Search this site
お気楽妄想系のページf^^; 荒らし投稿がつづくのでコメントは承認制としました。
「三國志13」withパワーアップキット(その1)

2月16日に発売された最新の「三國志」、18日にアマゾンから届いたのでその日から遊び始めています。「三國志」シリーズで遊んだことがあるのは1〜7と9。最近はなにかと評判が悪く、パワーアップキット(以下、pkと呼びます)が出てようやくゲームとして遊べるようなイメージが定着している?ため、この13もpkが出るまで様子見していました。

 

一枚マップによる戦略画面により、複数の城で同時多発的に戦闘が発生するシステムは名作といわれた9を引き継いでおり、全武将プレイとしては10以来になります。これらは、昨年リリースされた信長の野望・創造「戦国立志伝」とも共通しており、システム的にはかなり近づいてきている印象。「戦国立志伝」との比較では、領地のような「箱庭」内政ではないこと、城攻め以外の要素が盛りだくさんで、とくに「絆」をはじめとした武将同士の交流・連携を重視している点は「三國志」ならではの幅広い楽しみ方ができそう。まだ始めて間もないので、今回はプレイ途中の経過と感想ということで。

 

無印版をやっていなかったため、まずはチュートリアルに相当する「英傑伝」から始めたのですが、これが大長編。最初に劉備で「桃園の誓い」イベントにまつわる人との交流、次に曹操で「反董卓連合結成」に向けた外交と舌戦、呂布で「虎牢関の戦い」での戦闘、といった具合に、必要なコマンドを順次体験していく仕組みになっており、これはこれでよくできているんですが、なにしろ終わらない。最後は「秋風五丈原」あたりまでいく? しかも外伝まであるし、これやってるといつまでも本編モードに入れないため、江東で孫策が独立したところで中断しました。

 

本編では、最初のシナリオ「黄巾の乱」(184年)を選択します。最初はわかりやすそうなキャラから、ということで、張飛でプレイ開始。やっぱり、「桃園の誓い」やらないと三國志始まらない感じしません? 燕人・張飛は義兄弟の劉備、関羽とともに薊で幽州太守・劉焉の配下となっています。張飛のステータスは、武力が所持アイテム「蛇矛」込みで108と最高クラスで、一騎討ちでは最初の一撃で倒してしまうこともしばしば。まさに鎧袖一触です。統率も高水準かつ張飛のオリジナル戦法「万人敵」が強力なため、軍事コマンドと合戦では大活躍できます。反面、知力と政治はスカスカf^^;。実にわかりやすいのは予想どおりだったけど、せめて知力だけでも鍛えた方がいい?

 

黄巾賊討伐に従事して功績を挙げ、すぐに平原から斉北の太守を任されることに。「猛者」の威名も獲得しました。任務の合間には同僚の簡雍と張挙との交流を深め、二人を「同志」にすることに成功。張挙の娘・梅嬰との結婚イベントも起こりました。おおー、これはなかなか充実しているじゃないか。ところが、黄巾の乱が平定されると、劉焉が益州牧に任命されるイベントが発生、張挙・梅嬰親娘も劉焉について益州に去ってしまいました。梅嬰〜〜!!。残された張飛は、平原太守となった劉備の配下武将としてリスタート。こんなのってある? その後もイベントが立て続けで、何進大将軍の謀殺、董卓の専横、反董卓連合の結成、美女連環の計など史実や演義に沿ってどんどん発生します。発生条件はまだよくわかりませんが、イベントが起こると勢力や所属関係などが強制的に塗り替えられるようです。けっこう長いイベントもあるんで、一度見たものはスキップできるようにしてほしい。

 

劉備は徐州方面で陶謙や孔融と戦い、一時は3都市を領したものの、南から曹操、北から袁紹の大軍に挟み撃ちされ、結局すべてを失って滅亡。まだ戦い方がよくわかってないし、片方だけでも強すぎるよ。この間、張飛は公孫越の娘と2度目の結婚をしますが、劉備軍の滅亡によって関羽とともに袁紹配下となり(劉備は下野)、妻は曹操の配下となってまたも引き裂かれました。むむう(ーー;)、夫婦の絆は弱いのか……。君主プレイならここでゲームオーバーですが、これで終わらないのが武将プレイ。気を取り直して続けます。上党太守を経て勢力の西半分を管轄する都督に任じられました。関羽は袁紹直属の重臣になっているようです。当面、袁紹は曹操(南下して劉表と戦闘中)と事を構えるつもりはなさそう。方針に従い、軍を率いて長安の李傕を滅ぼしました。この勝利で袁紹は帝を保護し、天下に号令する立場を得ました。史実より賢いぞ(爆)。次の攻略目標は西涼の馬騰となり、いまここ。

