回復する。自己用と思ってたけど、有効距離20mということは、FS時に仲間にも使える。クールダウン20秒。

Rush(ラッシュ) 12秒間、動作が+25%速くなる。クールダウン1分なのでボス戦向きか。ピンチのときの逃走用にも使える。はずだけど、いざというときにはパニック状態で結局使えなかったりする(爆)。


<クマ形態>
以下の6つ。下の人間モードと比べると、全般に火力が高く、付与効果も多彩。ただし、ヒールができない。ビヨルンは人間モードでも強いので、あんまり使っておらず、今回いろいろ知ったことばかり。


Srash - Tier 1(なで斬り) クマモードでの基本攻撃スキル? ダメージは154-177と大きめ。クールダウン1秒なので連発可能だが、あとのスキルのほうが優秀かも。

Vigilant Roar(警戒の雄叫び) 114-145の与ダメージに加え、10秒間、受けたダメージの15%を反射する。しかも、よく見たら20mの遠距離タイプ。クールダウンは16秒。クラストレイトでダメージ反射時間を延長できる。

Grisly Cry(おぞましい叫び) 114-145の与ダメージに加え、恐怖によって敵を12秒間逃走させるccスキル。これも20mの遠距離タイプで、クールダウンは40秒。

Claw Swipe(爪の猛打) 敵5体までの範囲攻撃スキル。113-143の与ダメージに加えて、12秒間敵へのデバフと持続ダメージを与える。クールダウンは3秒と短いが、Wrathは10消費とやや高コスト。

Rending Blow(引き裂く一撃) クラストレイトにポイントを振ることによって開放される攻撃スキル。与ダメージは225-255と最大級。クールダウンは12秒なので、連発はできない。

Relentless Maul(めった打ち) 8.5秒間無敵状態となり、半径5m以内の敵に毎秒55-61のダメージを与える。でいいの? すると、単純計算で敵1体当たり合計467.5-518.5の範囲ダメージということになる。テキストだけでは意味がよくわからなかったので、実際に使ってみた。クマ姿で立ち上がり、両手を高速で振り回すモーションがおちゃめf^^;。敵集団の中に飛び込んでオラオラーっていう、ビヨルン気分を味わうにはもってこいのスキルでしょう。なお、多少ダメージをくらっている気がしますが、持続ダメージが残っていただけなのかはわからず。クールダウン30秒。


<人間形態>
以下の6つ。クマモードより火力で劣るが、自己ヒールができるのが強み。クマモードでWrathが0になっても自動的にこっちになります。


Slash(斬りつけ) 単体攻撃スキル。与ダメージは79-109と低め。クールダウン1秒なので連発はできるが、アクティヴな攻撃スキルがほかにあるならそっちを選びたいところ。

Slam(叩きつけ) 単体攻撃スキル。与ダメージ103-135とSlashより火力が出ているのは、トレイトで強化できるため。こちらはクールダウン3秒。

Hearten(鼓舞) ヒールスキル。8秒間の持続回復で、クールダウン14秒。ヒール、ポーション、ヒールみたいにローテーションさせれば、かなり効果が続く。

Biting Edge(噛み付く刃) 敵5体までの範囲攻撃スキル。与ダメージ103-135と80-96の2段攻撃は、人間モードでは最強。Slam同様、トレイトで強化できる。クールダウン8秒。

Ferocious Roar(猛烈な雄叫び) 10秒間、2秒毎にWrathが+5される。ということは単純計算で+25。戦っていくうちにWrathは上昇するので、これは早くクマーッてやりたいとき用でしょう。クールダウン40秒。

Guarded Attack(防御的攻撃) クラストレイトのポイント蓄積に従って自動的に開放されるスキル。与ダメージ100-130の単体攻撃に加えて、12秒間の物理軽減+2%。クールダウン5秒なので、物理軽減は切らさないようにできる。
posted by みっち | 11:37 | LotRO NA | comments(2) | trackbacks(0) |
実写版ガッチャマン
「前田有一の超映画批評」というサイトがあり、ここでは「今週のオススメ」や「今週のダメダメ」が100点満点で評価されるのですが、ここで『ガッチャマン』は、なんと4点……。実は、ほかにも点数一ケタ台の映画があり、なにかというと、『ルパン三世』(3点)と『デビルマン』(2点)。3本合計しても一ケタという、日本映画の「黒歴史」とでもいえそうな三部作(?)。いずれもアニメや漫画の実写版という点で共通しており、ネットでもめいっぱい叩かれています。ここまで評判が悪いと、どれだけひどいのか観たくなるという、ね(爆)。その『ガッチャマン』(2013年)がBSで放送されたのを録画して観ました。

アニメの『科学忍者隊ガッチャマン』はみっちもよく見ていました。映画本編に先だって『おはよう忍者隊ガッチャマン』があり、原作アニメのテイストが感じられて楽しめましたが、本編でそれを期待してはいけないことは覚悟の上f^^;。