 

(以下、感想)
ここまでやってきて、「絆」システムはなかなか面白いと思います。絆を結んだ武将は同志にできたり、副将にすると能力がアップしたり、いろんな場面で助けになってくれるようです。ただ、夫婦が簡単に離れるのはどうかと思いますが、3人まで結婚できるらしいのでまあいいか。女性キャラのグラフィックが色っぽいので、結婚しまくりたくなるけど(爆)。合戦で活躍できれば功績もたまるので、通常の任務はほどほどにして、袁紹配下の主立った武将を訪問したり手伝ったりして交誼を深めているところ。張飛の威名が「万夫不当」となり、一騎討ちで勝つことなどで名声が高まるにつれ、「畏敬」など感情が動いた武将が増えて、親密度を高めやすくなっていきます。都督になったので、今後足場を固めて反乱を起こす手もあります。そのためにも「絆」武将を増やしたい。

 

采配戦闘は戦略画面とは別マップとなります。攻め方はある程度覚えてきましたが、守り方がまだよくわからないでいます。単純に兵力差がものをいう場面が多かった「戦国立志伝」と比較すると作戦に幅があり、部隊の士気や率いる武将の能力の要素が大きいようです。弱将相手なら張飛の兵が少なくても逆転が可能。これはいいですね。

 

都市間では馬を駆って移動する演出がいい。小さくてもちゃんと張飛のグラフィックになっているのはポイント高しf^^;。操作的には、ゲームが止まったり落ちたりというような大きなバグはありませんが、不具合と思われるのが「威名」。新たな威名を獲得できますと表示があるのにウィンドウが反応しないときがあります。劉備が滅亡したときも、「万夫不当」の威名が消えてウィンドウが開けなくなっていました。

 

BGMはよい雰囲気。「戦国立志伝」よりも開放感があって好きです。メニュー画面などは9(だけじゃないかも)からの流用もけっこうあります。ちなみに、登場人物はみんなしゃべってくれるんですが、個人的にウケたのが袁紹の決めゼリフで、「この本初に迷いなし!!」。え、そうだったの?

posted by みっち | 23:18 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
ミヒャエル・ハイドン「聖レオポルドのためのミサ曲」

日曜日、妻が所属する女声コーラスの演奏会があり、ミヒャエル・ハイドンの「聖レオポルドのためのミサ曲」にチェロで参加しました。北九響からはヴァイオリン、チェロ、ホルンが各2人、これにオルガンを加えたアンサンブル。楽譜の編成指定ではホルンは任意となっており、録音ではホルン抜きのものもありますが、あった方が楽しいと思います。

 

全体はト長調で、クレドのみト短調。穏やかで短いキリエ、楽しげで活気のあるグローリア、劇的なクレドはいちばん長く、全曲の中心になっています。サンクトゥスはゆっくりした部分とプレストの2部構成、ベネディクトゥスは装飾的な動きが目立つ前半と、サンクトゥスの後半が戻る2部構成になっています。最後のアニュス・デイが充実しているのも特徴で、中盤ではテンポを速めてチェロの8分音符による上昇から下降で大きな山形を描きます。後半、パーチェム(平和)を強調しているのは、当時作曲者がいたザルツブルクをめぐる状況の反映ともいわれます。声楽は合唱だけでなく、ソプラノ、メゾソプラノ、アルトの独唱や二重唱がところどころで入って単調になりません。

 

ヴァイオリンは絶えず細かい音型で動き、3本の弦を同じ指でブリッジするような箇所が連続したりで、とても弾きにくいらしい。「モーツァルトなら指使いがある程度予想がつくのに、弟ハイドンではそういかない。おそらく鍵盤楽器の人でヴァイオリンの経験がないのでは?」と指摘していました。チェロはそこまで難しくありませんが、休みがないのは同じで、ときおり動きががらっと変わる(歌詞内容とリンクしているらしい)、そういうところで流れを確実にものにできるように練習してきました。あと、指揮者の中山先生が振るたびにテンポが違うので、油断できないf^^;。「自発性が勝負」といわれていて、おそらくは指揮と演奏が互いに触発し合うようなセッションを理想としておられるのでしょう。どこまで応えられたか……。

 

せっかくのアンサンブルなのでもう1曲ということで、「アルビノーニのアダージョ」をオルガンと一緒に7人で演奏しました。特殊な編成なのでなにをやろうかと困っていたんですが、吹奏楽用の編曲を流用して使いました。一時はヘンデルの「水上の音楽」という話もあって、一度やってみたところ、忙しいわ難しいわでビビりまくり(爆)。ボツでよかった。

 

合唱といえばピアノ伴奏が一般的で、こんなアンサンブルでやること自体めったにないでしょう。とくにホルンの響きは新鮮だったのでは? ホルンの後ろで歌っていた人は、その音圧に驚かされたようです。オケでもトロンボーンの前はいろいろあるらしいから(爆)。お客さんからもコーラスのメンバーからも大変喜んでもらえたように思います。ぜひまた呼んでください。さあて、これまでサボっていたファリャ「三角帽子」とベトベン「エロイカ」の練習に本腰を入れなければ。

posted by みっち | 19:47 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
スクロヴァチェフスキ没

指揮者の「ミスターS」ことスタニスワフ・スクロヴァチェフスキが亡くなりました。93歳ですから大往生といっていいと思いますが、最近まで聴かせてくれていた演奏は、年齢を感じさせないものでした。

 

この人の演奏に接したのは、ハレ管を指揮したブラームスの交響曲全集(といってもバラ売り)だったと思います。このブラームスは、欲を言えば録音にいまひとつクリアさが欠けていることが不満ですが、みっちの中ではケンペ、ボールトと並ぶ優れた演奏です。交響曲だけでなく、カップリングの「悲劇的序曲」や「大学祝典序曲」などの小曲も非常に素晴らしく、とくに「悲劇的序曲」はマイベスト。

 

ザールブリュッケン放送響とのブルックナーも、新録音でありながら廉価盤だったこともあって、評判になりました。いまではパーテルノストロの激安ボックスがあるので、廉価盤としてのおすすめ度は下がりましたが、ユニークなブルックナーとしての魅力は薄れていないでしょう。例えば第5番フィナーレの終わりのところで通常は聞き取れない木管の和音を浮かび上がらせたり、ぎっちぎちのアンサンブルで鋭く切り込む第9番(ミスターSはこの曲をミネソタ管とも録音していますが、それ以上)など、この人ならではの透徹した解釈が聞き物でした。

 

ハレ管より前のミネソタ管時代の録音を10枚組のボックスセットで持っていますが、音質もよく、壮年期からこの人はすごかったことがよくわかります。当時、国内のメジャーレーベルだけ採り上げて「名盤」とか「巨匠」とか持ち上げていた「レコ芸」批評がいかに当てにならないかを思い知らされた存在でもありました。有名オケを振る機会になかなか恵まれなかったことが惜しまれます。

 

ポーランド出身の指揮者ということでは、パウル・クレツキとの共通点・相違点が興味深いと思います。アンサンブルの精度を厳しく追求する点では二人とも同じで、これはハンガリーなど東欧の指揮者にある程度共通するものなのかもしれません。録音を聴く限り、クレツキの室内楽的ともいえる透明感に対して、ミスターSは「ギスギス」ともいわれるエッジの効いた尖った表現が特徴。また、クレツキがマーラーを得意としており、ステレオ最初期に第1番、第4番、「大地の歌」を録音していたのに対して、ミスターSはマーラーよりもブルックナーに力を入れています。この人がマーラーの大編成を振ったらどうなるのか、すごく興味があっただけに、録音を残してくれなかった(ハレ管との第4番があるらしいが未聴)ことが残念でなりません。シューマンよりもマーラーやってくれ……。などと思わせてくれる人でした。合掌。

posted by みっち | 20:00 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
第26回西南学院OBオーケストラ定期演奏会

・ベルリオーズ:序曲「ローマの謝肉祭」
・プーランク:バレエ組曲「牝鹿」
・サンサーンス:交響曲第3番ハ短調 作品78「オルガン付き」

 

中田延亮指揮、西南学院OBオーケストラ

平成29年2月19日(日)、アクロス福岡・福岡シンフォニーホール

 

このところ、西南オケの演奏会にしょっちゅう行っている気がするんですが、定期演奏会は年1回で、昨年はこれとは別に創立100周年記念でマーラーの「復活」があったから。

 

全曲フランス物のプログラム、ベルリオーズの序曲で華やかに始まりました。弦は、ヴァイオリンのプルトが多く、1stの前列が6。2ndはよく見えませんでしたがそれ以上あったように思います。だからといってモヤモヤすることはなく、厚みのある響きで楽しめました。しかしこの曲、いまでも構造がよくわかってないf^^;。

 

プーランクを生で聴くのは初めてで、楽しみにしていました。きれいなアンサンブルで、とくにトランペットがキレがあってよかったです。ラグ・マズルカとアンダンティーノが少し遅めのテンポで、眠くなりました。ホールの残響が長いのでこのテンポだったかもしれませんが、アンダンティーノはまだしも、ラグ・マズルカはもうちょっとキビキビ進めた方がよかったかも。

 

ホール備え付けのオルガンがないところで「オルガン付き」をどう演奏するのか、答えは、ステージ後方左右に置かれたスピーカーでした。オルガン奏者は金管隊たちと並んで演奏するので、離れたところで弾くよりやりやすかったでしょう。パイプオルガンとは響きが違いますが、音量バランスはよかったと思います。第1楽章前半は弦の刻みが難しそうで、出だし危うい感じがしましたが持ち直しました。管楽器とよくシンクロさせていて聴き応えがありました。第2楽章からは、ティンパニの連打と決めがかっこよかった。チェロは目立つところが少ないですが、もうちょっと主張してくれたらと思いました。配置がステージに向かって右側で、客席に対して横向きになってしまうというマイナスを差し引いても、なんかもうひとつ燃えるものがほしい印象。

 

アンコールは、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」とベルリオーズ「ラコッツィ行進曲」。ラヴェルはホルン独奏がよれよれで残念。ベルリオーズだけでよかったのではf^^;。

posted by みっち | 19:47 | 近況 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジュリーニ/フィルハーモニア管によるファリャ:『恋は魔術師』、『三角帽子』

・ファリャ:バレエ音楽『恋は魔術師』(全13曲)
・ファリャ:バレエ音楽『三角帽子』(第1・第2組曲より)

 

ビクトリア・ロス・アンヘレス(ソプラノ独唱)
カルロ・マリア・ジュリーニ指揮、フィルハーモニア管弦楽団

 

録音:1961/1964年(恋は魔術師)、1957年(三角帽子)
(WARNAR CLASSICS WPCS-50169)

 

北九響の次回定期演奏会の演目『三角帽子』を聴くために購入。ファリャの音盤は全然持っていませんでした。手持ちのスペインものは、アルベニスとグラナドスのピアノ曲がちょっとだけ。

 

ジュリーニとフィルハーモニア管では、ブラームスのLPを持っています。晩年のジュリーニは、きわめて遅いテンポに気品あふれる優雅な演奏を聴かせますが、1960年ごろの彼はそこまで遅くはなく、くっきりした輪郭と気迫に満ちた表現がむしろ推進力を感じさせ、吉田秀和が「ブリオを持った指揮者」と書いていたのをなにかで読んだ記憶があります。後年、シカゴ響を指揮したマーラーをはじめとした一連の「9番」シリーズでは、「シンフォニック」とはまさにこのことかと思わせる壮大かつ緻密な演奏により、一躍日本で巨匠としてもてはやされるようになったのは周知のことでしょう。

 

さて、壮年時代のジュリーニによるファリャですが、やっぱりすごいね、この人。音がぎっしり詰まって鮮烈。『恋は魔術師』は歌入りで、ロス・アンヘレスの歌唱がまた濃い。『三角帽子』は、第1組曲の「ぶどう」あたりがカットされて短くなっていますが、第2組曲は全部あります。終曲のホタでは、かっこいいシーンの連続で、バシッとくる決めがたまりません。フィルハーモニア管は、当時のオーケストラとしてはニュートラルというか、それほど特徴的な音色を持っているとは思えなかったのですが、あらためて聴くと、木管楽器の音色などいまとなってはなかなか聴けない魅力的なものです。それもジュリーニの指揮あってなのかも。

 

録音は『恋は魔術師』の方が年代が新しいのですが、金管の響きなどに経年変化を感じさせるのはむしろこちらで、『三角帽子』は全然問題なし。もしかすると、オケか録音スタッフのコンディションに変化があったのかもしれません。日本語解説付きの廉価盤。

posted by みっち | 14:52 | CD・DVD | comments(2) | trackbacks(0) |
大貫妙子 One Fine Day

1. 船出
2. The Blank Paper
3. One Fine Day With You
4. Hiver
5. Hello, Goodbye
6. Time To Go
7. Deja vu
8. 春の手紙 (2005 version)
9. Voyage
10. A Kiss From The Sun

 

大貫妙子
(UNIVERSAL UPCY-7106)

 

2005年に発売されたアルバムのリマスター版ということで、SHM-CDでの購入。大貫妙子のアルバムを買ったのは、たしか映画『東京日和』のサントラ以来だから、1997年からなんと20年ぶり。そんなに経っていたとは!

 

このごろ聴いてなかったのは、チェロを弾くようになり、クラシックを含めてCD自体を買わなくなったのが理由です。昨年、たまっていた積ん読CDをついに解消したので、ぼちぼちですが解禁しているところ。でも、買っても聴く時間があまりない。

 

みっちの大して豊かとはいえないポップス歴の中で、大貫妙子は最大といってよい存在です。その前の時代がハイ・ファイ・セットでした。1985年、化粧品のテレビコマーシャルで「ベジタブル」を歌っていたころに『CLASSICS』というベストアルバムをレンタルし、「黒のクレール」や「夏に恋する女たち」などを聴いてトリコにされました。この人の旋律はすごい! ふわふわして力んだところが少しもないけど、とても女性らしい歌声から、選び抜かれた言葉が胸にしみ通ってきます。アコースティック楽器や弦楽四重奏とのコラボなど、独自のサウンドを追求する姿勢にも共感します。

 

1曲目の「船出」からして美しい。この1曲だけで、聴き手のブランクを埋めて有り余るものがありますf^^;。録音はセッションなんじゃないかな。キーボード、ベース、ドラム、ギターというバックがまたいい音していますねえ。12年前のアルバムですが、時間の経過はまったく関係ない、いい音楽にいい演奏。ボサノヴァやワルツなど、ヨーロッパ的でソフィスティケートされたメロディーは相変わらず魅力的です。CDの歌詞以外に、本人が1曲ずつに寄せたコメントが読めるのが珍しい。1993年の「春の手紙」をまた歌いたくなったということで、より簡素なアレンジで歌っていて、これがまた素晴らしくて泣けてきます。詩は1曲目のみが糸井重里であとは彼女、曲もひとつだけ千住明の作品があります。テイストが似ているので違和感は小さいですが、これだけ別録りのように聞こえます。サックスがなければちょっと退屈かもf^^;。

 

録音は文句ありません。SHM-CDはこれと宇多田ヒカルの『ファントーム』で2枚になりましたが、解像度が高くクリアな印象。ただ、自宅のサブシステムで再生すると、ベース音がボンつく傾向を感じました。スピーカーがフルレンジだからかな。

posted by みっち | 15:16 | CD・DVD | comments(0) | trackbacks(0) |
このごろのチェロ練習(2017/2)

5月の北九響定期演奏会に向けてさらっているのが、シャブリエの狂詩曲『スペイン』、ファリャの『三角帽子』(第1、第2組曲)、ベトベンのエロイカ。

 

どれもいい曲で、自分で弾くとますますかっこよくて好きになれます。とはいえ、シャブリエとファリャは苦戦中。3拍子や6拍子にときおり2拍子が入り、シンコペーションやリズム分割など、頭では理解しようとしているけど身体が付いていかない。ノリで弾けるようになるまで慣れるしかなさそう。『三角帽子』はCDを持っていないので、どれか買おうかと思っているんですが、組曲版でいいのあるかな。

 

エロイカも歯ごたえあり(すぎf^^;)。第1楽章の長丁場、コーダがまた長くて難しい。葬送行進曲はゆっくりですが、そういうところでとくに音楽性が要求されます。スケルツォやフィナーレは相当速いテンポが予想されるし、楽なところはないなあ。ちなみに、新しいベーレンライター版を使っています。ブライトコップ版は演奏したことがないので比較できませんが、第1楽章コーダのトランペットの扱いなど、どうなるのか楽しみ。

 

もう1曲、2月末に奥方が所属するコーラスがミヒャエル・ハイドンの『聖レオポルトのためのミサ曲』を歌う、その伴奏アンサンブルをやってほしいと北九響に依頼があり、みっちも参加することになりました。こちらはヴァイオリン、チェロ、ホルン各2という小編成で、オルガンも加わります。ミヒャエルは有名なヨーゼフの弟で、コンパクトでなかなかいいミサ曲です。ヴァイオリンがけっこう嫌らしいと奏者が嘆いています。チェロはそれほどでもないのですが、ところどころに厄介な箇所があり、なかなか上手く弾けない。こちらの方が本番が早いので、がんばって仕上げないと。

 

1月の中ごろから左肩に痛みが出て、気になっています。腕を後ろに回すと痛くて背中を触れない。整骨院で診てもらったところ、筋肉痛だといわれたんですが、なかなか治りません。チェロの練習には支障がないのですが、痛い範囲が少しずつ広がってきているような気がして、この先大丈夫なのか不安です。

posted by みっち | 22:33 | cello | comments(2) | trackbacks(0) |
鬼滅の刃

少年ジャンプに連載中のマンガが面白い。ジャンプは20歳代のころから断続的に読み続けていますが、現在きちんと追っているのは『銀魂』と『鬼滅の刃』、この二つだけです。

 

物語の舞台は大正時代。炭売りの炭治郎は家族を鬼に殺され、妹の禰豆子も鬼の血が入り込んで鬼になってしまう。炭治郎は禰豆子を人間に戻す手段を探るため、厳しい修行に耐えて鬼殺隊に入隊し、異形の鬼たちを追う、というストーリー。ここでいう鬼とは、ゾンビと吸血鬼を合わせたような存在で、人を襲って食うことで強くなり、太陽の光が弱点という特徴があります。

 

作者は吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)。登場人物の名前がユニークなのも特徴で、主人公が竈門炭治郎(かまど たんじろう)、その妹が禰豆子(ねずこ)。炭治郎の仲間の隊員が我妻善逸(あがつま ぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびら いのすけ)。最近登場してきた鬼殺隊の「柱」の面々が、冨岡義勇、胡蝶しのぶ、煉獄杏寿郎、宇随天元、悲鳴嶼行冥、時透無一郎、伊黒小芭内、不死川実弥、甘露寺蜜璃。字面を見ているだけでクラクラしてきます。このネーミングセンスはどこから来ているんでしょうか。山田風太郎の「忍法帖」ものをちょっと思い出させるところがあります。インパクトでは、荒木飛呂彦が「ジョジョ」シリーズの前に掲載した『バオー来訪者』のときのものに近い。バオー・メルテッディン・フェノメノン!!

 

ウィキペディアには作者は女性だと書いてありますが、そういわれると、そうかもしれない。時代背景からか、和洋折衷の大正ロマン的なファッションセンスが感じられます。鬼殺隊員は詰め襟の制服に羽織という出で立ちで、日光の効力を蓄えた日輪刀を携えているのですが、市松模様をはじめ日本に古くからある柄が羽織に使われていて、これがトレードマークのような働きをしています。

 

絵は独特のタッチで、ヘタという声もあるようですが、そうは思いません。むしろ作者ならではの絵柄を確立している点を高く評価すべきでしょう。題材的におどろおどろしい絵になりやすいですが、暗くて怖い場面だけでなく、緊張が緩んだときのユーモラスな描写にも味があります。ときどき引いたアングルで、人物を小さく描いたときの表情もかわいい。

 

連載開始当初は、その独特な世界がすぐに受け容れられず、打ち切り候補などと噂されていたようですが、ここにきて人気が上昇してきているようです。鬼殺隊の9人の「柱」や御館様が登場してにぎやかになってきました。今後ますます目が離せない。

posted by みっち | 22:26 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |
最近のウィキペディアを勝手に判定(2017.1)

3ヶ月ぶり。例によって三題挙げてみます。

 

・[[Wikipedia:井戸端#下書きパクリの防止について]]

利用者のサブページに記事の下書きを載せていたら、それを別の利用者が記事にしてしまったという。前にも問題になりましたが、そのときは下書きした利用者が活動停止状態で、そのまま埋もれさせるのはもったいないという善意からのものでした。今回はどうやらそうではなく、文字通りのパクリ。

 

ライセンス上は転載自由なので、執筆者の許可が必要なライセンスに変えるといった対応案は、ウィキペディアそのものの存立に関わる話になりそう。したがって、利用者マナーの問題として禁止条項を加えるという流れになっているようです。とはいえ、ルールで禁じたところで、行為そのものは防げないのは「荒らし」と同様です。パクった利用者をブロックしても、アカウントを乗り換えられたりすれば、パクりそのものは防げません。「荒らし」と違うのは記事そのものの対処で、荒らされた記事は無論リバートですが、パクリ記事は見せしめとして削除なのか、それとも記事そのものは削除理由に当たらないとして活かすのかで意見が分かれそう。削除しないのが正論のような気もしますが、一方で下書きした立場に立てば、履歴や初版に自分のアカウントが残らず、それまでの注力が報われない形になってやるせない。

 

結論的には、各利用者が自衛手段として、下書きページにはパクられても大丈夫なことしか載せない、ということに尽きるように思います。サブページの案内にその種の注意書きを明示する程度かな。「パクリ禁止」ルールなどを加えるのは大げさすぎるし、実効性に乏しい。どうも、ウィキペディアのルールの隙間狙いというか、その対処をめぐって利用者たちが騒ぎ出す様子を面白がって、あえてこういうことをしでかす愉快犯がいるんじゃなかろうかという気がするんですよね。

 

・[[Wikipedia‐ノート:検証可能性#出典不明示部分を誰でも除去できる点について(補足説明追加の提案)]]

記述が事実である可能性が高かろうがなんであろうが、出典が示されていなければ除去する利用者がいることに対して、検証可能性方針でもう少し補足説明を加えてはどうかという提案。

 

これ、以前から個人的にウィキペディア最大の問題だと思っています。ウィキペディアには、自分では記事を書かずに、人の書いたものを消して回る輩がいます。彼らの最大のよりどころ、決めゼリフがこの方針に書かれている以下の二つの文です。

 

・「出典が明示されていない編集は、誰でも取り除くことができます(出典のない記述は除去されても文句は言えません)。」
・「出典を示す義務を負うのは、書き加えようとする側であり、除去を求める側ではありません。」

 

昨年無期限ブロックされたHOPE氏がその典型で、これを金科玉条にして記述を消しまくっていました。で、この部分をいじろうとすると、必ず反論する人がいて、これまた自分ではまったく記事を書かない人。おそらく、この人たちにとって「出典明示」こそがすべてで、記事の内容とか体裁とかはどうでもいいんでしょう。本末転倒とはこのことだと思うんですが、以前からこういう出典原理主義者たちがウィキペディアの多数派みたいになっていて(実際は違うと思うけど、議論で声を上げるのはこういう連中ばかり。記事を書いている人は基本オフライン作業だから、ウィキペディアに張り付いてない)、息苦しいことこの上ない。その挙げ句、記事を書ける人や貢献できる人に因縁を付けて追い出すような事態にまでなったのを見て、愛想が尽きたみっちは足を洗いました。というわけで、期待はしていませんが、注目はしておこう。

 

・[[Wikipedia:投稿ブロック依頼/ikedat76 20161215]]

もはや旧聞に属しますが、秀逸記事の実績もある利用者、ikedat76さんが無期限ブロックとなりました。ブロック賛成が40票、反対が14票。長いので数え間違っているかもしれませんが、だいたい3対1の割合で賛成が多かった。

 

個人的には、無期限ブロックの必要はなかったと思います。直接の誘因となった有足魚さんに対する揶揄はとても褒められたものではありませんが、暴言のたぐいとしてせいぜい1ヶ月以内のブロックでしょう。もし、ikedat76さんが今後他の利用者のアカウント名をいじったりしないと約束するなら、賛成票がかなり減ったんじゃないかという印象もありますが、そうはなりませんでした。

 

ikedat76さんのコメントが辛辣であることはそのとおりですが、いっている内容自体にはほとんど問題がなかったと思います。むしろ、正鵠を射たものが多く、みっちは大いに参考にさせてもらっていました。ただ、あまりに鋭く端的なので、言われた方が傷つくということはあったでしょう。加えて、しばしば揶揄調になっていました。その矛先が、「おまえがいうな」的な相手に向けられたものである限りは、それほど問題視はされなかったのですが、ときたま「ケンカする相手が違うのでは?」と思うことがありました。有足魚さんがそうだし、もうちょっと前では、頭痛さんがそうでした。率直に言って、頭痛さんを排除したのは、ikedat76さんの誤りだったと思います。お二人は記事に対して求めるものが高く、厳しい姿勢で共通しており、いわば「同じ陣営」に属していたからです。この件だけの話ではないけれど、記事書きが記事書きを追い出すようなことをやってはいけない。しかしこのとき、ikedat76さんは記事を書かない連中と手を組んで、今度は自分が標的にされてしまった。

 

無期限ブロックとなったことで、おそらくikedat76さんはもう戻ってこないと思います。ウィキペディアはまた貴重な人材を失いました。賛成者はそれを覚悟の上で表明したんですよね。

posted by みっち | 11:20 | Wikipedia | comments(2) | trackbacks(0) |
メタルマックス2:リローデッド

2011年に発売されたDS用ソフト。MM2Rと略すらしい。「メタルマックス2」にはスーパーファミコン用のオリジナル、ゲームボーイアドバンス用の「2改」があり、さらに「メタルマックス3」のシステムを応用したリメイク版がこのリローデッド。というわけで、2だけど3よりも新しいソフトです。

 

近未来の荒廃した世界で戦車やバイクに乗って移動し戦うという内容は、ヘビメタ調のBGMともあいまって、RPGにありがちな「剣と魔法」ものとは一線を画しています。戦闘自体はスピードがあってあっさり片が付くことが多く、各種砲弾やビームが飛び交い、炸裂する様は爽快感があります。遊んでいて、「チヨノフ」や「ウォズニアック」などの名前に既視感があったのですが、どうやら「メタルマックス」第1作をみっちはファミコンで遊んでいたらしい。あんまり昔のことで忘れていましたが、徹甲弾がなかなか効果的だったような記憶があります。もちろん当時よりいろんな面で拡張されており、やり込み要素も満載になっています。☆3バイオエンジンがほしくてベヒムース狩りをやってしまい、なんとか1個ゲットv(^^)。

 

シナリオは自由度が高い。クエストは充実していますが、なにをやるかの順番はそれほど決まっていません。うまくいけば優秀な装備をそろえて楽に進められることもあるし、いきなり強敵に遭遇して全滅ということもあります。とはいえ、全滅しても復活はタダだし、戦車の回収にちょっぴりお金がかかるくらいで、冒険のリスクは軽い。ゲームを進めるうちにクルマも装備もどんどん種類が増えていき、そのどれを使うか、どう改造していくか悩むのも楽しい。

 

一度クリアして2周目に入ったんですが、これはまた違った遊び方になりますね。1周目で遊んだキャラ、獲得したアイテム類やお金がそのまま引き継げるので、難易度をハードに上げてみても、前半は楽勝。クルマの入手順が一部変わっており、1周目では装甲車が埋もれていた砂漠からマンムートが出てきました。マンムートは1周目では入手のタイミングが遅く、ほとんど活躍させられなかったので、今回はメインで使ってみたい。サクサクすすめつつ、お目当ての装備のレア度を吟味し、究極のクルマを目指して旅する感じになります。これがまた楽しい!

 

また、このゲームでは、ラスボスを倒す以外に結婚エンディングが用意されており、相手候補が3人います。マリリンとは無理らしいf^^;。それぞれ背景があって迷うところですが、イリットやセシルとの会話は印象に残ります。健気で切ない。これを味わうためにだけでもプレイする価値があるかも。

posted by みっち | 23:34 | お気楽妄想系 | comments(0) | trackbacks(0) |