結論からいうと、てんこ盛りのネタ映画で、違う意味での話題作といえます。わが家のホビット(ガッチャマン自体知らない)と二人でわあわあツッコミながら鑑賞f^^;。擁護する気は毛頭ありませんが、もしこれでガッチャマンをうたわず、脚本を1時間程度に圧縮していればどうだったか。そうすれば、「こんなのガッチャマンじゃない」という指摘からは逃れられ、仲間同士または敵味方のグダグダの口論もなく、さっさと出撃・対決できたわけです。実際、この口論に愛想を尽かして途中で帰った人もいたと思われ、みっちもこの間にトイレに行ったりお茶入れたりして時間をつぶしましたf^^;。肝心なところは全部CGで、しかもどこかで見たような、というのは残るとしても、B級トンデモ・ヒーロー戦隊ものとして、受け入れられたかもしれない。

それくらい脚本・演出はひどいです。世界中をギャラクターに襲われ、東京を含めていくつか拠点が残るだけという絶望的な状況を語るナレーションの直後、ショッピングとケン(松坂桃李)にしか関心がないジュン(剛力彩芽)が登場する冒頭シーンで、もうお手上げでした。ギャラクターからの寝返り希望というイリヤを確保するために、「ヨーロッパを取り返せ」仮装パーティー(これ、どうツッコんでいいやら)にガッチャマンたちが潜入する一連のシークエンスも、激しく無意味。そのあと、イリヤの設定自体がどっかへいってしまい、演じた中村獅童が気の毒になります。ラストも、すさまじくテキトーです。高田純次でもここまでできないんじゃないかと。エンドロール後には、続編やるぞ的な、というより、なんかやるところみたいなんでやりました(棒読み)的などんでん返し?が待っています。

5人のガッチャマンはそれぞれ気を吐いていますが、なかでも目立つのが、冒頭からデタラメ路線を突っ走り完走するゴーリキー(ホビットがそう呼ぶんでf^^;)と、イタい演技をさせたら比類のない「中二病の権化」綾野ジョーの二人。ラスト近くでゴーリキーがガッチャマン・スーツを醜いと言い放つシーンは、それまでの一切合切を吹き飛ばすギガトン級の破壊力。いっちゃったよ、とうとう(爆)。もしかして、ピンクのコスチュームじゃなかったのが不満とかですか? 綾野クンときては、例の「黒歴史」三部作中2本に準主役級で出ている猛者であり、みっち的には彼の出演シーンは全部ギャグではないかと疑っているくらいですが、ここでも見事に期待に応えてくれます。あとの3人も相当おかしいのですが、この二人のインパクトがあまりにもすごいので、ほとんどまともに見えてしまう。その挙げ句、ジョーいわく「おまえら、サイコー!」らしいので、ベルクカッツェに「もう地球滅ぼしていいです!」って頼みたくなる……。

このほか、南部博士な岸谷五朗の、メイクに長時間かかったのではないかと思える髪型と、それを意識しているっぽい所作もかなりアヤシイんですが、日本人なのになぜかカークランドな光石研(爆)の扱いには呆れるを通り越して、爽快さすら感じます。どうせなら、もう二、三人やってほしかった(爆爆爆)。これよりまだ点数の低い二作が残っているので、いつか見られる日が来ることを楽しみにしましょう。
posted by みっち | 23:24 | たまに観る映画 | comments(0) | trackbacks(0) |
トーベ・ヤンソン展
「ムーミンと生きる」と題したトーベ・ヤンソン展を見に、リバーウォークに行きました。みっちの職場にムーミン好き女子がいて、教えてくれたのがきっかけ。実はこの日、チェロパートの飲み会で、それまでの時間つぶしでした。すぐそばの勝山公園ではオクトーバーフェストの最終日となっていて、ドイツビールが飲める! ところでしたが、ひとり出来上がってから飲み会に行くのはさすがにまずいかと、自粛しました。飲み会場所、ここでよかったんでは(爆)。

今年はトーベ・ヤンソン生誕100周年だそうです。「ムーミン」だけでなく、トーベの子供のころから晩年までの絵画作品もたくさん見ることができました。油絵は色使いやフォルムにムンクなどとの共通点が見られ、北欧風ってこういうことなのか、と思った次第。「月明かり」という絵がロマンチックで好きだなあ。ほかにも『ホビットの冒険』や『不思議の国のアリス』のフィンランド語版挿絵を手がけていて、それらも展示されていました。どちらも味のある絵柄で楽しい。『ホビット』の表紙絵では、頭巾をかぶったビルボ(ですよね)がなぜか矛と盾を装備しているんですが、これはどこからきたんだろう?

「ムーミン」は、それほど好きというわけでもないのですが、原画を見るとやっぱりいいよねf^^;。とくに、スナフキンが「音を拾いに」海へ行くというお話で、水平線を前に一人たたずむスナフキンの後ろ姿を描いた小品が印象的だったので、これをモチーフにしたグッズがあったら、買うかも。しかし、グッズコーナーにはなかなか気に入ったものがなく、値段も高いものばかりで手が出ませんでした。

なお、みっちが子供のころ親しんだアニメ『ムーミン』は、現在原作者サイドの許諾が得られておらず、あの懐かしい「♪ねえムーミン、こっち向いて」の主題歌や岸田今日子、広川太一郎たちの声は聞けなくなっているみたいです。
posted by みっち | 22:16 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |